キウェテル・イジョフォー初監督作。
自転車のライトが点灯する原理を基に、独学で風力発電を作り上げた少年の実話。
20年前のマラウイって、こんな悲惨だったのか……。
国民が苦しんでいるのに、ほとんど何もしないに等しい政府。そんな政府を批判した族長をリンチする大統領の側近。ヤバいってもんじゃないぞこれは。
明日どころか、今日食べるものにすらありつけるかわからない日常と、自転車一台でも貴重な暮らし。対して日本は、多くの食品ロス問題、数えきれない放置自転車問題を抱えている国として恥を知るべきだな。
今回の名言「飢えたら私の腕を切って食べさせる お前は私の子だから」