ジプシーたちは、いつも歌っている。スヴェトラーナ・トマ演じるジプシー娘が明るく個性的で印象に残る。映像と唄が融合した幸福感。しかし彼らの死が悲しみに転落させる。ソ連らしからぬミュージカル的な美しい作…
>>続きを読むソ連製西部劇それもアルドリッチ『アパッチ』みたいにマイノリティを主人公に据えた変わり種。馬で荒野を豪快に疾走し、感情を歌と踊りで高らかに表現するラディカルさは、クストリッツァ作品のジプシー像とは異な…
>>続きを読む久しぶりに見る懐かしい作品。
ソ連解体前のモルダビアの映画人による作品という情報のみで、併映はグルジア映画「ピロスマニ」だった。
モルダビアやロマの民族音楽をベースにしたのであろう。音楽は最高。同時…
狐の皮を被って馬を盗むとか誘惑ブルブルダンスとかロマの生活の知恵が垣間見えるのが良かった。
それだけに最後不思議な感じで終わって欲しくなかった気もするが。
迫害されっぷりもリアル。
ダブルネックギタ…
よく耳にしていたタイトルで、3~40年は経つのだろうが、未だ目にしていなかった。仕事前の空き時間が出来たので、候補2つからこっちを選ぶ。旧ソ連の東欧寄りの地域の、ジプシーを扱い、『歌劇·カルメ…
>>続きを読む音楽が流れ続け、異常なほどのパッションが常に場を支配している。ジプシーたちの歌い踊る姿。馬車に乗って街を走るジプシーの女たち。川に転げ落ちる恋人たち。濡れた服を脱いで地面に服を広げる。ものすごい祝祭…
>>続きを読む『女に不自由しないはずの男が絶世の美女に熱をあげ、愛に殉ずるように自滅していく』という類いの話が好きなので点数は甘めにつけています。そしてその美女のレベルが高ければ高いほど甘くなるので悪しからず。
…
エミーリ・ロチャヌー監督作品。
軍馬を盗む腕前で名を馳せるゾバールは、怪我をした彼を助けてくれた謎の美女に再会し・・・という話。
ジプシーの世界の話。男達が髭もじゃで、馬で駆けていくので、マカロニ…