【死を考える①】
※ ヨルゴス・ランティモス特集①
「アルプス」を先に観ていたからなのか、死を演じるとは想像の範囲でしかなく、それを少しでもリアルに近づけようとすると、死をギリギリのところまで追体験するといった(ある意味)狂気を孕んでいくということなのだろうかと思った。
ヨルゴス・ランティモスは人生は演じることと同義と言っていたらしいが、その究極のところを目指すのはどういうことかと考えたのだろうか。
ギリシャは、キリスト教のひとつギリシャ正教の国だが、もともとはギリシャ神話からわかる通り、多神教の国だ。
おそらく死に対する考え方や理解も他の国とは異なるのかもしれないと思ったりした。