高校生のミカコの家にホームステイにやってきたカナダ人のアレックス。
バイリンガルなカレンは二人の通訳をたのまれるが…という短編作品。
せっかく海外の人と接する機会ができたのに、英語が喋れないせいで上手くコミュニケーションがとれず残念だった事が何度かあります。
もし言葉が通じていたらきっと楽しい時間が過ごせていたのだろうし、もしかしたら親友にだってなっていたかもしれません。
言葉が喋れないばっかりに仲良くなれないのはとても悲しい。
だけどもっと悲しいのは、言葉は通じるのに気持ちが通じない事。
言葉に気持ちを託して、少しでも相手に伝わればって願いながら、人は言葉を紡ぎ続けるのだと思います。