もぐもぐする有村架純が何度も見れるの最高。
公開当時、今の彼女と3年が経とうとしていたタイミングで一緒に観に行ってブッ刺さって大号泣だったんだけど、7年が経とうとしている今、3、4回目の鑑賞、就活を控えた僕にはかなり苦しい内容だったし、こんなにサブカルに溢れた作品だったんだなと再認識した。そこがどこかむず痒いところでもありながら好きなところ。
観る時期でこんなにも印象が変わるんだなと。
現状維持を望む麦は、耐えることや諦めることに慣れてしまい、苦しいを無理やり肯定できるようになったことで、自分ばかりが…と小さなことでイライラしてしまう。
心の余裕と、いつまでも忘れてはいけない相手への思いやりの大切さが身に染みる。
2人での生活に慣れてくると、なんとなく自分の気持ちを共有できてる、分かってもらえてるような気になってしまって、1人の他人であることを忘れてしまう。それも無意識だから怖い。
キラキラした時期を思い出して、もう戻ることの出来ないところまで来ていること、2人の愛が確かだったことが強調される終盤良すぎる。
多分、自分に置き換えて考えてしまう小さな共通点をこの作品の2人に観てしまっているので、ifの世界の自分として自然と考えてしまってる。そうなってくるとこの映画は沼。
何はともあれ、映画史上最低最悪なプロポーズが観れる映画なのでおすすめです。
2025
17