トークで監督の恩師である方が、この映画の個性について簡潔に語っていました。「震災の映画なのに、怒りと悲しみをほとんど描いていない」と。
それに対して監督は、被災地に「遅れてきた」者として、同じよう…
老若男女あらゆる人々が生命を謳歌している。俯いてる人など誰も居ない。
それでも今は難しい時期なんだろうけど確実に色々なものが次の世代へと受け継がれようとしている。その全てが貴重で、美しく、何だか羨ま…
「本当の復興とは何か?」という大人でもわからない、大きくてむずかしい問いに真摯に向き合う演劇部の高校生たち。
2017年3月、四倉の仮設住宅の住民の移動が終わり完全封鎖される頃の広野町の人々の暮らし…
緊急避難が解除されて住民が戻りつつある広野町を中心としたドキュメンタリー。
ふたば未来学園高校の演劇部が作り上げている震災と復興をテーマにした演劇において、彼彼女らがもどかしさを抱えながら葛藤し、も…
人々の人生を、ある点から点の期間を切り取って抜き出しつつ、被写体と監督が適切な距離感を保つことで人が人らしく描かれ、いつの間にか登場人物に愛着を抱くようになる映画。
人の営みは、分かりやすいものでも…
僕らは「答えがない」ことに耐えられず単純でわかりやすいメディアの言葉にすがりつく。
やがて世界はその言葉によって閉じられ、閉じた世界は忘れさられ、新たに耳ざわりの良い言葉を持ち出しては、また世界を閉…
JyaJya Films