ワールド・イズ・ユアーズ 2018年作品
Le monde est à toi/The World Is Yours
5/10
ロマン・ガヴラス監督脚本
カリム・ルクルー イザベル・アジャーニ ヴァンサン・カッセル
ウラヤ・アマムラ フランソワ・ダミアン
サム・スプルエル
2020年にKino Cinemaで公開されたキノフィルムズが買い付けて
死蔵されていたような作品をkino festivalで在庫一掃したらしいのだけれど
その中の一本。
ケチなドラッグ取引で小銭を貯めて、まともな仕事に転身しようとしていた
男(ルクルー)。母親(アジャーニ)がギャンブルでつかい込んでしまい、
一発逆転のためスペインのディーラー(スプルエル)からの大きなドラッグ
取引に関わる。そこに母親と出所した義父(カッセル)も巻き込んでいく。
コスタ=ガヴラスの息子が監督なのだけれど、息子というだけで、
本作はぱっとしない。
アジャーニ(若作りが役のためとはいえ痛々しい)が母、カッセルが
義父でまともに育つのは難しそう。
自分はスプルエル出演作品ということで観てみたが、作品が悪すぎた。
銃を向けられても動じない筋金入りの犯罪者はスプルエルに似合いすぎ。