ヨーテボリ映画祭にて。
山奥でまるで隠居するように暮らす孤独な老人、森林開発の脅威に抗いながらもなんとか生活。そこへ息子を名乗る男がやってくる。
最初は詐欺にでも遭うんじゃないかと思った😅
長い年月疎遠だった父と息子の確執、そこでもがいている二人と村人たち、そして「共通の敵」にもなり得る入植者(森林開発者)。
森を破壊するブルドーザーやその他機材は森を生活拠点とする彼らには脅威に見えるのだけど、ある瞬間にそれが味方にも変わる。
あの場面は一瞬ヒヤッとした。
西部劇のような関係性を下地に敷きつつ、ぶつかりあった親子が和解へと向かう変遷を描いたように見えたかなぁ。