「ジョン・ウィック コンシクエンス」UC豊洲で公開2日目に鑑賞。
キアヌ・リーブス演じる裏社会最強の殺し屋、ジョン・ウィックの終わりなき戦いを描くバイオレンスアクションシリーズ第4弾。変な映画なのにエンタメ感満載で大変面白かった!
冒頭のマッチの火を吹き消し、夕陽の地平線の向こう側から馬に乗って走ってくる男たち…。名作「アラビアのロレンス」の正直過ぎるオマージュシーンから胸を掴まれた!
特筆すべきは、ドニー・イェン、真田広之、スコット・アドキンス、リナ・サワヤマ、ローレンス・フィッシュバーン、ビル・スカルスガルド…って非常に濃ゆくてクセの強いキャスト(スタントパフォーマーとして川本耕史、伊澤彩織も参加)
チャド・スタエルスキ監督が創り出す、アクションシーンでの赤色、緑色のライティングが印象的。各ショットの構図が美しく目が釘付けになるシーンもあった。リアリティーのあるソード&ガンアクションなのに、街の風景・ネオンは虚飾の映像美の極みであり、全てニセモノ感に溢れてて、安心して楽しめた。(ニセモノ感がないと怖くて観れないかも)
真田広之とドニー・イェンの対決シーン、緊張感の高いアクションは本当に素晴らしく、キレのある2人の立ち振る舞いは本作の白眉かも知れない。
終盤のパリ市内、サクレ・クール寺院に向かう途中での222段の階段落ちアクションの派手さに驚くとともに、寺院前でのドニー・イェンとの激しい血闘、緊張感の高さ、頂上決戦の結果の行末と2人の運命の着地点は本シリーズのピークであり、静かに興奮して楽しめた。
エンドロール後、新たな続編やスピンオフを感じさせるあのシーンは見逃さないよう注意しましょう。
#ジョンウィックコンセクエンス
#JohnWick4