おもしろかった。
チョ・ウジン主演の『ハード・ヒット 発信制限』のエンドロール後に出てきた本作をそのまま観た。
韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師』のDVDを買ったので、それを今、再鑑賞しているのだけど、そういえば、本作の主演ソ・イングクくんとウジンはそれで共演してるんだった♡
さて本作。
パイプラインとは、石油を送油するために地中に張られた管のこと。
そのパイプラインの途中に穴を開けて、石油を盗み取るのだ。そんな商売…いや犯罪があるんだね。驚きですね。すごい発想ですよね。
まさに“盗油”である。
そんな盗油業界の腕利き、ピンドリ(ソ・イングク)は、その腕を買われて大企業の御曹司ゴヌに仕事を依頼される。だだっ広い土地にそびえ立つ石油タンク数本分を盗むための穴を開けてくれいッ!と。
このゴヌってやつがキモい。
御曹司ってだけで、周りに威張り散らしている無能なぼんくらである。
そんなゴヌの無茶な要求を莫大な報酬と引き換えにのんだピンドリは、仕事を完遂すべくチームを結成!
果たして彼らの仕事は
成功するのか⁈
迫るタイムリミット、思わぬ誤算、計画変更、裏切り、追ってくる警察、仲間割れ…ピンチとチャンスが交互にやってくる。いや…ほとんどピンチだ。
即席の盗油チーム。
やってることは犯罪なんだけど、成功してくれ〜!といつの間にか応援しちゃってるのである。
あの綺麗で可愛いソ・イングクが…
汗でドロドロやし、油まみれやし、うっすら青ヒゲ見えてるし、傷だらけだし、目ェひん剥くし、汚い言葉使いまくるし…と、いつもと違う表情を見せてくれました。
しかしあのチーム、大丈夫かいな…ってくらいまとまりがなかったけど、後半の巻き返しはすごかったし、紅一点の女の子の活躍も気持ち良かった!
思った以上に楽しめた作品でした。