「ベイビーわるきゅーれ」の阪元裕吾監督の作品。
殺伐としたバイオレンス描写と徹底的に計算された殺陣。格闘技経験者をキャスティングした迫力ある演出がやはり彼の魅力。
「ベイビーわるきゅーれ」の主役コンビの元ネタとなる、二人のキャラクターがそのまま女子高生の殺し屋として出てくる。
このふたり組、ちさとまひろと違ってあっけなくやられちゃうけど。
この作品の公開の半年ほど後に「べいびーわるきゅーれ」が公開されていることになるので、ほぼ同時期というか連続して撮影されていたのではなかろうか。
やはり高石さんはともかく伊澤さんは女子高生役はこの時期からすでに辛いところは確かにあるものの、やはり金髪ボブ可愛いし、もそもそとした台詞とキレのあるアクションで良い感じ。
CAR、Center Axis Relock(センター・アクシズ・リロック)での構えも既に堂に入っていた。
意外なほど福士誠治が俳優として初の映画の、しかも主演で、割といい演技と殺陣を見せていた。