児童小説『チョコレート工場の秘密』のオリジナル前日譚。夢と才能に溢れた若きチョコレート職人ウィリー・ウォンカのお店開業秘話やウンパ・ルンパとの出会いをポール・キング監督×ティモシー・シャラメのタッグで実写映画化。キラキラに美しくて楽しいファミリー向けなミュージカルという仕上がり😆🍫（140文字）
＊＊＊＊以下ネタバレあり＆乱雑文＊＊＊＊
◆あらすじ◆
ある冬の日。世界一のチョコレート店を開くという夢を叶えるため、グルメで有名な町ガレリアにやってきた青年ウィリー・ウォンカ。町に到着するや否や一文無しになってしまったウォンカは、ミセス・スクラビットの宿を紹介されて「出世払い」を条件に宿泊する。次の日、魔術師で発明家・そしてチョコレート職人としての腕も確かであるウォンカの〈不思議な材料で作った世にも珍しいチョコレート〉はあっと言う間に注目を浴びるが、街の権力者であるチョコレート業者組合3人に目を付けられ、彼らに要請された警察から商売を妨害されてしまう。さらに不運なことにミセス・スクラビットは悪徳な宿であり、ウォンカは大量の借金を作って〈宿の洗濯係〉としてただ働きをする身に…。しかしウォンカは同じように騙し討ちで集められた他の従業員たちの協力をえて、宿を抜け出しながらひっそりと商売を続けていくが…。
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ロアルド・ダール原作の児童小説『チョコレート工場の秘密』の前日談を描くオリジナルストーリーです。夢に希望・そして才能に溢れた若きチョコレート職人ウィリー・ウォンカがお店を開業するまでの経緯や、ウォンカの相棒として印象的なキャラクター、ウンパ・ルンパとの出会いについてポール・キング監督×ティモシー・シャラメのタッグで実写化。ジャケットの印象を裏切らず、キラキラに美しくて楽しいファミリー向けのファンタジーミュージカル映画という仕上がり！
ティモシー・シャラメの端正なビジュアルに加えて、本作のウォンカは明るくて気さく、社交性もあって親切。世界を旅しながら想像力を育み、意表をつくような珍しい材料を集め、自分の優れた技術で不思議で楽しいチョコレートを次々と作りだし、ちょっとした魔法のような演出も上乗せして人々にサプライズを与えます。魔法は恐らく科学や発明による演出という設定なのでしょうが、元々の材料からしてもファンタジー感は強め。弱点というと機転が利くものの「字が読めない」ため、文章で攻められる罠については安易に騙されてしまうこと。正しく才色兼備だけど、まだまだ伸びしろのあるエンターテイナー！
そんなウォンカが大好きだった亡き母親への想いを胸に、自分の夢を叶えるためチョコレートで有名なグルメ・ガレリアにやってきます。しかし実はグルメ・ガレリアは権力者の結託による〈不正〉に支配された街でした。目立つ新参者であるウォンカはそこで大きなトラブルに巻き込まれてしまいますが、仲間たちと共に街を牛耳るヴィランに挑んでいきます。若者が困難に立ち向かいながら夢を見事に叶えていくハッピー＆ハッピーなストーリーです🤗
〈『チョコレート工場の秘密』の映画化〉というと私はティム・バートン×ジョニー・デップのタッグ作品が馴染み深いですがそちらとは全く関係がなさそうです。ウォンカのキャラクター性からみても、全く違う世界線のウォンカさんという感じ。今作では嫌な性格のヴィランが複数人出てきますが彼らにもコミカルさがあり、全体的にダークさ・毒っ気が控えめで、その分華やかさやオシャレさが多めという感じ。
なんだろう…シャラララン✨✨って感じです（？）
目の保養となるようなキラめくポップコーンムービーで、これはこれで楽しめました。ミュージカルの楽曲は、圧倒的な惹きや音楽の力強さを感じるような〈特出した１曲〉は無かったかなぁ～という印象。それでも全体的に明るくて楽しい雰囲気だったので、世界観をしっかり作り上げているという意味では良かったな、と思いました。
1つだけ嫌だったところを挙げるならば、あの〈チョコレートの噴水〉の出所って“彼ら”がしばし沈んでいたタンクということで合っています？それって汚くないですが…？チョコレートドリンクとしてみんなキャッキャ飲んでいましたけど…。それとも私の勘違いで違うところに貯水（貯チョコレート？）していた新しいチョコ？それなら大丈夫なのですけど…😅
✨🍫🐝「チョコレートが食べたくなるような作品！ジョニー・デップウォンカがスパイシー味が隠されたビターなチョコレートならば、ティモシー・シャラメウォンカはマショマロもトロトロにとけた甘―いホットチョコレートという感じ。
デップウォンカも妖しくてファニーでとても魅力的なのですが、現実問題でどちらが接客しているチョコレート店に行きたいか、と問われたらシャラメウォンカのチョコレート店（工場）に行きたいですね。チョコレート紹介して欲しい～✨あとなんとなくですが比較的、安全そうではある🤣（でもその安全性は確実ではない😂）（あと、デップウォンカは接客業なんてしてないだろうけど🤣）」
