カトリーヌ・ドヌーヴがとにかく美しい。可愛いより綺麗派なので、彼女を見ているだけでも満足。(今は貫禄ある感じの方だけどw)そして、サンローラン好きにはたまらない衣装。素敵だった。古臭くならないってすごいし、カトリーヌに似合うんだこれが。カラーだからトータルコーデをしっかり楽しめた。
主演2人がなかなかお似合いだなと思った。映像もこの時代の美しさがあった。世界地図を入れ込むのも、昔の作品っぽいなって思ったけどどうだろう。あとラブシーンとか、少しずつ明るくなったり、フェードアウトしたりするその映し方が好き。
話の展開は読めるけど楽しめた。この状況でまだ相手をそばに置いておくかってつっこみもあるだろうけど、愛と金は人を狂わす、そして男は絶世の美女には弱いということで。笑 でも終始、この女はただでは絶対終わらせないぞ、大人しくはしてないぞという予感がつきまとう。白雪姫のくだりが気にいったけど、それがあるからよけいにね。
企画上映のため、映画館で鑑賞できてラッキーだった。昔を懐かしんで観に来るシニア達に囲まれて観ると、なんだか不思議な感じ。