サンダンス映画祭にて。
なかなか面白かった。映画の検閲官とホラー映画、仕事上の問題とプライベートの問題、現実と虚構。
イニッドの仕事に彼女のトラウマが紛れ込み、しまいには過去の真実追及に向かっちゃう。
どうなるんだこれ?と思ったところにあのラスト。
主人公のイニッドはホラー映画の検閲をしていると見覚えのある光景が。
一方、プライベートでは幼い頃妹が行方不明になったまま、最近になって両親が妹の死を認める決意をしたところだった。
さらに検閲をパスした残虐なホラー映画の影響で殺人事件が起きたと世間は大騒ぎ。
80年代サッチャー在任期のロンドンが舞台。おそらく犯罪や暴動が多かった時代。
どの要素も一本の映画になりそうなエピソードだけど、これが全部絡んでくる。
エンディングはもしかしたらそうなるだろうなとは思っていたが、それも込みでまあ面白かったので良い。