snatch

ヘカテ デジタルリマスター版のsnatchのレビュー・感想・評価

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一場面一場面、影と光り 深碧の緑 蒼い天色 装飾模様 さし色 …つやにあでやか。停止して愛でていた🤩チュニジアかモロッコだろうか、アフリカのイスラム文化の積み重なるこの曲がりくねる混在のアラブ世界🤩
白人は永遠に支配者ではあるが永遠によそ者

そして、あそこの場面ですね。これが監督ベルトルッチだと男側からだけれど、この絵面はかなり同等なのでは、男から見ても女から見ても。撮影現場は男だらけだったと思うが。
そして、男が達する前に突然、街中の白人がいるカフェのインサート、何故だろう
他の交わった後の明け方にも、イスラム教の祈りの声や祈りのカットを入れる
白人が嗾けても嗾けても、この世界では身体の中までは侵せない…そんな風にも思えてきた

彼女は何者?彼女は人間っぽくない
悪女と言うより人にあらず。感情は一切持たぬ
子どもも大人も何もかも喰っていた
彼女は何者でもない。わかったー!自分だ私自身だ。自分と彼女が交差する、彼女の中に自分を見る瞬間があるのかも…そんな風にも思えてきた
ラスト、ふたつの貌は老いている
以上、まだまだ謎の作品なので凄い独りよがりの感想なので無得点でお願いします
追想するような音楽についての考察は難しいです

ハンサムで背の高い外交官が若かりし頃の異郷での思い出を振り返っているが、2024年の今、これは通報事案だらけのオンパレード!
しかし、これは1982年発表で、現実こんなんだったかも。なんとも正直な作品でもあります
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