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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)のDのレビュー・感想・評価

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時は60年代。ベトナム戦争、相次ぐ要人の暗殺、月面着陸など激動の時代の最中で、冷戦下でもあり、黒人差別の色濃く、重く息苦しい鬱憤を晴らすための何か特別なイベントが社会的な必然性から求められた。

ウッド・ストック・フェスの裏で開催されたその祭典、黒いウッドストックとも呼ばれる、ハーレム・カルチュラル・フェスが30万人以上を集めてニューヨークはハーレムで開かれた。

音楽のパワーにより、寛容な社会を目指すという平和的なメッセージを込められ、モータウンをはじめ、ブルース、ゴスペル、ソウル、ジャズなどのブラックミュージック一流どころを集結させた。

その参加メンバーは、スティーヴィー・ワンダー、フィフス・ディメンション、ニーナ・シモン、スライ&ザファミリーストーン、B.B.キングなど非常に豪華。

しかし、その時の様子を収めた映像は50年くらい眠っていたままだったものを、アミール・クエストラブ・トンプソンが監督し、陽の目をみることとなった。

アカデミー長編ドキュメンタリー賞。

【黒人音楽映画】おすすめブラックミュージックムービー最低限みておくべき10作品
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