パケ猫パケたん

シークレット・ディフェンスのパケ猫パケたんのレビュー・感想・評価

3.0

『シークレット・ディフェンス』(1998)
🇫🇷フランス 173分
  (本邦初公開)

●スタッフ

監督・脚本
ジャック・リヴェット

脚本
パスカル・ポニゼール
エマニュエル・クオー

撮影
ウィリアム・リュプチャンスキー

編集
ニコール・ルプシャンスキー

【オリジナル脚本作品】


●キャスト

サンドリーヌ・ボネール

イエジー・ラジヴィオヴィッチ

グレゴワール・コラン

フランソワーズ・ファビアン


●レビュー

🇫🇷フランス、ヌーヴェル・ヴァーグ派、屈指の映像の魔術師、ジャック・リヴェット監督作品

オイラ🐱、ジャック・リヴェットは、好きな監督さんで、『修道女』(1966)、『デュエル』(1976)、『北の橋』(1981)と最近レビューしています

特に『デュエル』(1976)、パリの街を迷宮の如く蠱惑的に撮られていて、また、ジュリエット・ベルトと、ビュル・オジェの二人のアラフォー美魔女が、魔女の役柄で魔法対決する、夢のような設定だったので、正にオイラ好み😻😻な
夢💤🎠💤のような映画📽️でしたが

さて、今回の映画📽️
『シークレット・ディフェンス』(1998)
その映画魔術や如何に❓

結論から申し上げると、リヴェットの映画魔術は錆び付いていたみたいで、
主演のサンドリーヌ・ポネールたん👱‍♀️✨も研究者の役で、角ばった感じだったので、美魔女の魅力が爆発せずに、残念( ´△`)

まぁ、そらそうだよね😿
調べてみる🔍と、ジャック・リヴェット監督は70才で、この映画📽️を撮っているので、枯れているなぁ

暗い内容のサスペンスは、ジャック・リヴェットは得意じゃないと思うし、彼はファンタジー要素がないとね

映画の終盤で、サンドリーヌ・ポネールの母親役として、アラカンの年齢で華のある🌺、フランソワーズ・ファビアンたん👱‍♀️✨が登場🎵 親子に見えるし😻

ここから少し、ジャック・リヴェットの魔術が展開されるか、とも思ったが、

事件の真相が、サンドリーヌ・ポネールたん👱‍♀️らの、セリフで語られるので、全く映画的でなくて残念( ´△`)

チラシの書きようだと、幽霊とか出てきそう👻だったのにね~😿

サンドリーヌ・ポネールたん👱‍♀️✨が、
真相究明のために、長時間かけて列車に乗って行く、シーケンスは秀逸
異空間へ繋がって行く感じ
パリの曇天が暮れていき、夜になり、
郊外の駅に停まる

また、このシーケンス内で、
サンドリーヌ・ポネールが右の窓から
左の窓へと移動をする
車窓の景色も変わり、その景色の容色の変化は、パトリス・ルコント監督の
『仕立て屋の恋』(1989)の彼女を、彷彿とさせる
(めっちゃ悪女で別嬪しゃん👱‍♀️✨)

なお、リヴェット作品では、『ジャンヌ/愛と自由の天使』(1994)のジャンヌ・ダルク役の、ポネールたん👱‍♀️✨も凛としていて、抜群に美しかったよ


さて、美魔女を求めて、「ジャック・リヴェット傑作選2024」、通うかな~
( ・ω・)∩❓


KBCシネマ🎦 (聖地枠)
シネマ1

2024ー81ー66