くろいひと

SHIBUYA TOKYO 16:30のくろいひとのレビュー・感想・評価

SHIBUYA TOKYO 16:30(2020年製作の映画)
1.9

クリエイティブな現場にかぎらず、さまざまな仕事でありうるパワハラ・セクハラ。
その実態というよりも、それを受けている被害者の心理をていねいにえがいている一本。

しかしながらそれだけではあまりにピュアすぎる印象も。
この(残念なことに)ありふれたこの光景を、もうひとつ掘りさげて独自なものを期待する。
手持ちカメラ的なリアリティをもとめるわりには、ヒロインの古典的なセリフのスタイルとのあいだに矛盾を感じる。
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