このレビューはネタバレを含みます
SSU最終作にして一番か二番目くらいには良かった
アーロン・テイラー・ジョンソンの躍動を楽しむ作品
ストーリーやカタルシス面で言えば地味であっさり、特に引っかかるところもなく波少なめで終わった印象なので、まとまりはあったが見る人によってはつまらないと感じる可能性はある
その分、クレイヴンならではの野性味溢れるアクションの躍動感、セルゲイの主人公としてのキャラクター性はかなりたっていて良かった
出自から能力獲得、行動規範まで丁寧に描けていた、
アーロン・テイラー・ジョンソンの肉体美と表現も画になる
SSUおなじみのヴィランとしての描き方はやはり出来ていなかったようにも思う
また、弟のカメレオンも作っておいて放って置くという制作の流れもやはりソニーの悪癖
敵はあっさり処理が多かったものの、父とライノの二段構え、弟の敵性の覚醒なども含めると層の厚さでカバー出来ていたようにも思う
想像以上にクレイヴンが魅力的だったので何らかの形でエディなども含めスパイダーマンに合流してほしい
多分無理だろうが