小学六年生の航祐と夏芽は同じ団地で育った幼馴染。
夏芽は両親が離婚しており、航祐の祖父をまるで家族のように慕い育った。
祖父が亡くなるときに航祐が言った一言で夏芽とは疎遠になってしまう。
お互い素直になれないまま日が流れた。
夏休みが来て、取り壊されようとしている思い出の団地を探検する航祐たち。
そこには夏芽がいた。
そして大雨が降ったあと、いきなり団地ごと大海原で漂流していることに気づく。
これって比喩的なものなのかな?
大人になる前、不安定な子供の時期に足元が揺らぐ…そんな感じの??
過去との決別、思春期の不安定さ、とかなのかなぁ。
なんとなく良い感じのラストと途中のどきどき感めっちゃ良かった。
でも白黒はっきりしたい私には夢なのか現実なのかどっちやねん!の方が大きかった(´;ω;`)