まるでドキュメンタリーを観ているかのような臨場感だった。娘を犯罪組織に誘拐された母親の執念を見た。
メキシコ🇲🇽は
なんだかやっぱり怖いな
そんな印象だったから、あまり積極的にこの国のことを知ろうともしなかった。でも本作を観て、う〜む…やはり怖いとなった次第です。まあ、そうは言っても陽気で素敵な街もあるんだよね。
本作を観ていて、得体の知れない怖さを感じたのは、ちょっと気に入らないという理由で誘拐の被害者になっちゃうところ。誘拐されたラウラも不用意な発言が発端だった。恐ろしい。
しかし一人娘のラウラを誘拐された母親の工作員並みの情報収集能力には驚いた。娘に対する思いが全神経を集中させ、確実な情報を集め、無類の我慢強さと慎重さを発揮して、さらには軍をも味方につけ、犯罪組織に迫っていく。
その緊迫感たるや
母の揺るぎない執念と闘争心に
頭が下がる思いだった。
劇場鑑賞を逃したけれど、なぜかパンフは買っている。これ得意技。そのパンフ…これからじっくり読みます。