黒澤明が出演・監督する映画 60作品

そりゃあね…黒澤監督のオリジナルと比べるのはね…酷だけれど、それでも素晴らしい作品だった。素晴らしいリメイクだった。 …

今年もあと3週間ですね。 2025年を凛とした新たな気持ちで始めるために、 是非この映画を見てほしい。 寒い冬の夜…

〝映画にとって賞賛の対極は、批判ではなく無関心だ〟とプロフィールに書いたが、この映画はまさにその典型だろう。 映画史…

織田裕二が椿三十郎を演じる黒澤明の時代劇のリメイク。2000年代の真ん中っていう日本のエンターテイメント映画がすごくダ…

日活90周年記念作品にして、黒澤明の脚本。 江戸時代、深川の遊廓の一軒のお店のお話。 そこには、四人の遊女がいて。…

黒澤明脚本で映画化実現出来ずに亡くなってしまい黒澤の意志を継ぎ熊井啓が監督した作品、そして熊井啓の遺作ともなった。本作…

BSで放送していたので録画して深夜に鑑賞。 いやぁ〜。役所広司さん！この役演じていて気持ちよかっただろうなぁ〜。 2…

◆あらすじ◆ ある小さな藩の町奉行に着任した望月小平太（役所広司）は奉行所にも出てこず、遊び回る悪評の高い人物であった…

浪人夫婦の生き様を描いた時代劇。 黒澤明が脚本、寺尾聰が主演、宮崎美子、三船史郎、吉岡秀隆らが共演。 山本周五郎の短編…

何をしたかではなく、 何のためにしたか？ 細君の叩きつけた言葉が 全てを吹き飛ばす…(^^) 優しく、裏切らず、他者を…

晩年の黒澤明監督作品 たぶん２回目の鑑賞 たくさんの教え子に慕われる先生、 大胆で聡明な内田百閒を描く作品。 …

（作品の感想と鑑賞した後に思い出した昔話） 黒澤明監督の遺作ともなったこの作品。｢内田百閒」さんと言う執筆…

1993年製作。製作日本映画監督協会。インタビュアー大島渚。 黒澤明と大島渚。黒澤明が様々な映画、小説、彼の同時代の…

『わが映画人生　黒澤明監督』【『愛と希望の街』欄で既述】(3.3p)　　及び『わが映画人生　マキノ雅弘監督』(3.7p…

原爆で夫を失った長崎のお婆ちゃんと4人の孫たちのひと夏の交流を描くヒューマンドラマ。 原作は芥川賞を受賞した村田喜代子…

【戦争映画特集2024＠シネピピア】 黒澤明監督による反戦・反核映画。 長崎で原爆を体験した祖母の家を訪れた4人の孫…

最後のほうの黒澤明作品。黒澤監督は、当時いろいろあって映画撮れなくなっちゃってたところに、スピルバーグが金出してパイセ…

【幽玄の谷間にて】 黒澤明監督の1990年公開の日米合作による作品。 〈あらすじ〉 黒澤明が、自分の見た夢をもとに…

先日、マーチン・スコセッシ監督の「沈黙」を観ていて「外国人監督にしては日本のことをもの凄く分かってくれている。というか…

黒澤さん本人を主人公に投影しているのはすぐに理解出来た。だって、今までの主人公たちとは比べ物にならないくらい描写が生々…

クリス・マルケルから見た黒澤明。 世界の黒澤のドキュメンタリーな訳ですから…日本人や崇拝するスピルバーグやルーカス…

【クリス・マルケル】 英国映画協会「The 100 Greatest Films of All Time」「史…

予算内で納期までに作品を仕上げ、映画会社や製作者に重宝されて次々と仕事をもらう監督がいるはず。有名どころではローランド…

武田信玄には影武者が多数いたという話から着想を得て、構想された映画。逆さ磔で死刑になるところを信玄に瓜二つだつたことか…

1975年にソ連と日本が合作で作った映画。 監督は黒澤明だが、ソ連でのオールロケ、出資も100%ソ連、キャストもスタ…

1900年代初頭のシベリア沿岸部。この地域の地図製作を目的とした調査団の隊長であるアルセーニエフと、原住民であるデルス…

黒澤明監督の初のカラー映画。 山本周五郎の「季節のないまち」を映画化。 ゴミの山の集落に住む個性豊かな人たちを描いた…

絵の才能もお持ちの黒澤監督の作品だ。北野武監督を思い出したのだが、やはり、このお二人。感性が似ているのかなぁと思う。 …

やっとみた。 山本周五郎原作、江戸小石川療養所を舞台にした有名な「赤ひげ」。 黒澤明監督、三船敏郎、加山雄三、山崎努な…

若い頃は、何だか優等生の映画な気がして、他の代表作と比べると物足りなかった。改めて観たら、一瞬も緩まずに押し寄せる怒涛…

黒澤明監督のデビュー作。 一部のフィルムが紛失してしまったらしくカット版を観た。 ん~~作品自体はそんなに面白くは…

○'65 5/29〜公開 配給: 東宝 ワイド(シネスコ) B/W モノラル フィルム上映 同時上映: 「日本一のゴ…

深作欣ニ 監督作品 昭和21年（1946年） ニシン漁に備え全国から季節労働者、通称ヤン衆達が集まる季節になり…

監督・深作欣二 脚本・黒澤明 出演・高倉健、丹波哲郎 もーこれだけで観るの決めたっ！ 「ジャコ萬」と「鉄」ってなに？…

♯129（2023年）ハイ閉店！ガラガラガラ 舞台は60年代の神奈川県 前半の主人公は、ナショナルシューズの 権藤金…

七人の侍、生きると数十年前に見たものの、黒澤作品を実はあまりよく見ていないことに気がつき、用心棒、椿三十郎に引き続き、…

黒澤明監督の「用心棒」の続編ともいえる旅浪人侍の活躍を描いた時代劇。　 原作は 山本周五郎の小説「日々平安」。　 黒澤…

前作『用心棒』に引き続き 字幕入りで鑑賞しました。 時代劇という事もあり、 字幕に出る知らない言葉が 発せられると、気…

／ 殺陣に魅入られた男⚔️ ＼ わては日本一の役者を使って日本一の立廻りを作ったるんや！って気概の殺陣師段平のお話で…

ジャケットに写る男が段平だと勘違いしちまうおはなし。 回る回る、大阪弁がペラペラと回る老殺陣師、市川段平。 立回り…

黒澤明×三船敏郎特集 何という脚本だ こんな設定がよく思い付いたなぁ これはきっと世の中の縮図のはずだ と思って…

二つの勢力争いが絶えない宿場町の抗争を描いた痛快時代劇。 黒澤明が監督を務め、三船敏郎が主演、仲代達矢、山田五十鈴、司…

巨悪に挑む 人生を復讐で染められた男の奮闘を緻密な脚本で描く社会派サスペンス。癒着に汚職、ドラマなどでも人気のテー…

タイトルがとてもカッコいい。 いかにも世の中の悪い奴らはグッスリと高鼾をかいて眠っていそうだ。一方で「じゃあ、良い人ほ…

タモリ倶楽部(テレビ朝日系)やブラタモリ(NHK)など、タモリが司会を勤めるTV番組では土地の高低差がよく取り上げてら…

　1958年制作、黒澤明監督による活劇時代劇の傑作である。 　百姓あがりの足軽である千秋と藤原の凸凹コンビがそのまま…

【三船のオーバーアクトが見所！】 ウィリアム・シェイクスピアの『マクベス』が翻案となっている黒澤明による時代劇。幽玄…

2024年375本目 妻に唆され… 巨匠・黒澤明監督がシェイクスピアの戯曲『マクベス』を日本の戦国時代に置き換え、とあ…

【1957年キネマ旬報日本映画ベストテン　第10位】 黒澤明監督がゴーリキーの同名小説を翻案した作品。毎日映画コンクー…

黒澤明監督による『どん底』は原作にかなり忠実のようだが、喜劇仕立てになっている。どん底の貧乏長屋の人びとは徹底してさも…

あぁぁー美しい　 この作品は何度観てもいい 黒澤明と小国英雄「どん底」のコンビ で脚本を手掛けている 明治38年 …

日露戦争末期の明治38年。満州の日本軍は戦争を終結させるためにロシア軍に決定的な一撃を加える必要があった。 しかし戦力…

井上靖の同名小説の映画化。 主人公・梶鮎太の小中高それぞれの頃を描く3部構成（3部のみなぜかツルゲーネフの『初恋』が下…

「あすなろ物語」は1955年の108分の白黒映画で、作家井上靖の自伝的作品の映画化。その他の井上靖の自伝的映画「しろば…

鉄工所を営む老人が水爆の恐怖から逃れるために家族と一緒にブラジルに移住しようとするので、家族は気が狂ったと思い、裁判所…

原爆や水爆を恐れるあまり暴走し、全財産💴をつぎ込んでブラジル🇧🇷移住を言い出す三船敏郎演じる主人公の喜一。 そんな喜…

日本における“戦後レジーム”が構築され確立した時期ですかね。 井手雅人作の小説『池の塩』を「七人の侍」の黒澤明と「…

対岸のソ連軍の動向を監視する部隊に赴任した、新人大尉の香川。 元々その地にいた集落の人々と親交を深めて牧歌的に過ごす兵…

黒澤明監督が日本の時代劇に西部劇(ジョン・フォード)の手法と面白さを取り入れ、黒澤流のヒューマニズムを盛り込んだ日本映…

小学生の時に初めてテレビで観て以来、不動のマイ・オールタイム・ベストであり、英国放送協会(BBC)が選ぶ「史上最高の外…

子供多数…自動車に乗ってみたくてお小遣いをためてきたという子供たち。色々あって百円おまけ 家出…支払なし？あとウドンを…

素敵な黄色い車ッ♪形はいささか古いけど～♪ 『醜聞《スキャンダル》』『石中先生行状記』と並んで、三船敏郎の歌声を聴く…

【それでも私は生きる！】 善良な小市民を温かく見守るように描いた黒澤明監督の代名詞とも言えるヒューマン・ドラマ。彼の…

一度見ただけで レビューするのが難しいが、 一言で感想を述べるとすれば なんという完成度。。 虚しく生きるこ…

『戦国無頼』(3.4p)及び『肖像』(3.4p) 　『戦国無頼』。この直前に観たのが、核に関する絶望的な映画だったの…

予定調和のクソメロドラマなのに、三國連太郎と山口淑子が良すぎる...。三國の「俺は犬だ、犬は犬らしく死んでやる」ってい…

傑作の大魔神シリーズをお子様ランチ『大魔神逆襲』で終わらせてしまった人物が監督。きわめて多作ですが本作と『大魔神逆襲』…

監督を担当した森一生によると脚本を担当した黒澤明が古くなりつつある時代劇映画を脱して新たな時代劇(その成果は２年後の『…

政治権力の傀儡にされている厭人家の女性（原節子）が、戦争体験により白痴化した青年（森雅之）とヤクザ者（三船敏郎）の狭間…

序盤、那須妙子を演じる原節子が出てきた瞬間、空気が変わったのを感じた。 ただ一言「美しい」だけではおよそ表現出来ないほ…

「銀嶺の果て」「ジャコ萬と鉄」「暁の脱走」に続き、谷口・黒澤コンビによる作品。 いわゆる脱獄ものだが、谷口千吉監督ら…

あと半年で釈放される予定だった模範囚の三船敏郎が脱獄した理由とは？ 志村喬、三船敏郎、池部良とすごく豪華キャストで、…