ふぁさんの映画レビュー・感想・評価

ふぁ

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ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(2023年製作の映画)

3.5

30分と短い映画だけど、色んな意味で濃かった。

再会した時のえへへっ☺️て照れ笑いするような二人がカワイイ。その後の情事でどっちが上で、どっちが下かは予想通りだった。いや、入れ替え制なの?その道に詳
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.0

タイトルは「マッチ工場の少女」だが、少女っていうより20代前半くらいに見えるけどな。演じた女優さんは当時29歳だったらしいです。少女って言うのは彼女の精神のことを表しているのかも。母親と義父を健気に養>>続きを読む

真夜中の虹(1988年製作の映画)

3.3

主人公が失業し、父親が自殺してしまうまで、かなり淡々と乾いた見せ方をしていて驚く。

父から譲り受けた車の幌がぶっ壊れてて、寒空の下でもオープンカー状態で走っているのと、後々幌が直って、車に屋根がかか
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.5

フィンランドでは、ゴミをこうやって収集するのか、と分かって面白かった。

留置所で出会った、なんかダメそうな男に気軽に、ごみ収集の仕事どう?と誘って一緒に働くことになる。行き当たりばったりなんだけど、
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.5

この映画の主人公はとことんダメ男......。

職場では愛想のカケラも無いし、すーぐ悪い女に引っかかる。すぐ近くに自分を想ってくれている人がいるのに。

でも主人公を想うソーセージ売りの女性も、主人
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過去のない男(2002年製作の映画)

4.4

ごろつきボーイズに頭をしばかれて記憶を無くした男性の物語。

記憶が無い状態で証明書なりなんなりがないと、こんなに生きるのが大変なのか、ということが分かった。

でも主人公がなかなかおおらかで、トレー
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浮き雲(1996年製作の映画)

4.0

こんなに不運が続くことってある?と思うくらい長いこと辛酸をなめつつ、夫婦と一匹が生きる希望を見出す物語。

この夫婦、交わす言葉は少ないけど相手への思いやりがある。序盤で夫の運転する路面電車で一緒に帰
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第七の封印(1956年製作の映画)

4.0

とても好きになった1本。監督の生い立ちなんかをサラッと調べたところ、ベイルマン監督は牧師の息子で、彼の映画に必ず出てくる(まだそんなに観てないんですけども)カリーンという名前は彼の母親の名前らしい。>>続きを読む

野いちご(1957年製作の映画)

3.8

じいちゃんをそんなに責めないで...と思いつつ、息子妻の言い分も、元恋人、妻の言い分も分かるなぁと思った。

じいちゃんは自分のことを偏屈な人間嫌い、と評価しているが、本当に人間が嫌いなのではなくて、
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.0

一応英国が舞台みたいだけど、雰囲気は変わらずヘルシンキみたいだね。

あとアキ・カウリスマキの映画のあらすじ紹介で、少女という単語がたまに出て来るけど、劇中に出てくる人物はまったく少女ではないです。妙
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処女の泉(1960年製作の映画)

3.5

父親(母親)の罪は復讐によって人を殺めたことではなく、娘カーリンを甘やかして育てたところにあるのではないか?
直接描写はないが昨日のパーティーでは慎みもなく色んな男と踊り回っていたのを厳しく咎めないし
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(1954年製作の映画)

3.5

ザンパノは本当にしょうもない男なのだが、ジェルソミーナの純粋さに触れて、少しはマシな人間にはなれたんだろう。 
ラスト、およそ自分のことしか考えなかった男が、たった1人の人間のために慟哭するのだから。
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.0

原作だと、音の正体と嬰児事件の描写が恐ろしくて後を引く怖さだったけれど、映画ではそこまででは無かった。

逆に映像だと、予想もしてなかった事件同士が繋がって行く恐怖や、もっと辿ろうと思えば辿れるんじゃ
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.3

スタイリッシュなムーンティアラアクションだった。(製作陣はセーラームーンを見たのだろうか?) 冗談です。

ガルさんの魅力たっぷりで観ていて飽きないのだけれど、物語的には???な部分も多い。

スティ
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アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

3.0

人間とは何か?愛とは何か?答えの出ない二つの問いにうんうん唸ることになる映画。

私は人間であることは、脳という換えのきかない臓器を持っているかどうかだと、今のところ結論づけた。
だからアンドリューは
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.5

あらすじとトレーラーを観て、ははぁ〜ん代理ミュンヒハウゼン症候群の話なんでしょ?と覚えた知識ひけらかしたい症候群の私は思った。

が、そういう部分もありながら、もっとどエライ怪物を観せられた。しかも哀
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.5

善人になろうと思った。(マッシブ・タレント、ハビのこの映画への感想)に同意。

「親切な人には世界も親切」という言葉が何度か出るが、その通りこの作品世界では、親切なパディントンに皆親切だ。気難しい囚人
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

5.0

超超超サイコー!!!!!

面白くないシーンが1秒も無くて、声出して笑いながら観た。2023年公開映画だけど、2024年に自分が観た映画の中では暫定1位!皆様もどうぞ観て下さいまし......。

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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.5

グラディエイターの続編?なんで今更〜?ま、観に行ってやりますか、という謎のウエメセで観に行き、お、おもしれぇジャン......。と興奮して帰ってきたのだが、風呂に入りながら思い返すと冷静になって、アレ>>続きを読む

2度目のはなればなれ(2023年製作の映画)

4.5

マイケル・ケインの引退作とのことで、気合いを入れて厳かな心持ちで観に行った。

ノルマンディ上陸作戦70周年記念式典へ行くために、養護施設大脱走は軽ーく実行されるし、あっさり上手くいく。捕まえろ〜!っ
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.5

描くことの楽しさ、厳しさ、狂気の淵をゆらゆらと彷徨いながら描き続けること、そこに微かに見える希望が詰まっていた。

自分が絵のうまさでは一番だと思っていた藤野の、京本に対する猛烈な嫉妬心と己への憎悪(
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

落下の解剖学もとい、家族の解剖学。 

序盤の爆音音楽鳴らしから、夫が異常なのかな?と思ったが、裁判になってからは妻の褒められたモンじゃない部分がどんどん明かされていく。そしてそれを子が聴いている、と
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刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

3.0

やっぱインディ...じゃなくてハリソン・フォードは色男役が似合うなぁ、なんでかなと思ったが顔+声もいいからだな。

アーミッシュがどんな暮らしをしているのか、さわりだけでも知れた。皆で協力して納屋1日
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.3

fillmarksでの評価は芳しくないけど、自分は割とというか大好きな1本になった。

嫌〜な男の見本市が観られるぜ!

・自分の命を人質にして被害者ポジを取った挙句卑怯なやり方で愛を求める夫(暴力あ
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ロボコップ(1987年製作の映画)

4.0

ロボコップって誰?キャプテン・アメリカの親戚みたいな感じ?と無知の極みのまま鑑賞したら、トンデモナイことが起こって後ろにひっくり返りそうになった映画。

お子さんとは絶対一緒には観られない残虐さが広が
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.5

クリスマスに観ればよかったー!そしたらより気分が上がったかも。いつ観ても名作だとは思うけども。

ダイ・ハードとしかタイトルを付けられないほどダイ・ハードだった。足イッテェ〜〜!!

テロリストのボス
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

ポスターアートがいいね!この3人がみんな人殺してまうんか!?なんでや?教えてーと気になっちゃう。

観はじめると事の成り行きはまぁ想像できるし、だいたいその通りに進んでいくのだが、役者たちの演技合戦で
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.5

リチャード探しとしつつ、フィリッパの自分探しでもある映画。

持病があることで、面倒くさい人と思われてしまっているフィリッパが、観劇でのリチャード3世の魂の叫びに共鳴したのか、リチャード3世協会だっけ
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女優霊(1995年製作の映画)

3.0

なにわろてんねん

映画のはじめからこう、胃の底から気持ち悪さを感じ、映画終わりには喉くらいまで迫り上がってくる怖さというより得体の知れない気味悪さがあった。

古い映画だけど、逆にそれが怖さを増加さ
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.0

彼女たちは堕ちていったのではない。前へ前へ進んだのだ。

家庭環境も違くて性格も対照的、しかも中年からまりでここまで仲のいい友人がいるって、それだけで人生の宝だと思うな。何がきっかけで仲良くなったのか
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RONIN(1998年製作の映画)

3.5

激渋映画。カーチェイスシーンはだいたい俳優自身が演じてるらしくて、凄い。
RONINて本当に日本の浪人から来てるんだ〜

銀ケースの中身、車椅子の男など謎が多くてネットで情報漁りしましたが、2つともマ
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コマンドー(1985年製作の映画)

4.0

シュワちゃんのアイドル映画として100点満点。
シュワちゃんのテッカテカのブリブリ(プリプリ?)筋肉の躍動を観ていると、ストーリー上の問題なんてどうでも良くなっちまうぜ!

しかし、序盤に担いで走って
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

これでシリーズ最後なんて、信じたくなくて観たいのになかなか観れないでいた。やっと観る覚悟が出来た!

1作目ではDIY殺法
2作目ではドラテク殺法
FINALではツボ押し殺法
...イイじゃん

ツボ
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劇場版モノノ怪 唐傘(2024年製作の映画)

3.3

画面を追うのに目が足りねぇ

少々難解な部分が多いなと思ったけれど、3部作なのね早く観たい!

歌山殿のあの迫力は小山茉美さんにしか出せないなぁ〜ナイスキャスティング!神谷さんも違和感無かったです。
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

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早くアモルト神父呼びな?(ヴァチカンのエクソシスト)

そんなご近所さん同士の即席オカルトクラブみたいなので、悪魔倒せるわけないでしょ!餅は餅屋!神父も出て来てくれるけど、こいつ弱そと思ってたらあ〜あ
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関心領域(2023年製作の映画)

3.8

エンドクレジットの強烈な音楽、まるで自分がガス室に送られ断末魔をあげているような気分になった。聴覚過敏な人は要注意かも、私は映画帰りにめまいがしました。

全編に渡って残虐な場面を直接描写せず、音だけ
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