プアさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

プア

プア

映画(1654)
ドラマ(3)
アニメ(0)

少女邂逅(2017年製作の映画)

3.0

みんなと同じがいい、仲間外れにされたくない、集団でしか行動出来ない、本当にどうでもいい狭い世界。
感受性豊かな10代ならではの、閉塞感ある世界、儚げで、危うくて、自分を傷付けながらもがき。
モトーラ世
>>続きを読む

シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

3.0

安田ユウさん出演との事で鑑賞。
コロナ禍にミニシアターを救う為に制作された自主映画、入江悠監督の心意気に拍手。
物語は不思議な感じだったけど、時事問題をシュシュシュとやっつける。
井浦新さんや宇野祥平
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァンは良かったけど、ストーリーがあまりにぶっ飛び過ぎていて、感情移入出来なかった。
不思議な作品だった。

マジック・マイク ラストダンス(2023年製作の映画)

3.6

スティーブン・ソダーバーグ監督。
シリーズ3作目、前作未見でも全然大丈夫だった。
全てを失ったストリップダンサーのマイクがラストダンスに懸ける。
セクシーでかっこよくて、ダンスシーン最高だった。

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.5

エンパイア劇場で働く人々を描く。
心に傷を抱えた女性と、人種差別に合う男性、親子程の年の差、お互いに惹かれ合うには人種も年齢も関係ない。
映画館の中で映画を観ている人に焦点があてられると、なんとも言え
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

スティーブン・スピルバーグ監督の幼少期~青年期の自伝的映画。
幼い頃に興味を持った事やその後の才能を伸ばすのは、家庭環境や親の影響は大きい。
好きな事を貫き通す事、映像を通して人を楽しませたり、傷付け
>>続きを読む

こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

3.4

何をするにもダメダメな娘が母を喜ばせる為に奮闘するタイムリープ、ファンタジーコメディ。
オーバーリアクションでベタな笑いだけど、母もまた娘を想い、親子愛が描れていて、親孝行したくなる。

湯道(2023年製作の映画)

3.6

温泉、銭湯、湯を通して人と人の繋がりや、人間模様を描いたヒューマンドラマ。
歴史を守る事と商売の利益は必ずしもイコールにならないけど、そこには愛されるべき舞台があり。
湯には体も心もポカポカにして、全
>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.7

知的障害の弟、過食症の母、妹達、ギルバートは家族を支え生きていく。
自由に憧れながらも、自分を犠牲にして、そう生きれない人達もいる。
ジョニー・デップが熱演。
そして、弟のアーニー演じるレオナルド・デ
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

魂を揺さぶる演奏シーン、想いを重ねる熱いセッション、夢を叶える為の志、素晴らしかった。
途中から号泣。
Jazz好きはもちろん、Jazzを知らない人にも熱量は伝わるはず。
映画を観ながら、思わず拍手し
>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

アメリカ人初のトリプルアクセルを成功させたトーニャのスキャンダルと波乱万丈な半生を、マーゴット・ロビーが熱演。
努力と才能はあっても、毒親と暴力夫の環境での影響は大きい。
役作りの為に猛特訓したスケー
>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.5

富裕層と貧困層の格差社会、男と女、人種差別、政治的背景、様々な問題を豪華客船に乗った癖の強い人達で皮肉たっぷりに描く。
どんなにお金を持っていても、それが意味がなくなる時がくる、知識と体力と、いざとい
>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

3.7

刑事と被害者、出逢ってはいけない二人、韓国語と中国語、言葉の壁を越え、惹かれ合い、愛は言葉ではない、パク・チャヌク監督独自のサスペンス&ラブストーリー。
台詞が詩的で、特別セクシーなシーンでもないのに
>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.7

娘想いのアントマン、家族愛が描かれていて良かった。
大きくなったり、小さくなったり、量子世界での活躍、個性的なキャラ達、泣けるシーンもあり、面白かった。

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.8

見逃していてようやく観れた。
11年越しの念願のマイホームが奈落の底へ、、、。
ありえないって漫画みたいな展開も笑いに変換して、家族の絆や、人間ドラマも描かれていて、笑って泣けて、最高に面白かった~。
>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.7

夢が叶うハリウッド。
スターを夢見る者達、様々な映画の撮影風景。
色彩、演出、音響、色々ごちゃ混ぜに、良い意味でどぎつくインパクトある。
狂気と映画愛と。
マーゴット・ロビーが最高!
音楽が物凄く良く
>>続きを読む

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.5

台湾アカデミー賞5部門受賞作品。
ワンテンポ早い×ワンテンポ遅い、二人が出逢ったら、、、。
記憶を失くした七夕バレンタイン、空白の消えた1日を探す、今迄見た事がない究極のファンタジーラブコメ。
テンポ
>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.4

ロバート・ゼメキス監督。
ブラッド・ピット主演。
夫婦を装いスパイ任務中に恋に落ちたら、、、。
果たして本物か、偽物か。
運命に翻弄されながらも、大人のラブストーリー。
切ない。

銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

3.4

舞台挨拶劇場鑑賞。
城定秀夫監督。
映画を大好きな人達が、ミニシアターを救う為に奮闘する群像劇。
映画の中に映画を観ているシーンが出てくるとほっこりする。
人はその時の環境や感情で映画の捉え方や感情移
>>続きを読む

#マンホール(2023年製作の映画)

3.3

結婚式前夜に穴に落ちた?!どうやって脱出するのか、、、ワンシチュエーションサスペンス。
ネタバレNG、多くは語れないが、困難、疑心暗鬼、次々と目が離せない展開に。

Sin Clock(2023年製作の映画)

3.4

18年ぶりの窪塚洋介さん長編映画主演で楽しみにしていた。個性的な存在感。
社会にも家族にも見放された主人公がタクシードライバーに。
どん底から一発逆転を狙う。
偶然と奇跡を信じるのか、奇跡なんてないと
>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.8

鈴木亮平さん、宮沢氷魚さん、体を張った演技。
愛とエゴは紙一重。
色んな形の愛があって、与える側と受ける側、それぞれの解釈でいいのかもしれない。
浩輔と龍太、もし法で守られていたら、それはエゴではなく
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.7

聴覚障害の元プロボクサー小笠原恵子さんをモデルに描く。
16mmフィルム、BGMをつけず生活音のみにする事で、リアルにケイコの音のない世界が伝わってくる。
ケイコの孤独や強さ、細やかな心情を岸井ゆきの
>>続きを読む

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.5

マット・デイモン主演。
娘の無実を証明する為、奮闘する父。
何があっても娘を守るべきなのか、自分を犠牲にするのか。
静かな作品だが、何が正解なのか、考えさせられる。

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.5

サンタvs武装集団。
ブラックコメディ&バイオレンスアクション、感動あり、ホームアローンっぽさもあって、グロあり、色んなジャンルが盛りだくさんのファンタジーで面白かった。
子供の綺麗な心。キラキラした
>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.7

地上600mテレビ塔のシチュエーションスリラー。
自業自得と言えばそれまでだけど、生と死の対極、終始緊迫感と恐怖感に襲われ、その場にいる様な錯覚に陥り、本当に怖かった。
場面転換少ない中、見せ方がうま
>>続きを読む

あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

3.6

乳癌という重い題材をお涙ものにせず明るく描く。
胸がなくなる事に対しての不安や、恋愛、結婚、将来に対しての不安、命には代えられないのだけど、そこは当事者にしか分からない葛藤があると思う。
例え周りがど
>>続きを読む

グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.8

男性向け成人誌の女性編集者、廃れていく文化、実話を基に描かれるお仕事物語。
誰しもが好きな仕事に就けるとは限らないが、必要とする人がいるからその仕事が成り立つ訳で。
エロとは、性とはの問いかけ。
子孫
>>続きを読む

操作された都市(2017年製作の映画)

3.3

今でこそ仮想空間とリアルが結びつくとかあるけど、冤罪の主人公がゲーマー仲間と敵に立ち向かう、近未来サスペンス。
途中から何でもありでよく分からなくなってきたけど、冒頭のゲームは迫力あった。
アクション
>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.4

マーティン・マクドナー監督。
昨日迄仲良しと思っていた親友からある日突然縁を切りたいと言われたら、、、些細な事から取り返しのつかない事へ発展していく、人の争いの恐ろしさを描く。
コリン・ファレル、ブレ
>>続きを読む

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.5

初日舞台挨拶中継鑑賞🦋
大友啓史監督、木村拓哉さん、綾瀬はるかさん、伊藤英明さん、中谷美紀さん、宮沢氷魚さん、市川染五郎さん、登壇。
激動の時代、織田信長と濃姫の切なくも美しい物語を、壮大なスケールで
>>続きを読む

名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

3.4

ソル・ギョング、イム・シワン。
犯罪組織で成り上がる野望を持つ他人を信用出来ないジェホと、野心的なヒョンスの出会い。
人を信じるな。状況を信じろ。
信頼と裏切り、二転三転のストーリー展開に目が離せない
>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.6

わずか35年前の出来事とは思えない程過酷な事実にフィクションを交えながら韓国の歴史を描く。
何が正義で、何が悪か。
時代とは言え、闘う勇気。
群衆の心を動かし、国を動かすパワー、熱かった。
エンドロー
>>続きを読む

アジョシ(2010年製作の映画)

3.4

訳ありな過去を持つ主人公と子供が出会った。
人身売買、臓器売買、闇社会を描く、グロシーンもあり。
アジョシ=おじさん、とは思えない、ウォンビンのカッコ良さよ。
キレキレのアクションが見所。

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.4

パラサイトに続き、ウナ(パク・ソダム)とソウォン(チョン・ヒョンジュン)が共演。
北朝鮮から脱北したウナのカーチェイス&アクション、クールでカッコ良かった!

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.7

9歳のサマイの映画愛に溢れた、キラキラした目の輝き、四六時中映画の事ばかり考えて楽しそうで、夢の為の学び、好きな事を貫き通す姿に胸が熱くなる。
パン・ナリン監督の子供の頃の自伝的映画でもあるのね。
>>続きを読む