QRAXSさんの映画レビュー・感想・評価

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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.8

自殺を図るジョージの前に天使が現れる。

「友ある者は救われる」まさかこんなにも色褪せない名作があるなんて。生きてさえいれば、友さえいれば、愛する人さえいればって思わせられる映画だった。

ラストシー
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.1

マギーはフランキーという老いたトレーナーに弟子入りを志願するが、何度も断られてしまう。ただ彼女の熱意が伝わりフランキーはマギーを受け入れることに。

前半と後半の対比が凄い。それによって後半が際立つん
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.1

9歳の娘オリーブがリトルミスサンシャインのコンテストに出るために問題だらけの家族みんなでミニバスへ乗り込み会場へ向かうことに。

それぞれがおおげさな問題を抱えながら家族がその困難に面白おかしく対処し
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ダンボ(1941年製作の映画)

3.7

子供の頃見たような気がするけどあまり覚えてなかったので久しぶりにみました。

コウノトリは赤ちゃんを運ぶって常識だったらしいし、ダンボとティモシーはずっとかわいいし可哀想だし、あっさり話も終わっちゃっ
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ライオン・キング:ムファサ(2024年製作の映画)

3.8

シンバの父親であるムファサとタカの知られざる過去が明かされる。

ストーリーはラフィキが昔話の語り手となり途中でティモンとプンバァの現在のシーンに戻りツッコミを入れていきながら進むので、まあそこそこ飽
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クレイヴン・ザ・ハンター(2024年製作の映画)

3.9

狩猟中に百獣の王に襲われ力に目覚めたセルゲイは、悪党を狩るハンターのクレイヴンになり裏社会に君臨する父親と対立するようになる。

割と評価が低かったからどうだろうと思ってみてたけど普通に良かった。アー
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アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師(2024年製作の映画)

4.2

真面目な公務員と天才詐欺師がタッグを組んで脱税王を詐欺にかける。

何よりオープニングの入り方がオシャレすぎて拍手したくなった。映画としてコンパクトに2時間でまとめられていたので日本ドラマ版でも観てみ
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

4.1

サンフランシスコのホテルで泳いでいた女性が何者かに射殺される。「スコーピオ」と名乗る男から脅迫状が届きキャラハンは捜査を始める。

とにかく好みの映画だった。ストーリーは割とある感じだが犯人がとにかく
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モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

3.9

2016年公開されたモアナの続編。海に選ばれた少女モアナの新たなる冒険が始まる。

前作と同様で神話?がベースになってそうだから話は壮大すぎてよくわからなかったりするんだけど前作より好みだった。特に歌
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.1

第二次世界大戦。実業家のオスカーシンドラーは低賃金で雇えるユダヤ人を雇っていたが、ユダヤ人大量虐殺を目にした彼は次第に心情が変化していく。

勝手なイメージでシンドラーがただの善人だと思っていたが前半
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.0

自由と平和を求めて2人の少年はアメリカを旅する。

アメリカンニューシネマというジャンルが好きで何作か観てきたけども今回が1番なんとも言えない気持ちになれた。行き当たりばったりの旅だからこそ出てくる会
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

家出少年の帆高は願うと晴れにする事ができる少女の陽菜と出会う。

なんとなく観てなかったけど面白かった。今更特に書くこともないけど、警察は展開的に逃げられすぎなのが面白かったし、あんなに人間を超えた力
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.4

ヤクザの男の沖縄生活とその裏でずっとこびりつく死というもの。

日常の風景とは違って、沖縄のビーチののどかな場所と対照的に映し出される死の描写がなんとも言えない気持ちにさせる。

1番ゾクっとしたのは
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ネットワーク(1976年製作の映画)

3.7

視聴率の低下により番組降板を言い渡されたハワードは来週生放送で自殺すると発表する。

テレビ業界人が視聴率に囚われていく様子を描いたブラックコメディ。にしても皮肉が効きすぎていた人が自殺するって言うま
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生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

4.3

第二次世界大戦直前のワルシャワ。ドイツの侵攻が間も無く始まる中で、シェイクスピアの「ハムレット」を公演している劇団が諜報戦に巻き込まれていくコメディ。

「To Be Or Not To Be」生きる
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

近未来の地球。人類滅亡を救うために宇宙の彼方へとパパは旅立っていく。

まずは完成度が高い。映画館で観たくてIMAXで鑑賞したけど宇宙旅行しているような感覚。全ての事象に驚かされっぱなしだった。それで
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室井慎次 生き続ける者(2024年製作の映画)

3.7

「家族でいる時間には限りがある」

私踊るを見ていないけど今回はだいぶ雰囲気が違うことはわかった。室井慎次だけど室井パパ。自分も家庭を持ってから見るとまた違った視点があるのかな。

にしても前後半で分
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市民ケーン(1941年製作の映画)

4.3

新聞王になったケーンは亡くなる前に「バラのつぼみ」という言葉を残す。

アメリカ映画トップ100の1位に君臨している映画として見なければならないと思い鑑賞。見た感想としてはストーリー以外ではどうしてだ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.4

モノクロ映画からトーキー映画への移り変わりの時期を迎え、俳優たちは新たな一歩を踏み出そうと努力するミュージカル映画。

正直に言ってここまで面白いと思ってなかった。ミュージカルを忌避してる人も全く気に
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第三の男(1949年製作の映画)

4.3

第二次世界大戦後のウィーン。親友のハリーに誘われアメリカからやってきたホリーはハリーが自動車事故に遭ったことを知る。手がかりを得るために3人の男に話を聞きたいのだが第三の男が見つからない。

っていう
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.7

1930年代アメリカ。ボニーとクライドのカップルは銀行強盗を繰り返す。

まずアメリカンニューシネマの幕開けといった情報だけで観るとふむふむなるほど。ラストシーンがすごいなという感じで終わってしまう。
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レッド・ワン(2024年製作の映画)

3.8

クリスマスが近づく中で、「レッドワン」ことサンタクロースが何者かに誘拐される。子供たちのクリスマスを守るためにレッドワンの救出へ向かう。

何でもあり超娯楽映画。設定とかに縛られずにクリスマスっていう
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.1

リーマンショックの影響を受けて長年住んだ家を捨て、車ひとつで生活するノマドとなる。

まずはシンプルに映像美とピアノ音楽に没頭して自分もそこで旅をしているかのような感覚になれる。

だが終始なんとも切
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.7

帰還兵のモスは麻薬取引中の銃撃戦が行われた跡から200万ドルの大金を見つける。

一言ですごい好みの映画だった。作中ほとんどBGMは使われず、静寂の中行われる殺し。その中でカメラワークや日常の音、そし
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ルート29(2024年製作の映画)

3.6

2人は姫路と鳥取を結ぶ国道29号線を進みながら、いろいろな体験をしていく。

たまには映像に揺られながら何も考えずに旅をしている感覚で見る映画があっても良いと思う。出てくる人はみんな変わっていて子供が
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カジノ(1995年製作の映画)

3.8

手腕を買われラスベガスのカジノの経営を任されたサムは長年の盟友ニッキーのトラブルや出会った女ジンジャーによってだんだんと雲行きが怪しくなっていく。

これは実話だと最初に紹介され、いきなり車が爆発して
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ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

4.0

「ヴェノム」シリーズ最終章。ヴェノムとエディたちはヌルが放った刺客によって追われる身となる。

ヴェノムというキャラが好きなので戦闘シーンのシンビオート対決やバイクでの派手なシーンを映画館のでかいスク
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.9

トム・ハーディヴェノム2作目。残虐な敵カーネイジと戦う。ラストダンスに合わせて復習。

ヴェノムとエディのコンビが更に磨きをかけていた。途中でツンデレのヴェノムが見えたりと離れてからヴェノムに気づくエ
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ロイドの要心無用(1923年製作の映画)

4.3

出世を求めてロイドは大都市へやってくるが、度重なるドジにより遂には解雇されてしまう。

白黒無声映画ということで最初はかなり敬遠していた部分があったがセリフがない分、動きは分かりやすく一つ一つの動きに
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

3.8

パナマの森林地帯。訓練に参加した7人のレンジャー隊員が消息を絶つ。

サミュエルLジャクソンとジョントラボルタという2人だけで単純にテンションが上がっていた。その中で徐々に解ってくる謎。しかし私は理解
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突撃(1957年製作の映画)

3.9

第一次世界大戦のフランス軍。無謀すぎる作戦を遂行できなかったため敵前逃亡とみなされ3人の兵士が軍法会議にかけられてしまう。

前半は塹壕の中の描写や実際に作戦を遂行しようと突撃していく様子がモノクロな
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

4.0

「現金(げんなま)に体を張れ」。大金を獲得するため緻密な計画を立てて競馬場を強盗しようと計画していたが、メンバーの1人の妻が計画を盗み聞きしてしまい。

色んな人も述べている通り、時系列をバラバラにそ
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トラップ(2024年製作の映画)

3.9

音楽ライブに訪れると噂があった殺人鬼「ブッチャー」。警察は彼を逮捕するために音楽ライブに「トラップ」を仕掛ける。

内容的なことは書けないけど、色々ツッコミどころは多くそれが逆に面白かったし、最初に犯
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

5.0

ハリーポッターシリーズを飾るラストの作品。実は今まで映画館で見たことなかった。

見る度に名シーンが多すぎて、このキャラもこのシーンも好きだなって思いながら観ていた。学校残った組だとネビルがリーダーに
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

4.1

ダンブルドアの死を受けて、ハリーたちはヴォルデモートを倒すべくホークラックス「分霊箱」を探す。

久しぶりに見た。今回はPart1ということで完全にPart2の伏線張りというか準備段階なので一つの映画
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運び屋(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

90歳になりお金も無く家族ともうまくやれていないアールは、車を運転するだけで稼げる仕事を紹介されるがそれは麻薬の運び屋だった。

アールの肝の座り方と90歳越えのジジイ感が凄い。一旦麻薬を運んでるって
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