Asinoさんの映画レビュー・感想・評価

Asino

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星の旅人たち(2010年製作の映画)

-

これもどこにも記録を残してなかったことに気づいた(笑)
エミリオ・エステベスが監督兼、死んでしまった息子役で、主演(父親役)がマーティン・シーンなので、そっくりすぎてすごく気が散りました(実の親子だか
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ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!(2020年製作の映画)

3.5

前から気になってたけど今になってやっと。
ノエル・カワード原作で、ぎりぎりWWII前のイギリスのモダンで洒落たコメディ。
完全に「プレゼントラフター」の世界だし、お屋敷の内装もドレスも素敵だし、ダンス
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スーパーチューズデー 正義を売った日(2011年製作の映画)

4.0

政治の世界のスリラー?というか男どもの下半身ゆるい話だった。副大統領候補の件もね、胸くそ悪い。
オバマ再選の選挙戦の際に公開された映画ですが、その後も、そして今も、現実はもっとひどいってところがさらに
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無名(2023年製作の映画)

3.8

トニー・レオン目あてで見たんですけど、いやあ、映画の撮り方として格好つけすぎだから(苦笑)
ワン・イーボーとのダブル主演!というのが売りだったみたいだからスタイリッシュにしてなんぼなのはわかる、にして
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ペンギンが教えてくれたこと(2020年製作の映画)

4.0

おすすめに出てきてたまたま見たのだけどなかなかよかった。
事故で半身不随になってしまった女性が、現実を受け止め自分らしさを取り戻していくまで、を描いた実話ベースの話。
そう書くとすごくありきたりな感動
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最後のフェルメール ナチスを欺いた画家(2019年製作の映画)

3.8

フェルメールの贋作をゲーリングに売り付けたメーヘレンの話は有名ですが。
メーヘレンを最初はナチ協力者として告発しようとした男が、そのうち彼は協力者というよりはナチを騙したのではないかと気づいて裁判でそ
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エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

-

何度か挑戦したものの毎回眠ってしまうんですが今回どうにか最後までみた。

時空を超えてピョートル大帝の時代のロシア、現在はエルミタージュ美術館になっている宮殿に迷い込んだ監督の目線(なので本人は映らな
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遙かなる帰郷(1997年製作の映画)

3.8

タイトル知ってはいたけど初見でした。たまたまsuggesutされてきたんだけど、年内で配信終了とのことだったので。

プリーモ・レーヴィによるアウシュヴィッツの体験記『これが人間か』の続編にあたる『休
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今まで以上に、君を愛す(2022年製作の映画)

4.0

More Than Ever が、「今まで以上に、君を愛す」という邦題で先週配信スルーになっていた。
ギャスパー・ウリエルの遺作だし主演はヴィッキー・クリープス。

ゆっくりと窒息していく不治の病に冒
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.8

クリスマスはダイ・ハードだってみんな言うから。
たぶん初見なんだけどと途中ちょっと自信なかった。たぶんテレビでやってるのをチラッと見たりはしてるんだろうな。
伏線がきちんと回収されていくし、パトカーの
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グッド・ワン(2024年製作の映画)

4.0

(ここにあげるの忘れてた) 12/13
カンヌ監督週間 in Tokioで「Good One」を見ました。
父親とその友人と3人で泊りがけのトレッキングに出掛けるはめになったティーンの女の子の数日の話
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ボレロ 永遠の旋律(2024年製作の映画)

3.8

私がボレロを最初に聞いたのは「愛と悲しみのボレロ」を見たときだと思うのですが、あの曲には確かに中毒性があってすごいですよね。一度聞いたら忘れられない。

とはいえこの映画は、コピーにあるようにラヴェル
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リトルハンプトンの怪文書(2023年製作の映画)

4.0

両親と暮らすミス・スワンのもとに、侮辱的な手紙が届くようになり、父親の抗議で捜査に乗り出した警察は隣家のローズを逮捕するけれど?という話。
ミス・スワンがオリヴィア・コールマンで、ローズがジェシー・バ
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陪審員2番(2024年製作の映画)

3.9

クリント・イーストウッドの引退作かもしれないのに劇場公開しないなんて!と署名運動まで起きていましたが、結局U-Next独占配信になったいわく付きの作品。
法廷劇としてお手本のような作りというか、すごい
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.3

初見。
おじいちゃんがおんぼろトラクターで兄弟に会いに行くだけの話なんだけど、リチャード・ファーンズワースの存在感だけで勝った感があるし、ほのぼのいい話なのに監督はデヴィッド・リンチというギャップが、
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スイートハーツ(2024年製作の映画)

3.5

「ロマコメのお約束」をひっくり返す軽いコメディなのだけど、お約束のひとつとして「ゲイの親友」ってあるじゃないですか。カリカチュアされがちな役回りについてすごく真摯に(かつかなりの尺を割いて)描いていて>>続きを読む

セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

3.5

評判がいいので見てみた。
最初から最後までずっとはらはらドキドキで良くできてたと思う。疲れちゃったけど(苦笑)

タロン君、善良なのに強迫され、恐ろしいテロを見過ごすように強要され、けど許せなくて、コ
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ミュージック(2023年製作の映画)

4.3

映画館で予告を見て気になって、「アリョーシャ・シュナイダーが歌う映画!見なきゃ!」くらいのノリで行った(笑)のですが、前半ぜんぜん話が分からなくてどうしようかと…。
というのも結構な勢いで時間を飛ばし
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夜の王たち(2020年製作の映画)

3.3

EUフィルムデーズ 2本目

劣悪な環境で、看守は形ばかりで実質「黒髭」と呼ばれる囚人たちの王に支配されている刑務所が舞台。余命いくばくもない黒髭の後釜を狙って囚人たちが対立し、一触即発の状況の中、新
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ピアルギ(2022年製作の映画)

3.7

#EUフィルムデーズ
ほぼモノクロで、「ノベンバー」とか「マルケータ・ラザロヴァー」を期待していったのだけど、冗長というか目新しさはなく、ただ嫌な話だという点が後者に近かった。閉鎖的な家父長制社会の中
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

4.0

配信に来たので見ました。面白かった(笑)
アポロ11号の月面着陸はスタジオ撮影の捏造、という陰謀論的なやつ昔からありますが、それを逆手に取った話。
一目ぼれしかかったはずなのに仕事で再開して対立し、そ
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幸せの列車に乗せられた少年(2024年製作の映画)

3.8

12/8
戦後、南北の経済格差が大きかったイタリアで、貧しい南部の子供たちを一時的に北部の家庭で預かるという運動があったそうで、それをモチーフにしたベストセラー小説の映画化。
大人になってヴァイオリン
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ザ・バイクライダーズ(2023年製作の映画)

-

監督がジェフ・ニコルズだから見たけど、やっぱり苦手だった。
ヤンキー的ななにかは興味ないし嫌いだし、子供の頃はそこらじゅう取り囲まれていたので、トラウマしかない。何一つ格好良くない。つるんで格好つけた
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動物界(2023年製作の映画)

4.2

ホラーとか無理なので警戒していたんだけど、評判いいので見に行きました。よかった。
傷口とか生爪剥ぐみたいな描写が苦手なので何度か目を閉じたけど、「新生物」たちはどれも美しかった。
境界を守れないのはむ
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チネチッタで会いましょう(2023年製作の映画)

3.8

モレッティ作品をあんまり好きだと思ったことない(のであんまり見てない)のですが。
その主役の「監督」は自分のことですよね?感がすごくて、好き放題やっててわりと笑った。でももっと反省しろや、とは思う。だ
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アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

11/30
なんとびっくり初見。
食わずぎらいしててすみませんでした。とても面白かった。結末はわかってたのに手に汗握ってしまった。

ベンアフも、ジョン・グッドマンとかブライアン・クランストンとかも、
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トスカーナ(2022年製作の映画)

-

10/26
上げ忘れてたことに気づいたので今更だけど(よほど印象が薄かったらしい)
デンマーク映画なんだが、舞台がイタリアである必要があったのかどうか。景色はそれは素晴らしく美しく撮られていましたが。
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ピアノ・レッスン(2024年製作の映画)

4.3

サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・デビッド・ワシントンなど。プロデューサーとしてデンゼル・ワシントンも参加してるんですが、監督はマルコム・ワシントン、ジョンデビさんの弟ですね。家族作品じゃん@@(笑>>続きを読む

JOY: 奇跡が生まれたとき(2024年製作の映画)

4.2

タイトルもポスターも感動の実話もの✨みたいでちょっと引いてた...のは、私が個人的に不妊治療とか体外受精とかというトピックにトラウマがありすぎて、下手やられたらとても嫌だから。
でもそんな心配はなかっ
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ブリッツ ロンドン大空襲(2024年製作の映画)

4.0

待っていた#blitz、配信初日に見ました。
だいぶディケンズ作品みたいなぞっとする場面(スティーブン・グレアムのキレ芸が...)と、容赦ない爆撃シーンと、少年の成長を見守る優しい眼差しが混在する世界
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夜が明けるまで(2017年製作の映画)

3.8

11/16
Our Souls at Night
タイトルすごい素敵だな、と思ったんだけど、ものすごく詩的な世界が展開する、とかではなく、非常に地に足のついた話だった。リアルかどうかはわからない。だっ
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クラブゼロ(2023年製作の映画)

3.2

試写で。「リトル・ジョー」のジェシカ・ハウスナー監督作品。10代の子が「食べない」ことにはまるなんて信じがたいけどそれが起きてしまいうること、そして迫害されるとなおさら結束が固くなって対話のしようがな>>続きを読む

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.8

11/16
グラディエーターII
ちゃんとおさらいもしておいたし、楽しく見たのですが、なんか感想を書こうとするとあんまり残ってないな...といわざるを得ない。
たぶんこの規模感の映画を51日で撮影した
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クロエ(2009年製作の映画)

3.4

11/16
アマンダ・サイフリッドとジュリアン・ムーア、そしてリーアム・ニーソン共演。
夫の浮気を疑った妻が、若く美しいプロの女性に夫を誘うように依頼する、というところから始まる話。

女性二人の濡れ
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セレンディピティ(2001年製作の映画)

3.5

11/15
#セレンディピティ 2001年のロマコメ。ジョン・キューザックとケイト・ベッキンセイル共演
#serendipitymovie

昔見てるはず、と思い込んでいたけど初見でした。
ドタバタし
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