このレビューはネタバレを含みます
大飢饉からそう経っていない1862年のアイルランド。この映画に出てくる人たちはみな重い喪失感を抱えている。
信仰心の厚いアイルランドの寒村にやってきた英国人看護師。深すぎる信仰心と科学、みたいな話かと>>続きを読む
主人公の女の子のふらつき具合が、あの年頃の特に目的もない女の子をある種リアルに描いてる気がして、共感性羞恥でダメだったのかもしれない。
まああまりにもとりとめなくてぜんぜんノレなかったんですけど(そん>>続きを読む
すごくひたひたと怖い仕上がりで、監督トビアス・リンホルム(偽りなき者・マインドハンターS1,E5&6)、脚本クリスティ・ウィルソン=ケアンズ(1917)という名前に後から気づいて妙な納得感が。
気に>>続きを読む
「ドント・ウォーリー・ダーリン」見たので見直し。
やっぱり要するに同じ、ひどい話なのだけど、ブラックコメディと言う描き方。
これをホラー風味のサイコスリラーに書き変えたのね。そしてDon’tの方のク>>続きを読む
年の離れたふたりのシングルマザーたちの共感と秘密、セクシャリティがふわりと揺らぐあたりはとてもアルモドバルなセクシーさで好みだった。
あともうほんとにおもしろいくらい男性不在で話が進んでいって、途中ま>>続きを読む
アルモドバルといえばいつも家の内装!に興奮してしまうのだけど、この30分もずっと釘付けでした。
あとティルダ様が次々とお着換えする衣装。そんなハイブランドの服着てそんなもの買いに行かないで!そんなハイ>>続きを読む
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どうしても金の話をしてもらわないと納得できないタイプなので、あの人たちはどうやってあの生活を維持してるの?という根本的な疑問が1ミリも解決しないまま終わったので今ものすごく消化不良な気持ち。
あと最>>続きを読む
昨日IMAXで。もう何回目かわからないけど、今回改めて最後のフロドの姿にPTSDを抱えた帰還兵のイメージを重ねてしまった。
前回見たのはサー・イアン・ホルムが亡くなった2年前だったんですけど、さて今>>続きを読む
あんまり予備知識なしで見に行ったのですが、あ、これ最近撮られた映画なんだな!?って冒頭出てきた「クラット」(使い魔的なものなんだな、と後からわかる)の一種SF的な動きで理解した。(なんとなく「マルケー>>続きを読む
キャスティングに興奮したけど、それこそアナカンとか司祭をリアルタイムで見ていた身には、「…? 30年前の映画?」って感じだった。
エマ・コリン、ハリー・スタイルズ、デヴィッド・ドーソン、ルパート・エ>>続きを読む
2022.10/29 東京国際映画祭
これは3時間が倍くらいに感じた😣
ただ流されていく空っぽな主人公を心底どうでもいいと思ったし、終始徹底的に作り手のミソジニーを感じさせられて心底きつかった。
Q>>続きを読む
2022.10/29 東京国際映画祭
彼女が失った匂いの代わりに、音や触覚が立体的に表現されている(盲目の男性と知り合ったりもする)、のだけれど、一方ですごくイスタンブールの匂いを思い出す不思議な感>>続きを読む
2022.10/29 東京国際映画祭
すごいラース・アイディンガーの無駄遣いを見た。なんだったんだろう、何が面白いのかさっぱり全くわからない。
そもそもアダム・ドライバーの無駄遣いじゃない?
偶然>>続きを読む
2022.10/30 東京国際映画祭
センスは最高だと思うんだけど、内容は完全アウト。見てからしばらくぞわぞわしてた。
一見穏やかな青年が内に抱えているもの。本人もその危険さを認識していて、でも御し>>続きを読む
2022.10/30 東京国際映画祭
とても「1/2 8」ぽい世界をお得意の長回し映像で、故郷への心情、キャリアについての言及、子供たちとの話と笑いを散りばめて見せてくれて、でも不条理感には最後説明>>続きを読む
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2022.11/5
「エノーラ・ホームズの事件簿2」見た。
それぞれ自立した人であるべき、でも孤独である必要はない、からのロマコメ展開はともかくとして。
そこからワトソン!と思ったらあの人!
最後の瞬>>続きを読む