ムチパゃパさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

封印映像16 八尺様の呪い(2014年製作の映画)

3.7

13〜15は登録なし。
サブタイにもなっている「八尺様の呪い」が良い。ちょっと前に同シリーズで八尺様を取り上げたときよりも怖い!闇動画さながらの絶叫&逃走具合。
八尺様に持ち上げた人視点も見せてくれる
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JAWS/ジョーズ2(1978年製作の映画)

3.4

ジョーズの残り香みたいな内容。
全く信用されないロイ・シャイダーが孤軍奮闘する展開に、僕は「はいそうですか」と薄ぼんやりと別の事を思い浮かべながら眺めていた。
終盤、サメの襲撃に怖がる少女の絶叫が良い
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温泉シャーク(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤はなんだかとりとめのない話だなあと思ったけど、温泉シャークが暑海市全域で暴れ出してからの、怪獣映画のような慌ただしさが良いね。
主人公が市長に交代してからジャンルが潜水艦アクションへガラッと変わり
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封印映像12 ひとりかくれんぼ(2013年製作の映画)

3.2

なぜ6〜11は登録されていないのでしょうか。この期間色々ありました。2度の監督交代によって作品の質も回によって激しく変化して...
最初のエピソード「呪顔」があまりにも理不尽かつ不可解で良かったです。

ウォンテッドマン(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アクションの量がそこまで多くなく、質も最近のドルフなのでまあ激しくないので少し寂しい作り。ただドルフがやりたいのは、偏屈老人の凝り固まった思想の瓦解なんだろうね。

もし僕が自分主演の映画の脚本を担当
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すいません、撮れませんでした。(2024年製作の映画)

3.7

怪談の中でも奇妙さで勝負をした話を映像化したかのような内容。これがXXXシリーズに収録されていたらちょっと得した気分になると思う。

ほんとにあった!呪いのビデオ108(2024年製作の映画)

3.6

まだ番外編やら特別編やらが残ってるけど本史は全部観ることが出来ました。まだシリーズは続くらしいので、僕の旅も続きます。

ほんとにあった!呪いのビデオ107(2024年製作の映画)

3.7

25年、107本目にしてついに回収される「ほんとにあった!呪いのビデオ」というタイトル(後付け)。せっかくの再登場なのに、中村義洋に自分の調査を引き合いに出されて説教される菊池が不憫で面白い。

デッドロック III(2010年製作の映画)

4.5

英語字幕感情なので細かなニュアンスは理解出来ていないと思うけど、内容が"各国の囚人格闘家でトーナメントをする"という最大トーナメント編的な話なので、全く問題がなかった。尺の半分は戦ってるしね。
本作は
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レディ・ソルジャー/ミセス・ソルジャー(2021年製作の映画)

2.9

マイケル・ジェイ・ホワイトの妻ジリアン・ホワイト主演のアクション。尺の半分が過ぎたあたりで娘が誘拐され、ようやく話が大きく動く鈍重な仕様。それまではガチ夫婦のイチャモンやミッキー・ロークと犬のイチャイ>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ106(2024年製作の映画)

3.6

3部作「呪いのビデオ」の前編。
チェーンメールを辿っていく過程でサラッと見せられたスクールカーストが気持ち悪い。さらに辿るとちゃんと害のあるガキが出てきて話が嫌な盛り上がり方を見せるのが面白い。
10
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風来坊探偵 岬を渡る黒い風(1961年製作の映画)

3.9

舞台が海に変わっただけで前作とほとんど同じ。つまり面白い。

ほんとにあった!呪いのビデオ105(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「怪屋敷」「ジェノサイド」「鬼女の山」等の濃くて怖くて面白い今までの藤本裕貴構成・演出と比べると、今回の長編エピソード「骸の知らせ」はやや薄味かつ"なんかいい話"なのがいささか不満に感じたが、最後の最>>続きを読む

ファンキーハットの快男児 二千万円の腕(1961年製作の映画)

3.8

前作よりもややパワーダウンしているものの、今回も目まぐるしい速さで場所が変わる展開が面白い。
新田真剣佑でこのシリーズが復活したら面白そうだね。

時そばみたいなトリックで親父から金を巻き上げる千葉真
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風来坊探偵 赤い谷の惨劇(1961年製作の映画)

4.0

これは「ファンキーハットの快男児」と何が違うんだ。詳しくないけど当時はこういうのが流行っていたって事なのかな。
1時間尺にちょうどいい事件内容と、曽根晴美とのライバル関係の構築。男同士の粋なやり取りに
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白昼の無頼漢(1961年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

色キチガイのクロンボだなんて昔でもダメな台詞が出てきて笑った。
現金輸送車強奪の計画から、実行して仲間割れを起こすまでの話をとにかく無駄なくスピーディーに展開される。
クズがクズらしく破滅していく感傷
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シェイクダウン(2002年製作の映画)

3.8

強盗と細菌兵器を持ったテロリストが銀行で鉢合わせ、CIAとの三つ巴の銃撃戦になったところでダメ押しの大地震。映画のネタになる出来事が3つも起こる贅沢な内容。
強盗とCIAが互いに銃を向けあった緊張状態
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ファンキーハットの快男児(1961年製作の映画)

4.3

気を抜いていると振り落とされてしまうような展開の速さが楽しすぎる。日活アクションのような内容を深作欣二印のカメラの動きと、やたらめったらにハンサムな千葉真一の体の動きで見せたらそりゃ超楽しいよね。>>続きを読む

多十郎殉愛記(2019年製作の映画)

3.1

中島貞夫監督映画の主人公ってこんなに控えめな性格だったっけ

最後の特攻隊(1970年製作の映画)

3.3

中盤で飲酒を強要する若山富三郎そのまま、この俳優を作中に引きずり込んできたかのようなキツさで観ていて辛い。
終戦を知ってやけ酒している姿もまたどうしよもない。
そこまで目立たない役柄だったけど、彼が出
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ウルフ・オブ・リベンジ 復讐の狼/アヴェンジメント(2019年製作の映画)

4.3

いつになく暴力的なアドキンスの復讐劇+気持ちばかりの時系列シャッフル。主人公が刑務所に入ってからの喧嘩と筋トレを重ねて体と性格が変質していく様子がスポ根みたいで面白い。
その結果生まれた容姿が坊主に爛
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ロボシャーク vs. ネイビーシールズ(2015年製作の映画)

2.7

恐らく世界で唯一のTwitterアカウントを持っているサメが出てくるサメ映画。しかもそれが一発ネタではなくて話の本筋ど真ん中なのが変。ロボシャークを激写した映像についたコメントに、一つ一つ丁寧に胡散臭>>続きを読む

旅に出た極道(1969年製作の映画)

3.4

初の極道シリーズ。シリーズ5作目らしいけどレギュラーキャラらしき人たちが誇張して振る舞うので誰がどんな人なのかすんなり理解できた。
自分の知っている範疇にない価値観が前提として話が進んでいくのでかなり
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やくざと抗争(1972年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

安藤昇って特段演技の上手いイメージがなかったけど、本作での菅原文太が死んだ時の泣き叫ぶ声は真に迫るモノがあって良かった。
渡瀬恒彦が金魚をバリバリ食べてたよ。

ダブル・スナイパー(2024年製作の映画)

3.6

この手の俳優にしては主演作が異様に安定しているアニキことスコット・アドキンスの主演最新作。今回も堅実に面白いアクション映画だった。
スナイパーにホテルで狙われるワンシチュエーションモノだが、対複数人、
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日本暴力団 組長(1969年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

仁義なき戦い以前の任侠映画なのだが、鶴田浩二がかっこよくケリをつけることなく、致命傷をあちこちに負いながら、死にゆく最後にどこか実録路線のような空気を感じた。
実際、山口組の首都圏進出が話の下敷きにな
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レッド・ブレイク(2021年製作の映画)

3.0

ヌルい出来栄えのダイハードフォロワー映画。こんなタイプのアクション映画は、観ていく内に徐々に気が薄れ、何が起こっても「そうですか...」と流してしまうようになる。こういうものたまには良いね。
今日出会
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ギャング対ギャング 赤と黒のブルース(1972年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

藤浩子に「こんなこと出来るよ」って言われて逆立ちされたら誰でも好きになっちゃうよ。
オリンピック射撃選手の鶴田浩二がヤクザの世界に入り、内部抗争に巻き込まれる。
ぬっるい恋愛ドラマに尺が割かれているな
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キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2024年製作の映画)

3.6

ドラマや過去作に出てきた要素は物語の進行を妨げない程度に説明をしてくれるので、バキ翼未見でもストーリーはスッと入ってきた。
本シリーズらしい武骨なポリティカルアクションに2時間以内と、MCUにしてはコ
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Broken Rage(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「北野武(ビートたけし)映画の世界でこんなバカバカしいことをやっている」という半分裏笑いに近い面白さ。
前フリの部分である前半でも取調室でのピリッとした暴力、携帯ナイフの刃をシュッと出す画のカッコよさ
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三人の博徒(1967年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

網走刑務所から出所した鶴田浩二が売られた女を追ってマカオへ。
マカオでのロケもあるにはあるのだが、基本的にはセットでの撮影なので国外の規模感は感じられないが、着流しで異国を歩き機関銃をぶっ放す鶴田浩二
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