『八日目の蝉』を思い出した。
確かに誘拐犯と子どもの間には「絆」のようなものがあったのだろう。
それは真実だと思う。
しかし、このようなことを美談のようにすることは、たとえエンタメの中でもあってはなら>>続きを読む
ドラマ「THE PENGUIN」を観るために再度観てみた。
2年前に劇場で観たときはあまりハマりきらなかったのだが、2度目の鑑賞でかなり面白く感じられるようになった。
この映画はヒーロー活動2年目のバ>>続きを読む
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2025年初映画。
最初の被告も、陪審員である主人公も被害者を殺害したとする確固たる証拠がない。しかし、陪審員や検事らは自分の思い込みなどで被告を犯人だとし、主人公も自分が本当に轢き逃げをしたかわから>>続きを読む
最も切なく、美しいホラー小説であると個人的に思っている『異人たちとの夏』。その映画版である本作も、切なく、美しいホラー映画に仕上がっている。
ポール・メスカルのサーチライト・ピクチャーズ版と比較すると>>続きを読む
前作で意外と掘り下げられていなかったドリーを掘り下げる本作。
シガニー・ウィーバーの使い方が贅沢。
24年のM-1を席巻した某バッテリィズのエースのネタ中の台詞で目を引いたものがある。
それは、
「生きるのに意味なんかいらんねん」
である。
生きるのに意味などいらない、というのはあまりにも単純な論理>>続きを読む
おそらく、クリスマス休暇に学校に取り残された3人は、その期間を通して自らの過去と向き合っていたとも言えるのだろう。そして、お互いの過去などに触れ、心を通わせていく。
そして、最終的に、未来が過去によっ>>続きを読む
おそらく、もともとDisney +限定のTVシリーズの予定だったためか、特に前半のダイジェスト的な展開が少し粗く目立つ今作。
具体的に例を挙げると、
①脚本学校で言うところの「ステイク(登場人物に対す>>続きを読む
きちんとフランチャイズを構築する上で、計画性を持ち段階を踏んでテイルスやナックルズなどの人気キャラを登場させたことがよくわかるのがこのソニックの映画シリーズ。
さあ次はキアヌのシャドウが観られるぞ!
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これは、田舎に住むある家族です。
あなたにはこの家族の異常さがわかりますか?
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「変な家」でなくて、「変な家族」を相手にするホラー映画。
現>>続きを読む
現状、青島が主人公の最終作。
警察の隠蔽体質という社会的な問題を取り上げた、エンタメ性も持ちつつもかなり攻めた作品。
青島や室井さんと鳥飼や久世らは表裏一体の存在なのかもしれない。
もし立場が少しでも>>続きを読む
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24年越しの続編。
サイとの戦いやコロッセオに水を入れての船での戦いなど、前作に引き続き、基本的に面白い作品だった。
ただ、前作でルッシラとルキアスの近親相◯の末に生まれたのが今作主人公のルシアスであ>>続きを読む
はじめこそ個人的な復讐のため、グラディエーターとなったマキシマスだったが、次第にアウレリウス皇帝との約束を思い出し、ローマを良くするため、邪悪なルキウスを打ち倒す方向へと変わっていく。
家族を、そして>>続きを読む
何があっても、されど人生は続く。
2人のうちどちらかが消えてしまっても、2人で歩んだ道は消えないのだ…。
そして、その事実こそが遺された者を前に向かせることができるのだと思う。
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「さようなら、すべてのヴェノム」
ヴェノム三部作もこれでおしまい。
アース616(もといTVAが呼ぶところの神聖時間軸)にも行ったりと様々な冒険をしてきたエディとヴェノムの物語を観てきたからこそ、ラ>>続きを読む
犯人の正体に驚いた。
もしも、ドラマ版第1話のタイトルが「13年後の君へ」あるいは「13年前の君へ」だったら完全に『進撃の巨人』だったな…。
世間の評価ほど悪くはないかな…という印象。
踊る大捜査線の普段のテンションとは少し違う、暗めのテイストなのでそこが合わない人もいたのかな…?と。
さすが邦画実写史上No.1の興収を誇る作品といったところか。
レインボーブリッジのネタがこれから何年にも渡り、イジられるのだが…笑。
疑似・お台場聖地巡礼映画としても良い。
さあ、いよいよ次はレインボーブリッジ封鎖だ…!
ヤンキーが「オメーどこ中だよ」と聞いてカツアゲなりなんなりをする感覚で、「どの種類のアメリカ人だ?」と聞かれ、答えが答えだと◯されるという世界観のアメリカが舞台。
特になぜ内戦が始まったのか、どことど>>続きを読む
今までの実写シリーズなどを観ていなくても楽しめる新シリーズ。
王道な流れだが、映画ファンが好きなもの(新たな世界への渇望、権力の打倒、友との決別などなど)がてんこ盛りで楽しめた。
次回作もありそうなの>>続きを読む
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『シックス・センス』同様、できるだけ前情報を入れずに観るのが良いかもしれない本作。
最終的にエドワードは自分が本当は妻を殺害してその現実から逃げるために妄想に走ったことが明らかになる。
確かにエド>>続きを読む
面白かったは面白かったが、少し話がとっ散らかっていたような…。
しかし、ティム・バートンの世界観は全開であるので、続編も楽しみ。
こちらもムビチケ貰ったので観てきました。
実はこれがエイリアン初鑑賞。
ついていけるかなと思ったが、とても面白かった。
「ここではないどこか」「より良い場所」を目指して漂流した宇宙船を使って別の星に行>>続きを読む
同業の知人からムビチケを貰ったので行ってきました。
楽曲とその演出が良かった。
観たら沖縄に行きたくなる…。
ヒルトン沖縄瀬底にまた泊まりたい笑
自分が幸せになる裏で、誰かが不幸になっているかもしれない…というテーマがある気がする。
自分の幸福の裏で不幸を被るのが本作で言う生贄なのだろう。
とりわけ説明があったわけでもないが、正気であるつもりの>>続きを読む
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MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ならぬNCU(野木亜紀子・シネマティック・ユニバース)の幕開けとなった作品…。
とまあ冗談はここまでにして、本題に入る。
①作品全体について
野木亜紀>>続きを読む
TV版の要素をぎゅっと凝縮しているようで、ところどころに違いがある感じの作品。
しかし、根本的なテーマ(本作で言う学園のような狭い世界の中だけが自分の世界ではなく、広い世界に出て新たな道を進むことだっ>>続きを読む
サリエリはきっと、モーツァルトに対してアンビバレントな感情を抱いていたのだろう。
その才能に尊敬し、憧れながらも同時に激しく憎悪し、嫉妬した。
いつの時代も、そのようなことは誰にでも起こり得ると思う。>>続きを読む
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職業としての映画製作・制作において、俳優やプロデューサー、配給会社がイキるのは時たまあることである(さすがに◯人事件までには発展しないとは思うが…)。
そのためラストの映画撮影やスタントの手法を用いて>>続きを読む
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割と忠実に明治時代初期の日本を再現していたのではないかと思った。
最後のシーンにて、明治天皇から「勝元の死に様を教えてほしい」と聞かれたオールグレン大尉は「では生き様を話しましょう」と答える。
これ>>続きを読む
面白すぎる!!!
絶対にバスの速度を80km割ってはならない(=つまりマグロのように走り続けなければならない!!)というかなりハラハラさせる展開。
この手の作品は主人公の所属する警察がだいたい頼りなか>>続きを読む
硫黄島での戦いをきちんとリアルに、どちらによることもなく描いた作品。
太平洋戦争が終わってから60年後、兵士たちの手紙が見つかったことで、硫黄島での戦いが風化されることを防いだ。