““小さな希望を抱き、絶望の中に生きる””
恐るべきショットの数々と、胸の奥で木霊するような台詞たち。
突き付けられる遠大な哲学と、絶望の狭間に垣間見える救い
…やはりタルコフスキー、どこまでも別>>続きを読む
““凶悪犯の歯牙が狙うは敏腕刑事!バディが翔ける社会派クライムアクション!!””
まさかの隠れ胸糞映画だった。意外性◎
多くを語るとネタバレになるので伏せるが、
「え?まさかね?」
と思わず唖然と>>続きを読む
““「その撮り方、男性主観じゃね?」””
あらゆる映画に潜む【male gaze(男性の眼差し)】についてタップリと教えてくれる講義映画
不朽の名作からカルトまで、様々な映画を例に挙げて「男性主観>>続きを読む
““ルックバック。過去を見て、未来へ進む””
原作ではボロボロ泣いた自分。
しかし、映像化された本作には今ひとつノりきれなかった
何故だろう?と思っていたが、他の方のレビューにとても的を射たものが>>続きを読む
““爆弾大好き男の♡ドキドキ♡爆弾解除録””
イラク戦争におけるアメリカ軍の爆弾解除班の活躍を描いた作品
観てるだけでHPが削られる系の映画筆頭
主人公らが相手取るのは人ではない。「爆弾」だ。>>続きを読む
““人の本質はどこに宿るのか?『他人の顔』を貼り付けた男が奏でるは悲劇の円舞曲!””
安部公房の長編小説『他人の顔』が原作
人の自我の希薄さ、孤独の病理に迫った哲学的な一作
…詩的で崇高な作>>続きを読む
““神よいずこに?モノクロの映像美と死神が織りなす神秘的寓話!””
ペスト蔓延る中世ヨーロッパを舞台に、神の実存に肉薄した古典映画の傑作。
『ヨハネの黙示録』における7つの封印(世界の終末)がモチー>>続きを読む
““クソったれな青春を鮮やかに生きろ!最高にハイなドラッグムービーの金字塔!””
イかした音楽にクールな演出、それとヘロイン。
他に何がいる?最高の「映画」はこれだけで完成しちゃうのさ
カッコいい>>続きを読む
““暴れろシャム双生児!進撃のキモかわ奇形児お兄ちゃんinバスケットケース!!””
バスケットケースの中に収納されたシャム双生児の片割れ(兄)が暴れるB級ホラー
笑えば良いのか、怖がれば良いのか、>>続きを読む
““喰らえ脳みそ鷲掴み!血肉湧き躍る超ド級のスプラッターホラー!””
普通のゴア描写に飽きてしまった?
なら『地獄の門』を観るべし!!
…舞台はラヴクラフト作、『ダンウィッチの怪』に登場する“あの>>続きを読む
““傑作注意!色物の皮を被った社会派ゆるふわ異星旅行記!””
おいおい素晴らしい作品を観てしまったぞ!
「“虚構”を通じて現代社会を批判できる」
というSFの強みを良く突いている作品
人を惹き付>>続きを読む
““ド・ゴール暗殺を企む「ジャッカル」と彼を追う警察の戦いの行方とは!?””
無駄な要素を排した硬派なクライムサスペンス
「追う」と「追われる」の見せ方がとてもしっかりしていて、淡白ながら緊張感が>>続きを読む
““崩れ行く夢に贈る鎮魂歌!ヤクが導く破滅の果てとは!?””
薬物による絶望的な破滅を、奇抜な映像表現と共にリズミカルに描いた傑作
「『トレインスポッティング』鬱マシマシで!」と注文したら出て来そ>>続きを読む
““暴けL.Aの「confidential(機密)」!50年代薫る重厚ミステリードラマ””
…あまりにも映画!これぞ映画だよ!!
今にもスクリーンから飛び出して来そうな50年代のL.A!
あなた>>続きを読む
““全ては「太陽の暑さ」のせいだ!不条理に抗う現代の『異邦人』ここにあり!””
A・カミュの『異邦人』の主人公、ムルソーは「太陽の暑さ」を殺人の動機として答えた。
『フォーリング・ダウン』の主人公も>>続きを読む
““男の中に眠りし「血」の記憶が今蘇る!””
クローネンバーグ版『ジョン・ウィック』
彼の作品らしからぬ癖の無さで、万人が楽しめる良作になっている
しかし流石のクローネンバーグ、緊張感が別格。>>続きを読む
〜愛すべきクソ映画!笑撃のラストを見届けろ!〜
B級カルト愛好家超必見の一作
ラスト!!ラストを観ろ!もうそれだけ
ここが凄いぞ『宇宙からのツタンカーメン』
1.「城之内 死す」も真っ青なタイ>>続きを読む
“古いからって舐めるなよ!原点にして頂点、ゾンビ映画の金字塔!”
すっかり油断していた…
50年以上も前のゾンビ映画がこんなにも面白いだなんて!
原点とだけあって、無駄が削ぎ落とされた展開が気持ち>>続きを読む
“「ユーモア」と「シリアス」の不気味な同居。セラーズの怪演光るブラックコメディ”
最高に“笑えて”最高に“笑えない”作品
「コメディ」だと笑い飛ばすことができない確かな「リアリティ」
どちらに振り>>続きを読む
“モリコーネの音楽が魅せる不朽のマカロニウェスタン”
カッコいい。とにかくカッコいい。
ヒリヒリと焼け付くような鋭い眼光、
砂埃を上げて走る疾風の如き馬、
銃口から吹き出す火花と轟音、
ピカ>>続きを読む
〜気軽に観るな!?グロテスクに捻れた超ハイカロリー哲学映画〜
クローネンバーグ・ワールドここに極まれり
超キモい! 超不快! 超意味わからん!
………でも楽しい、面白い!
難解なストーリー>>続きを読む
観た人を狂気に陥れる過激な裏ビデオ
“ビデオドローム”
から産まれし怪物「ビデオ人間」の、産みの親に対するエログロ反逆劇!!
「刺激のオーバードーズ」への警鐘を鳴らす、エログロの皮を>>続きを読む
〜アカデミー賞待った無し!アメリカの闇をえぐる実録犯罪劇〜
スコセッシ流映画術の集大成ともいえる作品。
彼が築き上げてきた映画論が特濃でスクリーンにカムバック。
身体が麻痺するほどの緊張感に包まれた>>続きを読む
〜西部劇の終わりと善悪の彼岸〜
(午後ローで観たので再レビュー)
全ての「西部劇」を「神話」だとしてかなぐり葬り去ってしまった衝撃の一作
「許し難き敵を華麗に捌くことによるカタルシス」という西部>>続きを読む
おっぱいの画面占有率高し!最高にブっ飛んだ現代版フランケンシュタイン
芝刈り機に巻き込まれて死んだ婚約者。残ったのは頭部だけ。どうしよう…
そうだ!娼婦の身体をくっつけて復活だ!!
猟奇的でエロ>>続きを読む
サタ☆シネで少し前に視聴
吹き替えがウンチ。
というよりウンチ以下。
そこら辺に転がってる声優気取りの小学生の方が100倍上手い
『ミクロの決死圏』を薄味にした、くだらないコメディ映画
内容や特>>続きを読む
〜グロテスクな幻覚の中で男は妻を2度殺す〜
バロウズの『裸のランチ』をクローネンバーグが映画化。
クローネンバーグ×バロウズ、奇跡の融合。
この奇っ怪な世界をその目に焼き付けろ!!
文学的な魅力>>続きを読む
ジャッキー・チェンによるカーアクション映画
主役機は三菱『GTO』。他にも『GT-R』や『RX-7』を始めとする日本車が沢山登場する。
『FTO』などのマイナー車も登場するので、カーマニアには嬉しい>>続きを読む
もうね、何回観ても面白い。言葉不要。
小さい頃から2、30回は観てるけど、その度に面白くなっていくんだから凄い
地を這い空を翔ぶ『蟲』の圧倒的な迫力とパワフルなビジュアル
『メーヴェ』や『バカガ>>続きを読む
なんて美しい映画だろう
「ゆるさ」とは違う、巧妙な「脱力感」
そこから垣間見えるは「死」への達観した無常観
いつ誰が死ぬかも分からない緊張感の中、砂浜で子供の様に遊び続けるヤクザ達
『人間紙相>>続きを読む
月の裏側で採取したエネルギーを地球へ送る仕事を、3年契約で行う男。
偶然発生した事故から、男は思いもよらぬ事実を知ることになる……
全体的にキュッとしていて、派手さは無いけどパンチのある作品
演出>>続きを読む
〜ダウナー系HIPHOP侍、ここに参る〜
「武士道」に心酔するヒットマンが組織のボス達に復讐を誓い、いざ出陣!
不思議な作品。
シュールというか何というかか、本作にしかない空気感が魅力的
何とも>>続きを読む
『天国で流行ってることは、海を話題にすることだ』
死期が迫った男達が、海を一目見たいが為にギャングに追われ警察に追われる映画
湿っぽいテーマなのに、コメディタッチで重苦しさが全く無く、むしろ爽や>>続きを読む
これは悪夢か現実か
おもしろい……。マジで良かった
外っ面は精神衰弱系ホラー
but
蓋を開ければ多層的で神秘的な映画
終盤まで気付かなかった見事なミスリード
ゲーム『サイレント・ヒル>>続きを読む
〜人の夢に潜って“アイデア”を植え付ける〜
二転三転する驚異の映像マジック
「夢」の世界をこれでもかと活かした怒涛のアクションシーン。
無重力空間で殴りあうなんて現実じゃ出来ないからね!
「夢ダ>>続きを読む
いい。凄く良い。めっちゃいい。
壮大なスケールのSFに、親と子の時空を超えた愛の物語を落とし込んだ傑作
SF造形の説得力が半端じゃない。
飛躍してるんだけど、とても現実的。
専門家とか集まって、い>>続きを読む