Garuさんの映画レビュー・感想・評価

Garu

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室井慎次 生き続ける者(2024年製作の映画)

2.7

事件は…

だめだこりゃ。ダメなとこいっぱいある。
やっぱり伝説にしておけば良かった。
シンペイ!!

室井慎次 敗れざる者(2024年製作の映画)

2.6

北の国から

だめだこりゃ。内容薄いし映像ダサい。
もう伝説にしておけば良かったのに。
シンペイ!

トラップ(2024年製作の映画)

3.6

ロビーの人多

いつも通りツッコミどころもあるが、今回のサイコパス寄りシャマラン面白かった。ファンタジーかサイコパスか。
好き派なので批判も沢山受けながらずっとこのくらいの作品を作っていってほしい。
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ルート29(2024年製作の映画)

3.4

死んでてもええから

物語の本質自体を変えてしまうかもしれない「こちらあみ子」の映画化は上手かった。結局本質自体はズレてるのかもしれないが好きだ。

独特の雰囲気作りは同様にすごい。ただこっちは原作を
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.8

のび太とドラえもん

セリフなしの観客に感情を想像させるシステムが良い。そしてあえて情報が少ない分、想像の余地があるのが上手い。終盤のロボットの行動が感動させる。

ロボットによって寂しい心の隙間を埋
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十一人の賊軍(2024年製作の映画)

3.2

笠原和夫さんの幻のプロット

豪華メンバーでアクションシーンもすごいのにかみ合ってない感じ。本山力さんかっこいい。
そしていまいちテンションが上がらないまま。十一人ってのも、やっぱそうかって思ってしま
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動物界(2023年製作の映画)

3.9

どこからが

アメリカではない雰囲気満載のファンタジードラマ。
もしかしたらあり得るのではないかの状況に対して、社会全体と個人間での物語を丁寧に描く。結局マイノリティであることの難しさと、そこに歩み寄
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ノーヴィス(2021年製作の映画)

3.8

がんばっていきまっしょい

序盤から感じる雰囲気は確かに「セッション」っぽい。だけど観ていると、この主人公のその狂気にも近い気持ちはどこからやってくるんだろうと思う。

そして終盤になるにつれてわかっ
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アイミタガイ(2024年製作の映画)

3.7

家路

全てを繋げた脚本がすごい。おもしろい!より、すごい!って思っちゃった。
映画にするにあたってすごく考えたんだろうなぁ。脚本。丸く収まる。
いい人のいい話。安定の黒木華さん。

八犬伝(2024年製作の映画)

3.4

創作と生活と虚

馬琴と北斎のお部屋トークが良い。多分あんな風には話してないが、分かりやすくて面白い。妻も含め上手い。
あと鶴屋南北との「虚」「実」問答も良い。内容はどうあれ創作活動をしている同士はあ
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あみこ(2017年製作の映画)

3.8

無罪モラトリアム

分かりにくくて分かりやすい話。おもしろい。
19歳から20歳にかけて独学で撮り上げた長編初監督作。すごいや。もうこんな事が技術的にできる時代だったんだ。撮ってみるもんだと思う。みん
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.6

誰かがどこかで

昔はたくさんあった時代劇良いよね。と思える楽しい作品。

終盤の戦い最高の間の撮り方してるのに、あんなにカット割ったり色々しないで欲しかった。なんならフィックスノーカットでも行けると
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BAGHEAD/バッグヘッド(2008年製作の映画)

3.8

マンブルコア運動

面白い。緩急をつけた怖さと、まさかのちょっと良い話へのクサい演出が良い。

想像していた通りの若いグレタ・ガーウィグさんだが、やっぱりすでにスター性がある気がする。上手いとかそんな
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まる(2024年製作の映画)

3.3

諸行無常

堂本剛さんだな。そのまま堂本剛さん。そしてそのままでいいんだ。綾野剛さんっぽい綾野剛と中和して丸く収まる。

悩ましいなぁ。上手く生きれないかなぁ。生きれないんだよなぁ。と思う話。

若き見知らぬ者たち(2024年製作の映画)

3.4

守り方の比較

恋人や友達もいるのにどこか不幸を受け入れている所が怖い。「守る」の考え方が普通じゃない。そんな人達もいると言う事か?

おそらくワンショットの終盤のシーン撮ってる人もやってる人もすごい
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ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

3.6

オープニングが同じで嬉しい!

あの屋根付きの橋とかちょとした事がなぜか嬉しい。相変わらずのテンションで良い。人物相関だけ思い出せば大丈夫。

そうか!諸事情で出れない人はサメに食われれば良いのか!

ヒューマン・ポジション(2022年製作の映画)

3.5

心技体の正しい場所

何かを何かで表現する良く出来た作品。
しかも美しく表現しているので好感度が高い。同じような事をもっと汚い事で表現する場合もある。
もう少し表面上の物語が欲しかった。

SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

4.1

Beyond the sea

確信めいた感情の行き先を示してほしかったような気もするが、あのキャップのように何かが永遠に回り続けるような考えも良い。

前半の嫌な気持ちからの後半の盛り上がりがすごい
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国境ナイトクルージング(2023年製作の映画)

3.6

燃冬

チョウ・ドンユイさんの名前に釣られて。
ちょっと考えればそういう土地もあるよな。どんな所なんだろうと興味深い。
あの山の事とか朝鮮民族の神話が関係してるよう。

なんやかんやなんとなく青春って
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.9

NIKON FE2

あの撮影は最高の興奮を味わえる。お金とか名声とか平和とか命とか瞬間忘れそう。
しかもフィルムで撮るなんて。確実性すら配慮しない精神。

やっぱりジェシー・プレモンスさんのシーンが
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.4

なにしてるんだろバットマン

なんかちょっと失敗したと言うよりあえてこういう風にしたって感じがする。それも失敗したと言えばそうだが。
誰もが思うもっと俺たちの心の中のジョーカーを観たかった。

傲慢と善良(2024年製作の映画)

3.2

とゾンビを付けたくなる。

原作を読んだことがある。流れはだいたい同じだが、多少の変更はあり。
全体的には少しマイルドにして集客したいぞ。と言う雰囲気が感じられる。
そうなると普通のラブストーリーに寄
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花嫁はどこへ?(2024年製作の映画)

3.8

しゃくれ噛みタバコ

ちゃんと謎が明かされてゆく面白い話。そしてちゃんと良い感じになる話。
ただ楽しい雰囲気だけではなく、女性抑圧もしっかり描かれている。
色々含めアーミル・カーンっぽい。

花蓮の夏 4K修復版(2006年製作の映画)

3.4

盛夏光年
オープニングの入り方好き。
ある意味すごいバランスの関係性だな。
観ているともっとブエノスっぽさを求めてしまう。女性いらないんじゃ…みたいな。

そしてスチールがウォン・カーウァイ監督作品っ
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

4.1

そらねお

不思議な空気感。独自のカメラワークと何とも言えないカットが素晴らしい。
全体を通してある世界観も好きだった。妙な説得力と感動がある。

何もしてない我々が近くにありそうな新世界の新表現をど
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ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ(2024年製作の映画)

3.0

痛くて寝れない

スケジュールと予算に悩まされてのアクションシーンの撮影は見応えある。
大ハリウッド映画のように余裕がないのがそうさせているような。
ドキュメンタリーと言うより特典映像って感じだ。

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

3.8

自分だったかもしれない

オープニングの池松壮亮さんすごい。雰囲気すごい。腹筋含め。
2人が可愛くて楽しそうな緊張と緩和のある物語。それさえ守れば楽しく観れる。もちろんアクションは高いレベルで。
なの
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.5

本当にあるJK刀

前半の展開の仕方や撮影も上手い。流石。面白い。菅田将暉さんも自覚なくなんとなく嫌われそうな人の演技上手い。

けど後半はここまでの不穏さや謎がどっちでもよくなるような展開。なんだか
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

3.7

月の光

「僕はイエス様が嫌い」同様すごく上手く撮る。光を多く取り込んだ映像も美しく安定してる。新時代感がある監督でワクワクもする。

後半からの展開が良くわからない。ただ突き放したような感じさえある
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.8

沈黙

大学在学中の作品とは思えない。しっかりした作品。考えて自分好みに撮影した映像が良い。フィックスが多いのも好き。
そんな若いのにこんなテイストの作品撮るなんてすごい。
「ぼくのお日さま」公開で再
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お隣さんはヒトラー?(2022年製作の映画)

3.7

忘れないように赦す物語

もっとコメディーなのかと思ったら意外とジーンとくる。展開はなんとなく想像がつく感じだが良い。それで良い。

犬の件は許さない。

憐れみの3章(2024年製作の映画)

3.7

お得パック

監督の本来のテイスト感ある作品。
絶対服従組合、支配権家庭、承認欲求集団。
小躍り最高だったなぁ。予告で小躍りして欲しくなかったなぁ。
考えようによっては短編3作観れたようなお得感。

あの人が消えた(2024年製作の映画)

2.9

来たことある寿司屋だった。しかもいまいちの店だった。

全体的に既視感があるのはまあしょうがない。斬新な展開もあったし。
けどやっぱり子供だまし感がすごい。終盤はまさかそれ系はやめてよって思った方にな
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スオミの話をしよう(2024年製作の映画)

3.2

フィンランドそのもの

分かってくるテーマのようなものは面白そうなのだが、肝心のコメディ展開がいまいち。
いわゆる緊張と緩和の緊張が弱いような。得意としているはずの。

システム的には「キサラギ」の劣
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マミー(2024年製作の映画)

2.9

狙おう思うて

林夫妻は怪しすぎる。知らない事もあった。けどそのまま犯人ってのも安易すぎる。
やり過ぎた取材。お姉さんの事が辛かった。
ドキュメンタリーとしては良い出来ではない気がする。

ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

3.6

コーダ

「ふたつの世界」と言う程じゃないと言うか、そういう男の半生って感じだ。
とても大変だがそういう環境で育ったおかげで世の中のクソみたいなやつが分かるし、伝わりにくい優しさも感じた。みたいな話。
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