よっしーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

フェーム(1980年製作の映画)

3.5

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「フェーム」

芸能学校の4年間を描いた作品で、登場人物が専門にするのはダンス、演劇、楽器など人それぞれ。何人かの登場人物に等しく焦点を当てるが、誰かが、ずば抜けて成功するわけでもない。

この手の映
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.0

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「ホールドオーバーズ 置いてきぼりのホリデイ」

最終週になんとか滑り込みで鑑賞することが出来た。アレクサンダー・ペインの監督作品は2本しか観たことがないが、心温まるピュアな作風と認識しているが、本作
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殺しの分け前/ポイント・ブランク(1967年製作の映画)

3.5

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「殺しの分け前/ポイント・ブランク」

ハードボイルドアクション映画。この手の映画(「ダーティ・ハリー」みたいな)は好きじゃないんだけど、これは結構面白かった。

何よりも映像が素晴らしく、どのシーン
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天はすべて許し給う/天が許し給うすべて(1955年製作の映画)

4.0

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「天はすべてを許し給う」

ファスビンダーの「不安は魂を食いつくす」が本作の影響を受けた作品のようだが、あちらの方が先進的に感じた。こちらは完全なるメロドラマで、ご都合主義と言えばそれまでだが、ちゃん
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裁かれるは善人のみ(2014年製作の映画)

3.8

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「裁かれるは善人のみ」

傑作「父、帰る」のアンドレイ・ズビャギンシェフの監督作品。濱口竜介監督がメルヴィル作品に対して「人生は裏切りに満ちていると教えてくれる」と表現していたが、この映画もそういう映
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キャバレー(1972年製作の映画)

4.0

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「キャバレー」

サリーとMCの曲(キャバレーの演目としてのシーン)以外は台詞に置き換え、舞台版とは全く違う観点から描き出したことは、挑戦的な試みではあるが、結果それが功を奏したお陰か、とんでもない傑
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フィッシュタンク〜ミア、15歳の物語(2009年製作の映画)

2.5

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「フィッシュタンク〜ミア、15歳の物語」

母親の彼氏であったという点は異なるが、年上の人を好きになったら、実はその人が既婚者で子供もいましたという題材は「17歳の肖像」と被る。

題材自体は悪くない
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.0

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「せかいのおきく」

江戸末期の汚穢屋(便所のくみとりを職業とした人)を題材とした作品。全編ほぼモノクロだが、一部のシーンではカラーが使われている。糞便を豪快に映し出すために、モノクロを使用したのか、
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イタリア旅行(1953年製作の映画)

3.3

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「イタリア旅行」

ロッセリーニの妻であるイングリッド・バーグマンを主演に離婚寸前の夫婦がイタリアへ旅行へ来る様を描いた映画。説明的な部分を出来るだけ省き、彼女の表情から主人公である女性の心境を読み取
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無防備都市(1945年製作の映画)

3.5

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「無防備都市」

ナチス占領時代のイタリアのレジスタンスを描いた意欲作。とにかくリアリティに拘っている印象を受ける。とこどろどこ映像が飛んだり、横に揺れたりするところは当時のフィルムの質の問題なのだろ
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ハピネス(1998年製作の映画)

3.5

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「ハピネス」

一番注目すべきは、男児に対して欲情してしまう精神科医で、彼が息子の友達に手を出してから、その子の親や警察にバレるまでの緊張感は観る側としては何も悪いことをしていないのに嫌なドキドキ感が
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義父養父(2023年製作の映画)

3.5

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「義父養父」

濱口竜介「悪は存在しない」で主演を務めた大美賀均の初監督作品。知人のエピソードをもとに制作された作品らしく、母の再婚相手の双子の兄弟の養子になった女性を描いた作品。

内容自体は不透明
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バレット(2012年製作の映画)

3.0

「バレット」

公開当時、年齢制限で観れなかった作品を観てみた。当時は全く注目してなかったけどサン・カンとモモアが出てたのね。

「ザ・キラー」と同じ原作者らしいけど、それもなんとなくわかる。サン・カ
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火事だよ!カワイ子ちゃん(1967年製作の映画)

3.3

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「火事だよ!カワイ子ちゃん」

チェコ時代のミロス・フォアマン監督作品。消防士のおっさんたちの間抜けな様子を描くことで権力者を批判した映画らしい。

確かに「カッコーの巣の上で」も「ヘアー」も「アマデ
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サテリコン(1969年製作の映画)

3.8

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「サテリコン」

俺はフェリーニが苦手なのかと疑問に思うほど、フェリーニ映画の真髄を理解できていないので、軽はずみなことは言えないけど、これは結構好きだった。

DVDなのに画質がかなり良く、本作最大
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.8

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「偶然と想像」

以下あらすじはFilmarksのものをコピペ。

『魔法(よりもっと不確か)』 スコア4.0
撮影帰りのタクシーの中、モデルの芽衣子(古川琴音)は、仲の良いヘアメイクのつぐみ(玄理)
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パッチギ!(2004年製作の映画)

3.3

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「パッチギ!」

バキ童チャンネルで散々擦られていた童貞映画。ぐんぴぃが真似していたシーン、特に「放送も、録音も、禁じられとるやぞ!!」のシーンは別に笑えるシーンじゃなかったけど、爆笑してしまった。
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天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

3.8

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「天国はまだ遠い」

霊に取り憑かれたAVのモザイク担当の男と彼に取り憑いた女、そして女の妹の3人による会話劇。見えるものを見えない様に処理する男が見えてはいけないはずの存在を人気しているというアイデ
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英国式庭園殺人事件(1982年製作の映画)

-

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「英国式庭園殺人事件」

映像は綺麗だったが、内容はよく分からなかったというのが正直な感想。しかし、鑑賞後に解説を読んでいくうちに、これが演劇の様な作品であったと気づく。

上流階級の醜い相続問題を描
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フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

3.5

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「フェリーニのアマルコルド」

フェリーニの少年時代を投影した童貞映画。何でも美しく、そして価値があるものに見えた童貞時代の視点をそのまま映像化した様な作品でとにかく映像美に惹かれる。

4Kリマスタ
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ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー(2024年製作の映画)

2.0

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「ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー(吹替版)」

シリーズ30年ぶりの新作に1〜3に登場したキャラが再び登場したこと、ジョセフ・ゴードン=レヴィットやケヴィン・ベーコンなど豪華キャストが出
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

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「マリウポリの20日間」

第96回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した作品。2022年2月ロシアがウクライナへの侵攻を始めてから20日間のマリウポリの様子をAP通信の記者が命懸けで収めた映像
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ハンコック(2008年製作の映画)

2.0

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「ハンコック」

誕生の経緯を描くことなく、ある程度、有名になって落ちぶれた姿のヒーローを描くというスタイルは今となっても結構斬新。そのため「ザ・ボーイズ」の様なクズっぷりをウィル・スミス演じるハンコ
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.5

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「17歳の瞳に映る世界」

17歳で妊娠したけど、自分の州では親の許可なしに中絶できないから従姉妹とニューヨークまで行って中絶する話。

主人公オータムの表情から妊娠に対しての不安や恐怖がひしひしと伝
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17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.3

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「17歳の肖像」

有望な16歳の少女が恋したのは倍以上歳が離れたおっさんで、大学への進学も諦めて結婚を決意したのに、実は相手に妻子がいたという何とも不遇な恋愛映画。

キャリー・マリガンの出世作であ
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アクメッド王子の冒険(1927年製作の映画)

3.5

「アクメッド王子の冒険」

100年も前に作られたアニメーション映画。音で表現する事が出来ないサイレント時代に、切り絵を使って映像を堪能させるという点に関しては世界初の長編アニメーションというだけでは
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数に溺れて(1988年製作の映画)

4.0

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「数に溺れて」

滑り込みで鑑賞することが出来たが、すごくよかった。それぞれの夫を溺死させる3人のシシーという名の女性と数に執着心を持つ少年。

グリーナウェイらしい色の使い方とマイケル・ナイマンによ
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マーティ(1955年製作の映画)

3.0

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「マーティ」

いい歳をして結婚していない男がたまたま出会った女性と恋に落ちる物語。設定上は30代だが、とてもそうは見えない貫禄のマーティ。恐らくは定職にはついているが、顔がかっこいいわけではない非モ
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永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

3.3

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「永遠に君を愛す」

濱口竜介の過去作がWOWOWで配信されていたので鑑賞してみた。結婚式直前になり、明かされる新婦の秘密。結婚式という厳かなイベントの最中に起きるちょっと奇妙な出来事を静かでありなが
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ヘアスプレー(1988年製作の映画)

4.0

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「ヘアスプレー」

友人からDVDをお借りして鑑賞したけど、ミュージカル版よりもずっと面白くてビックリした。内容はほぼミュージカル版と同じだが、テンポよく物語が進んでいくところに好感が持てる。

リッ
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オクラホマ!(1955年製作の映画)

2.5

「オクラホマ!」

「サウンド・オブ・ミュージック」でお馴染みのリチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタインコンビのミュージカルを映画化した作品。インディアン準州の農村を舞台に2人の男と1人の女の
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ビバリーヒルズ・コップ3(1994年製作の映画)

2.5

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「ビバリーヒルズ・コップ3(吹替版)」

遊園地で偽札を作る組織を追うフォーリー。江原さんによる吹き替えを観たが、やっぱりエディ・マーフィーといったら江原さんの方がしっくりくる。1、2を山ちゃんで観て
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ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

3.0

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「ビバリーヒルズ・コップ2(吹替版)」

トニー・スコットが監督した「ビバリーヒルズ・コップ」の2作目。1作目よりも金はかかっていそうだったが、話はより平凡で午後ロード感が満載になった気がする。
ただ
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.0

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「ビバリーヒルズ・コップ(吹替版)」

新作公開(NETFLIXオリジナル)の前に鑑賞したが、まぁ普通といったところだろうか。特段面白い作品ではない。いかにも午後ロードで緩〜くかかっているような作品。
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禁断の惑星(1956年製作の映画)

3.3

「禁断の惑星」

ポスターだとB級映画の様に思えるが、普通に完成度が高い作品でびっくり。地球から遠く離れた星に住む言語学者のもとを訪れた隊員たちがその星で奇妙な事件に巻き込まれるという王道SF。

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クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

4.0

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「クワイエット・プレイス:DAY 1」

「クワイエット・プレイス」シリーズの3作目にして前日譚。地球が沈黙した1日目のニューヨークを舞台に末期がん患者の主人公とたまたま出会った人たちの交流を描く。
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