死を招くおもちゃの猿の話。「誰もが死ぬ。それが人生」をモットーとし、キングの短編小説を原作に、ホラーの演出や描写を用いたコメディ寄りの作品。ロングレッグス(まだ見てない)のオズ・パーキンスが監督。 9>>続きを読む
人種差別やそれに対する公民権運動が広まる米国1960年代に少年院に送られる黒人の子供の話。見るのがめちゃめちゃつらくてしんどくて重い。だがそれだけ響くのが作品として凄まじい。
始終引き込まれていた。>>続きを読む
ロシアの大富豪の息子と結婚する事になったセックスワーカーの話。とても完成度が高く、感じるものが多い作品。それぞれのシーンが上手く、その状況を考えられてしっかり撮られてるのが伝わる。どこかドキュメンタリ>>続きを読む
ドイツの夫婦と街を恐怖で染める吸血鬼の話であり、1922年のノスフェラトゥのリメイク。しっかりとしたゴシックホラー! 色使いや照明、音響、カメラワークにおける距離感などからホラーはホラーでも、どこか舞>>続きを読む
次の教皇を決める選挙(コンクラーヴェ)と、それを監督する首席の話。普通に楽しめる作品。シネマトグラフィや描写等は良くも、特に優れていると言ったわけでは無い。ストーリーに関しては先を読もうとするとすぐに>>続きを読む
若い体を「作る」薬の作品、とだけ言っておく。大人しく始まり、スリラーのように謎多く進み、壮大で無茶苦茶に終わる嵐のような映画。ボディホラーではあるがSFな要素やブラックコメディな要素を混ぜたりと、見ど>>続きを読む
麻薬カルテルのボスが性別適合施術を受け、新たな人生を送りたいのとそれに巻き込まれる弁護士の話。ちょっとなあ、評価がめちゃくちゃ難しい映画! ネット上でボロクソ言われてるのでクソ映画好きとしてどれだけ酷>>続きを読む
一言でまとめるとアホの心理戦!! FBIがコンサートを罠にし、娘と来た殺人鬼を捕まえる……はずの映画だけど明らかにFBI側が準備不足! 2万人近くいるイベントからなんで曖昧な情報しか無い状態で犯人捕ま>>続きを読む
「まるで自分じゃ無い、別の人の体に閉じ込められているよう」という思春期の悩みをテレビ番組と「現象」の観点から描いた作品。詰まるところトランスジェンダーのアレゴリーであり、そう考えながら様々な要素に注目>>続きを読む
20秒おきに「それおかしくない???」とつい突っ込みたくなる要素満載! ネタバレの無いようにまとめると「誰も捕まえたことのないクモ」とか言ったそばから嬉しそうに「見つけたー」って来るのギャグか!? 女>>続きを読む
キャシー・ベイツ演じるアニーが全てを持っていく映画。作品における悪役としてすげえなあ、と。あんな不器用でありつつ、しっかりと狂っていてスリラー作品における悪役が描写できるのはかなりの見どころ。
今と>>続きを読む
アウシュヴィッツの隣に建てられた家に住むナチス一家の話。内容はそうハッキリしつつも、多くは語らずに背景を作り上げ、残りを視聴者に想像させる作品。大量虐殺は直接描写されなくとも常に脳裏に浮かぶが、それを>>続きを読む
知能が極端に低下した未来へとコールドスリープしてしまった平均的な人を描いた作品。アホのマッドマックスみたいな終わってる感じがめっちゃ好き。コメディでありつつちゃんと反知性主義や消費主義を風刺して世界観>>続きを読む
芸術において「完璧」を目指す先品(例として『セッション』など)は複数あるが、常に上を目指していくものとは異なり、『ブラック・スワン』は持たざる自身の反面を我が物とし「完璧」を目指していく作品。秩序、純>>続きを読む
あの国民的シリーズが小学生が中途半端に考えたようなストーリーで実写映画化だぜ!
ストーリーが色々すっ飛ばしてとりあえず無理矢理まとめてる感じなのに同時に無駄なシーンが多かったりするのは不思議でたまん>>続きを読む
分類としてはコメディホラーだが、コメディ要素は一部キャラクターの明らかに突っ込みたくなるような部分であり、どちらかと言うとよくできた風刺ホラー作品の印象強め。
富裕層の「食」に対する認識、食事に対する>>続きを読む
「メッセージ性」を言い訳にショックから影響を受けやすい若者ら対象に売ろう、という製作陣の魂胆が丸見えなのが実に不快な作品であった。まるで映画視聴者を舐めているようであり、どこか怒りすら感じる。
申し>>続きを読む
とても良かったけど、どうしても3時間半は長すぎる作品。内容的に2時間ほどのものを引き延ばしたり、繰り返したりしたような場面が多く、3時間半の必要性を感じない。
それ以外はとても楽しめた。ロバート・デ>>続きを読む
ジョーダン・ピール作品として、ゲット・アウトほどではないが、アスよりは楽しめた作品。前情報ゼロの状態で見たため、予想外にもスピルバーグチックで良かった。ホラーの要素をしっかり持ちつつも、SFチック。実>>続きを読む
ウェス・アンダーソン感が大爆発した結果の作品。よってかなり人を選びそうだけど、自分は楽しめた。
映画風の舞台劇とその劇ができるまでの舞台風のドキュメンタリー映像を交互に流すという理解し難い独特さに加>>続きを読む
めっちゃおもろい。セットはウェス・アンダーソン作品感がどこかあり、良い意味で映像からおもちゃらしさがしっかり伝わってくる。
マーゴット・ロビーの人形らしい、ハッピーゴーラッキーで人工感溢れる演技がと>>続きを読む
原爆開発を中心とするよりは、その背景からオッペンハイマーという人物そのものを紐解く、一種のキャラクタースタディ作品。それとは対象的に、ストロースがサリエリに近い立場の『アマデウス』のような作品とも見る>>続きを読む
元から任天堂系の物やマリオシリーズがとても好きなため、ユニバーサルスタジオのアトラクション感覚では10点中10点楽しめた作品。音や映像において細かいネタを様々仕込んでくれたなあ、とついつい夢中になって>>続きを読む
全体に中身が薄い!!!テンポが悪い!!
前半に関しては退屈すぎるが、おそらくはそういった「何気ない平凡な日常」を描きたかったのが目的。その割には死ぬほどテンポが悪く感じるだけ。
後半に関してはカエ>>続きを読む
話のテンポが遅すぎる割にクッソ浅い!!!そしてその代わりに唐突な大音量でビビらせようとするだけで実際にホラー要素がほとんど感じられない!!なんじゃこれ!!!
前半と後半、全く別の台本を組みわせたかのよう。前半は前半で「邪魔者扱いのヒーローはPR活動で周りからの認識を変えられるか」というコンセプトは相変わらず斬新で、気になる点は多くもまあまあ楽しめる。その分>>続きを読む
コーエン作品に名作が多すぎる為、比較的に目立たないものだが十分面白い。パラノイアとアホ共を組み合わせるとどうなるかというある種の社会実験を見ているのかもしれない。始終ごちゃごちゃしているものの、全てが>>続きを読む
ストーリーの方向性や展開は面白いなあと思えるがそれが全てを支えており、サイコホラーとしてはサイコ要素もホラー要素もかなり弱め! 雰囲気や描写がもう少しどうにかならなかったのかと若干残念。ただしリメイク>>続きを読む
雰囲気の無いブレア・ウィッチ感。加えて90分ほどの映画なのにペースが遅すぎてとてつもなく長く感じた
ジャック・ブラックのパフォーマンスの勢いがとてもよく、周りのキャラクターや話の流れもその勢いに染まりつつラストまで進んでいく。おもろい
物足りない勢いのままとりあえず突っ走らせたかのような作品で、ストーリーや設定もおそらく深く考えられていない。あと半分くらいめっちゃ暗くて何も見えん
ホラーとコメディを掛け合わせた本作だが、どちらの要素も乏しく、コメディに関しては見事滑るシーンばかりだった。ホラーに関しては「老人が妙な行動を取ったら怖いよね」というトロープに頼りすぎており、その領域>>続きを読む
ホラーとして雰囲気は悪く無いが、最終的には作品自体もどういった物になりたいのか理解していないよう。情報を最後まで伏せるのが肝心な作品の割には、その実行がもどかしく下手に感じてしまう。