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君は覚えてるかな、9月21日の夜のこと。
最後は反則……。それまでほとんど心を動かされなかったにもかかわらず涙が出そうになった
でもこれメソッドは『ラ・ラ・ランド』と同じだ
追記:
フォロワーが>>続きを読む
このバットマンの倫理観見覚えあるな……なんだっけ……?と思ったら、NARUTOでサスケが提唱していた火影観(憎まれ役になってでも自分一人に大きな権力を集中させて影から平和を管理する)に似てることに気づ>>続きを読む
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部屋片付けながら見てたけど、開始15分でがっつり鑑賞になってしまった
マルフォイが「あの人」から押し付けられた任務のプレッシャーに耐えられず、嘆きのマートルに泣きながら相談していたところが原作で好き>>続きを読む
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そういえば見ていた
あんまり大人が真剣に観るようなものと思えない……ゲンドウの「成長」って、「箸ないけど手で食べろってこと?」と言ってたお父さんが20年かけて「箸とって」と言えるようになったくらいの>>続きを読む
「脱出できるか?」→「できませんでした……」を10回やって、不運な少年たちが無為に英雄として担がれるのをゲンナリしながら眺めるだけだった
私が「意味のないドキドキ」と呼んでいる現象(追手が迫っている>>続きを読む
シーンそれ自体に緊張感や迫真性がある一方で、「いやいや、元はといえばきみが最初にミスったからやで……」という気持ちにさせられるためシュールなコメディのようだった
「火中の栗拾い」みたいな映画だが、主>>続きを読む
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●いいところ
85分なところ
●よくないところ
・画が微妙なのと、シーンとシーンの間のショットが足りない
・登場人物がステレオタイプの域を出ない感があり、みんな子供の話を聞かないのでコミュニケー>>続きを読む
意外と観たことなかった名作シリーズ
めちゃめちゃ面白くて、後世で擦られまくるのがよくわかる あと、おれはこの映画の文脈抜きにPixiesを聴いていたのか……と思った
かなりおもろかった
女の子の精神の端っこの方にある、エアポケットのようなスペースが描かれている。「私のことを深く理解しているとはとても思えないが、やたら好いてくるので雑に扱ってもいいかと思っている男>>続きを読む
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俺氏大号泣不可避
作家のナルシシズムというのは常に批判されるもので、みんな昔から村上春樹の問題を指摘したり、最近では新海誠のナルシシズムに嘔吐したりしている。
この作品は間違いなく宮崎駿のそれが極>>続きを読む
こういう映画って洗濯物を干したりご飯をラップに包んだりしながら観るのだけど、他のエンタメ作品を観てからノーランの個性に気づくのは、洗濯物を干しながらでも面白いということで、「何が何だかわからないけど(>>続きを読む
前作はとにかく単位時間あたりに面白要素を詰め込みまくっている印象でそれも悪くなかったが、今作はもっと素材の使い方(色彩やキャラクターのトンマナ、ストーリー、アクションのアイディア)がオーガナイズされて>>続きを読む
いっこも嫌なところがない素敵な映画
料理について、できた皿だけポンと出てくる作品もあれば手元をがっつり映す作品もあるが、後者でよかった
知人がみんな褒めてるので観たけどよくなくてびっくりしちゃった❗️
大人と子どもの対比も、タナトス的なエネルギーの発露も、音楽の使い方も雑に見える
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かつてラピスラズリを用いた青い顔料はあまりに高価だったため、市井の画家が手に入れることは難しく、絵の芸術的な価値にも影響していた……という話があるが、とにかく「青の顔料」を見せつけられるような映画だっ>>続きを読む
感傷的すぎる。エモくなる瞬間があっても怒涛のアクションに押し流されてゆくのが前作のいいところだったのに……。
最終盤が決定的にまずくて、クリスヘムズワースのしゃべりも長いし、殺し方のifが映像になっ>>続きを読む
素晴らしかった!全体的によすぎて、巧みすぎて、あまり何も言いたいことがない……。センスが炸裂しているショット(警察に開放されたあとの橋の下のシーンやエンドロールなど)が見どころだが、ラストで通行人の影>>続きを読む
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嘘くさすぎるし、やたらと気を持たせる演出をしておいて覆いを開けたら何もないのが解せない
嘘つくなみたいなシーン多すぎるが、特に「は〜?」と思ったシーンが下記
・校長と金管を吹くシーン
校長という立場>>続きを読む
人生の複雑さではなく単純さを描く作品で、かぐや姫の物語やジャック・ロンドンの作品群を思い出した。18禁なのでインモラルなのかもしれないと構えていたが、表面がどぎついだけで非常に教育的・教条的な作品
男子20人、女子20人のクラスで、いちばん人気のある女子がいちばん人気のない男子とくっつく可能性は1/20ではないし、1/200、1/2000ですらない。もっと言うとほぼゼロだと思う。
仮にそういう2>>続きを読む
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前情報なしで観たが、序盤から黒澤明、大島渚との接点は感じられる上、たけしが秀吉を演じるのは映画史における秀吉という文脈を背負っているのではないか、という勘ぐりも起こさせたが、笑いどころが多すぎて途中で>>続きを読む
意思を持ったAIが反乱を起こす話は基本的に全部しょうもない……。というか想像力として世俗的すぎて、現代でテクノロジーと社会に真剣に向き合う作家が描く話と到底思えないのだが、この作品はそういう建てつけで>>続きを読む
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天皇制を中心とする、戦前の硬直した社会が変わるさまを寿ぐ映画ではないかと思った。自由に生きろ、勝手に生きろと言っている。
同じことを感じた人は多いと思うが、脳内のサイケデリアの横溢と破綻においてゴダ>>続きを読む
酷評するシネフィルもいるが、クライムサスペンスやコンゲームとしてでなく、夕方にやってるテレビ放送の長い版として観たら目くじら立てる作品でもないのでは?と思った。同じアニメ映画でも、細田守作品のように酷>>続きを読む
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トッピング全部乗せみたいな映画だった。カンフーアクションで、ハイファッションがあり、アジア人俳優で主役を固めて、流行りのマルチバースで、さまざまな過去作品の意匠を取り入れ、息子の父殺しではなく母娘の対>>続きを読む
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原作の山王戦を素晴らしいと感じつつも、特に思い入れはない(リアルタイムでもないし、バスケもしていなかった)からか、全然熱くなれなかった。これでいいのか?
結局、3Dの映像を受け入れられるかどうかで感想>>続きを読む
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おしまいの町で暮らしているおしまいの女に転機が訪れ、一瞬光を見る話
「劣悪な環境に身を置く愚鈍な人」は、あえて愚鈍なままでい続け、なにも感じようとしないことで自分の心を守っているのかもしれない。だっ>>続きを読む
70年代のアメリカに何かを託してしまう人間には刺さる。刺さるけど、おバカなラブストーリーとして受け取るには屈託がありすぎて、後半は困惑しながら観ていた。(謎のバイクスタントやるあたりまではサイコー!っ>>続きを読む
撮り方が特徴的で、三脚やクレーンでよさそうなシーンでも徹底してハンドカメラを使う。そして被写界深度が非常に浅い。そのため、少しでもピント面から外れると、窓の外も人の表情も、あらゆるものがぼやけ、存在感>>続きを読む
ヴェーラの女性監督特集にて。ポリアモリーがうまくいかないくだりあまりに自分ごと映画だった……。
最後にダメ男が赦されてしまうのはお決まりの展開だが、今作ではそれが父権への抵抗を含んでいるのでより複雑な>>続きを読む