那須妙子さんの映画レビュー・感想・評価

那須妙子

那須妙子

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

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箱根駅伝の裏番組でやるなよ〜、どっちも見たいよ〜。

ニホンザルの造形がびっくりするほどうまい。ロケハンで日光猿軍団とか見に行ったのかな。展開が概ねわかるものの泣く。
ラストのハンゾーは用心棒の三船敏
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

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そしてつづけて2。
やっぱ登場は全裸。今回は走らせたりしないで、急所を気にさせない粋な演出。
ママは頭おかしい(そりゃそうか…)人として精神病院、ジョン君は荒んでるしメカに強いそこそこの犯罪者…。どー
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ターミネーター(1984年製作の映画)

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初めてのターミネーター。
面白かったし、突っ込むところも多くて全く飽きない。あたしにも未来から「君を助けるために来たんだ」って言う、いい男が出てこないかな〜。友達もお母さんも殺されちゃうけど。
シュワ
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ダンシング・ベートーヴェン(2016年製作の映画)

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「これからどーすっかな…」と思って、再生。10年前の東京、たぶん今より寒冷そうな春と秋。

第九っていい曲(曲って言っていいのか?)だし、踊りたい暴れたいメロディだと思っていたので、同じこと考えたプロ
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ハンニバル(2001年製作の映画)

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家族に薦められて鑑賞。
面白かった!ふだん脳みそとか見慣れてないから、深夜に「ギャーーー」。
なんつーか、血がばーーって出る絵がやたらリアル。

パッツィ刑事ですか〜、ご先祖はアレですね。はらわたはど
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スピード(1994年製作の映画)

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初めて見る『スピード』。
最初からバスに爆弾ってわけではなかったし、キアヌは品がない(F'N'90sってことか)。

ちゃんと途中でギャーとかウワーがあってよくできてるし、爆弾どうするってとこでもヒャ
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ECM レコード―サウンズ&サイレンス(2009年製作の映画)

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「マンフレートは静寂のセンスが群を抜いてる」だったかな、その部分に本当にそうだと思った。

コロナで外に出られないし、誰かと会うこともできなくて鬱々としている時、ずっとECMを聴いていた。彼の作る音に
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ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

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この映画を観て「ほしいドラえもんの道具って聞かれたら、虫の知らせアラームで決まりだな」と、なった作品。


追悼大山のぶ代!と思って久しぶりに見たら、あまりにも面白くて藤子・F・不二雄の才能を強く感じ
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リリー・マルレーン 4K デジタルリマスター版(1980年製作の映画)

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またハンナ・シグラに素敵な服ばっかり着させやがって〜!!今回もぜんぶ着たい。

自分の愛し方と他人(恋人以外も含む)の愛し方は違う。同じだってのは偏見。同じなら良いけど、そんなわけない。
他人は他人、
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

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これ映画館でやったのか〜、行きたかった〜。

市川崑の金田一シリーズみたいに、アンタその役ね!ってノリが最高。特番はこうでなくっちゃ。マイクロフトは原作に忠実なマイクロフトに!こういうとこ手を抜かず視
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

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子どもの時、金曜ロードショーで見て以来。アンソニー・ホプキンスうますぎるだろ。ずっとこの人はこういう異常者だと思っていたようで、他の作品でまともな役やってても、「いつ仲間に噛み付くのかな」って思ってた>>続きを読む

氷の花火 山口小夜子(2015年製作の映画)

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かぐや姫が降りてきたみたい、がほんとにそうって思えた。

真面目に山口小夜子を見たのは今回が初めてだったけど、美しくて美しくて。
幸せな時間だった。

あと呼吸が苦しい(肺炎)ときは寝ても治らないから
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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やばかった、なんだこれ。
バンドも構成もバッキバキに決まってて、若い頃これを見ていたらあのランプを使った芸(これのオマージュ山ほど見た気がする)を永遠にやってたと思う。

欲しい音が出せるドラマーをわ
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

失っていく方にフォーカスされる老境。過去と再会しても、それはもう終わってる。これからに続かない。
これは自分?リアルに友達も恋人も家族も死んだり去っていってるのエリセ、と思ってしまった。劇中劇でも言っ
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欲望の翼 4Kレストア版(1990年製作の映画)

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白ランニングにビッグサイズの白いトランクスでかっこいいって奇跡。レスリー・チャンの映画は美のサプリメントだな。

ストーリーもサッパリだし、共依存じゃんとか思うのは大人になって知識つきすぎた弊害。この
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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ナンセンスなのは分かってるけど「LINE交換しろよ〜」とつっこんでしまった。

ロック歌ってる太っちょはZZtopだし、俺の歌見つけてくれないかな(鳥羽一郎かよ)、という呑気な日常がゆっくりと零落して
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

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最初はあら筋通りにことが進むんだけど、勝負に出てからのイリスがちょっと普通じゃない。夜の植物園みたいなところで本を読んで口元が緩むシーンが印象的。
踏み外したけど、正気。

最高にハッピーなクリスマス
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

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ついてないな〜
淡々といろんなことが起きる。こんなふうに人生が一変することもあるのか。

真夜中の虹、ってラストでわかる。

音楽がいい。
わたしの人生にも、この伴奏をつけてほしい

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

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なんだよこれ、すげぇ良いじゃん
暗くてモテない人の恋は温度高いんだよ、忘れんな!
こどもの貯金箱もひと肌脱ぐ(脱がせる)んだよ!

ビンゴ!!!

デートにスーツ着ていくとこやら、Cherが帽子取った
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ジェーン・エア(1944年製作の映画)

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うまいこと90分にまとめてある!
オルダス・ハクスリーさすが。

原作読んでる観客向けだと思う。ロチェスター家出てからも結構面白いんだけどね。
リアル・ロチェスター様にオーソン・ウェルズは夢がなくてい
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ペルリンプスと秘密の森(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

令和たぬき合戦ぽんぽこ、だった!
(ほんと、すいません)

ブラジルのぽんぽこは仕方ないね〜、って流れに身を任せないで自分たちの未来を選び取るってところで終わった。清々しい、我と彼の差を思ってしまった
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ムーミンパパの思い出(2021年製作の映画)

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ムーミンのアニメを観て興奮していたのは、何十年前?
高山みなみのムーミントロール、懐かしすぎる。改めてムーミンってすぐクヨクヨするけど勇敢でいい奴だな、ムーミンが大好きだよ!!!!いま観るとリトル・ミ
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メーヌ・オセアン 4Kレストア(1985年製作の映画)

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めちゃくちゃ良かった。
ずーっと見ていたい。言語がわからなくても、わかる!いる!「迷惑で大体失念しちゃういいおじさん!」っていうのが毎回ある。
ロジェって、昔話とかおばあちゃんの話す「それほんとか?」
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トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア(1976年製作の映画)

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ハッピーエンドの『アギーレ神の怒り』
バナナのくだりは爆笑だった。

欧州の男性には、アマゾンをコントロールしたいっていう欲があるのかな。
ストーリーは違えど、アギーレとボナヴァンチュールは似たような
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栗の森のものがたり(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

地獄に堕ちろ

驚くほどの投げっぱなしジャーマン。
都市と地方、郊外、スピード感が全然違うんだと改めて思う。

全ての絵がヨーロッパ絵画のなんかだと思う。それが拾えたらな〜、またちゃんと絵画史とかやっ
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キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク(2023年製作の映画)

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時間とタイミングが合ったので、何の気無しに入ったら、良すぎて危うく号泣しそうになった。
180キロの豪速球を心臓目掛けて投げてくるような真剣さと愛。あと笑顔、人生いろんなことあった後の笑顔。

真剣に
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不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

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こう言う話なの〜!
家だったらキツくて最後まで見られなかった。幸福が楽しいとは限らない〜!!

アリの職場に行って、絶望でキラッと光るエミの涙。

セリフがどれもすごく秀逸。
訳がいいのか、原本がいい
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オオカミの家(2018年製作の映画)

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とにかく混んでるので、行く方は事前にいい席予約した方がいいです。平日も関係ないっぽい。

ふわーん、ブチャーン、グジュグジュ〜ってストップモーションアニメが動く。
壁から出てきたり、気味悪いとこからヒ
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(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

面白いとか面白くないじゃない。
すごいよ、チリに行きたい。
ストーリーと全く関係ないんですが、蘇った片方・股間の手のひらが気になってしょうがなかった。


てか、これも風刺じゃん!!
結婚しないで子ど
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

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勢いで1も観る。
こっちの方がふざけが少ない。ラストの倒したと思ったら…のとこでギャッて叫んでしまった。スピルバーグ、お前の仕業か?
田舎の夫婦のガッサガサな会話とか、ダイナーでの殺しは皿にべちゃ!と
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

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初めて見たけど、めちゃくちゃ面白いじゃん。なんだよ、1も見なきゃ。
短パンのトミーリー、最高だった。

今更だけど、BOSSはこれか〜。
BOSSで貯めた金でまた映画とか撮ってねトミーリー。円弱いけど
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ジャン・ルノワールの小間使の日記(1946年製作の映画)

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なんだこれ、めちゃくちゃ過ぎる。
主要メンバー全員がやれることを全部・全力でやるをモットーに暴れまくる感じ。大尉のハイテンション。旦那様も落差が激しい。計画性があるようで無いジョセフ。ジョルジュ様、元
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フラワーショウ!(2014年製作の映画)

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一年中朝から晩まで庭で作業して、植物園や森に行くとテンションMAXになって、植木市では持ち帰れないほど買おうとして、公園課がやらないから小道の雑草刈ったりしているおばさんの中にはメアリーがいる。
理解
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水を抱く女(2020年製作の映画)

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沼の精かな…と思っていたら神話が題材なのか。この原題は日本だったら、『清姫』みたいなもんか。なんか山椒太夫みたいだな、って感想はあながち間違ってないと思う。
ラストもハッピーエンドで良かった。

スト
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私の殺した男(1932年製作の映画)

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出オチの題名とおもいきや、ラストこうなると思わなかった。すごく面白かった。
傷痍軍人の足の間から見る凱旋パレード、あー砂糖が足りなかったんだぁ、肉屋の「ラム5切れ」からの街中の噂話、あんたには奢られた
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