YURINAさんの映画レビュー・感想・評価

YURINA

YURINA

ミッシング(2024年製作の映画)

2.0

演技がうまい故ではあるんだろうけどヒスってる石原さとみ2時間観るの普通に疲れるなという感じになってしまった。

母親も悪い人間ではなく、恐らく娘が行方不明になるという緊急事態においてあの人格になってい
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

5.0

リバイバル上映!最高!大感謝!
大きな画面と質のいい音響で観るべき作品。
ずっと迫力がありクオリティが高く本当に素晴らしかった。
革命やデモを起こす人のことをえらいと思うし尊いと思うけれど、起こさずに
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.0

一応全部みたけどなんかあんまりピンとこないかも……とずっと思ってた、各シーン怖いなと思う描写はあったけれど物語全体に入り込めなかった気がする。

モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

3.0

どろどろぬめぬめした質感とか可愛くもなく無能な謎のキャラクターとか、アニメの描写でこういうの出てくるとなんか萎えるんだよな……と思っているものが序盤から詰め込まれていて精神的には早々に離脱。

ラスト
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

5.0

非常に傑作だと思うけれどラストがあまりに後味悪くて観賞後ずっとうっすら体調が悪い。

戦争と虐殺を徹底して子供の目線から描いているのは斬新で、ただ込み入った物事を分からない存在の視点による、という前提
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正体(2024年製作の映画)

5.0

本当に質の良い邦画。ザ・邦画!という感じがする。死刑囚はなぜ逃亡したのかというミステリ仕立てのつくりや時々ホラーに近いものすら感じる緊迫した演出が素晴らしく画面に惹きつけられたままの2時間でした。
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

4.0

ラストの演出好きだった。細かな演出、画面づくりも効いていて面白かったと思う。

いぬとロボットの種族を超えた素敵な友情とも見えるし、他者とのコミュニケーションを諦めてある程度自分に都合よく振る舞うロボ
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劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師(2024年製作の映画)

-

殺人を藁の人形と彼岸花で表す描写、子供が見ることを意識した演出で非常に良いと思った。

こんなにキャラクターたくさんいるんだ、というくらい盛りだくさんに出演しており、懐かしいキャラクターもいて楽しかっ
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私にふさわしいホテル(2024年製作の映画)

4.0

新年1本目として超超超最高なスタート。時折笑い声が聞こえる観客の温かい雰囲気も良かった。

コメディタッチの作風にのんちゃんの演技がとてもよくあっていたと思う。80年代風のファッションや山の上ホテルの
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

4.0

百田尚樹氏の発言以降、頭の片隅でSF作品の在り方(ここでのSFはすこし不思議なの意味ではなくサイエンスフィクションの意味)を考えてしまう。本作の、一見良さそうに見える世界を提示した上でその問題を明らか>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.5

テンポ軽くてちょうどよかった。意識残ったままループするという設定の中で初めは混乱し怒り、どうせループするならと楽しんだり危険行為に及んだり、時間がありすぎて腹割って話せたり、と時間経過の中で違う反応を>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

丁寧で静かで美しい作品。映画館で観たかったな、悔しい。

ライオン・キング:ムファサ(2024年製作の映画)

5.0

観ている間ずっとわくわくして最高だった。想像以上によかった。

壮大な自然もライオンの毛並みや筋肉の質感がも美しく、それらを存分に生かし臨場感を盛り上げるカメラワークが素晴らしかった。
ご都合展開では
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

人によって見えている物事の側面が全く異なるというのがこれでもかと巧みに表現されていてめちゃめちゃ面白かった。

すでに話題になっているので今更あれだけど、非常にいい作りの作品なのでみんな、見て〜!

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.5

賛否両論あると知った上で鑑賞した感想にはなるが、ハッとするような美しい画面づくりが多く映画として見どころが多い作品だったと思う。

ジョーカーにかっこいい悪役を求める人が本作と折り合いが悪いのは前作か
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おひとりさま族(2021年製作の映画)

3.5

「おひとりさま族」というタイトルから1人を謳歌する主人公に共感し肯定する物語をイメージしていたけれど、どちらかというとなんらかの傷を抱えた主人公が適切なケアにアクセスできていない物語の印象を受けた。>>続きを読む

恋人はアンバー(2020年製作の映画)

-

恋愛でも性愛でもなく、でも心が通じ合う瞬間が一瞬でもあることって本当に尊い。

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

2.5

主人公の女が苦手すぎて2時間わりとずっとしんどかった。

ラストマイル(2024年製作の映画)

5.0

パキッとしたオレンジが効いて全体的に画面が明るく締まっていた。
社会問題をしっかり捉え扱う気概があって好き。

ボクらのホームパーティー(2022年製作の映画)

4.0

88分という軽さがちょうどいいかなと思ってみ始めたら全然軽くなかった。

これ、レズ版はどうなるんだろう、と思って観ていたら、途中で出てきた女が全然ヒスってて、まぁ、それはそうか……と思った。
鑑賞中
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映画プリキュアオールスターズF(2023年製作の映画)

4.0

プリキュアのことあまり知らないのに、なんだか心強くてうっすら泣きながら見た。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

暗い気持ちだったので明るい映画を観る気にはならなくて少し暗そうなものを選んだけれどちょうどよかった。

主人公の女性が話せないこと、アメリカとソ連の対立の中の出来事であること、その他の要素にもっともっ
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劇場版モノノ怪 唐傘(2024年製作の映画)

3.0

映像と音響の本気度が高くてとても熱量ある作品だとは思ったけれど、お話がイマイチ入ってこなかった。
神谷さんのお声が好きなので劇場で聞けて嬉しかった。

密輸 1970(2023年製作の映画)

4.0

登場人物がわりとみんな私利私欲で保身のために動く感じがよかった。結託・裏切りが多くて途中ついていけていなかったけどテンポが良くてみている間中楽しかった。

ルックバック(2024年製作の映画)

4.0

なんか分かんないけどずっと泣いちゃった。配信でいいかなと思っていたけれど、映画館の没入感よかったかも。

未来を花束にして(2015年製作の映画)

4.0

都知事選前に鑑賞。映画としての作りよりはどうしても思想の話になってしまうけれど、参政権・選挙権は当たり前のものではなく、血と涙で勝ち取ってきたものなので無闇に権利を放棄してはならないと改めて思う。経緯>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.0

なんかもうこちらが照れてできないくらいのアオハルをずっと全力でやってくれて本当に良かった。台湾の色彩と雪国(新潟や福島)の色彩が過剰なくらいしっかりと分けられていたけれど、過剰な青春とマッチしていてよ>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

4.0

音の表現が素晴らしいという意味でも、自宅で見たら途中で飽きて最後まで観られないだろうなという意味でも、映画館で観て正解の映画。

人はどこまで無関心になれるか、という思考実験のような映画。展開が少ない
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かくしごと(2024年製作の映画)

4.0

物語の大筋に関わる2点に違和感がある(ネタバレになるためコメントに追記)ので、ストーリーの完成度はなんとも言えないけれど、構図がきれいに決まった画面が多く映画としての完成度は高いなと思った。観ていて好>>続きを読む

違国日記(2023年製作の映画)

4.0

2時間ですっきりまとめるなら槙生ちゃんと朝のお話にしたほうがよかったかもしれないけれど、私は原作が好きなので、えみりちゃんや森本のエピソードがしっかりと残っていて嬉しかった。原作サイドか、映画の作り手>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

4.0

でんぱ組の「あした地球がこなごなになっても」が人生でいちばん好きな曲なので、この曲が流れている間はずっと大泣きしていた。流れるタイミングが完璧で、本当にこなごなになる地球(実際はそうではなかったけれど>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.0

私は浅野いにお作品を全然通っていないのでキャラクターを可愛いとも魅力的とも思わないし、会話のテンポも苦手だし、お話も知らなかったので展開が見えずで少しそわそわする。

でも友達たくさんで明るく生きてい
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