ゆうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

最後まで行く(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

イ・ソンギュンさんとチョ・ジヌンさん、それぞれ違う作品を見た後にこの作品を見たので全然違う役で俳優さんってすごいなとびっくりした。
目から違う…

始まりからどんどん不穏な方へ展開していく刑事ゴンス、
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.2

漫画で読んで好きな話だったので楽しみにしてた作品、アニメになり声がつき動くと戦うシーンなど迫力があって面白かった。
声優さんってすごい。そしてアニメーターの方にはたくさんお給料をあげてほしい…

里香
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.8

ずっと画面が暗くて闇を感じる世界観。
ロバートパティンソンのバットマンがいつも悲しい目をしていて、でも気品があってかっこい。
アクションだけでなくサスペンス要素もあって2時間が早く感じた。
カーアクシ
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博士と狂人(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

オックスフォード英語大辞典を作る物語でありそれに携わる異端の博士と悲しい殺人者。
2人の友情が素敵だし周りの人達の優しさや助けもあたたかい。

マイナーの罪悪感と恐怖感がショーンペンの迫真の演技からひ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ミッドサマーより怖かった
天井に張り付いてたり首ギコギコが怖すぎた…
チャーリーにもびっくりした

伏線に注意しながら、いい人に警戒しながら見ていたけどやっぱり伏線回収がすごいし、いい人は只者ではなか
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

漫画もアニメも面白いし、映画もさすがでした。

胸を張って生きろ
己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと
心を燃やせ
歯を喰いしばって前を向け
君が足を止めて蹲っても時間は止まってはくれない
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

最愛の息子の為に奔走する母、本当に息子は無実なのか何が真実なのか、最後まで目が離せなかった。

母の重すぎるくらいの愛情と強さを痛いくらい感じたし、どんどん狂気じみていく姿は怖かった。息子トジュンは純
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

実際に起こった事件、色んなドラマでも何度か見たことはあったけど本当に最低だし恐怖と嫌悪感しかない
そして警察の取り調べや暴力も見ていてつらかったし嫌な気分になった。

パク刑事とソ刑事が、事件が起こる
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.8

たくさんの楽曲が流れるし、動物はかわいいし見ていて元気が出る作品。

歌が好きな気持ちや音楽に対する気持ちが溢れていた。好きなことのためなら勇気が出せるし仲間がいれば更に頑張れる。

洗車のシーンは切
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

こちらが好きとか思ってないとしても、自分に好意がある人がいるって安心感があるし、おかしな関係だなと思っても続いてしまうよなぁと感じた。
好きな人が最優先になって他のことがどうでもよくなったりとか、好き
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.8

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誰がどうやって何のために?と考えながら、次第に謎が明かされていくのがとても面白かった。

9人の翻訳家が個性的だったし、会話も文学的だった。
9人の中の主婦の人が才能や家族について悩み苦しむ様子はつら
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街の上で(2019年製作の映画)

4.0

下北沢の雰囲気と、主人公青のゆるい日常をずっと見てるようで若干の共感性羞恥を感じてしまったけど嫌いじゃない空気感だった。
古本屋や古着屋、カフェ、バー、映画制作、あんな環境で育ってみたかったなぁと思っ
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

東日本大震災が起きて、復興・がんばろうとテレビでは見聞きするけど、まだまだ悲しみの中生きていくのに精一杯の人が沢山いる

つらくて不安なとき、けいさんのような人に出会えたらどれほど心強いだろうと思った
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生きちゃった(2020年製作の映画)

4.0

心の中では泣いてるし悲しいし言いたいことは沢山あるけど、泣けないし声が出ないんだと言うあっちゃん、自身が悪い訳ではないのに周りで悲劇が起こっていくのがつらい。

言葉にしたくてもどう言っていいか分から
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ゾディアック(2006年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

実際に起きた未解決事件、それを追う刑事と記者達の物語

ゾディアックの躊躇なく人を撃つ姿は恐怖だし、人を殺したいという欲求や手紙を送る行動は理解し難い。
怪しい人物は浮かび上がるのに捜査は行き詰まり次
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我々の父親(2022年製作の映画)

4.0

ホラー映画並みの怖さ…

人数が増えていく度にゾッとしたし、怖すぎる。
医師は子どもの人生や母親、周りの人達のことを何も考えてないし、淡々と自分の保身のために脅迫したり話したりする姿が気持ち悪い。
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

「君の名前で僕を呼んで」にインスパイアされたというドラン監督の作品、ドランの世界観が全面に出ていた。

ずっと友達だった関係を壊したくない、色んなしがらみがある中で、でも気づいてしまった想いに悩んでし
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のプロローグが全て

カウボーイとして、「男」として強く威厳を保ち続けるフィルと繊細で物静かなピーター、実は外側と内側は正反対だった。
フィルの孤独感やさみしさを秘めながら強くあるしか生きていく術
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.8

ヤクザの話はあまり見ないけれど、とても切ない家族愛の話だった。

ヤクザという生き方を好意的には受け止められないけど、そこでしか生きられない人がいてそこにも当たり前だけど人との信頼関係や愛情があって。
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アリ・アスター監督作品はじめての鑑賞

初めから不穏だし、招かれたダニー達がホルガ村にだんだんと飲み込まれていく姿が怖い。
花や衣装や景色などがとてもきれいでかわいいのに、行動が全て「?」で不気味だっ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

師弟関係が思いやりにあふれててぐっときた。見終わった後あたたかい気持ちになった。

今でこそ世界の映画監督や、ニュース番組などで見るたけしさんが強いけれど、当たり前だけどたけしさんにもこんな時代もあっ
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

母親と長男、次男、長女、それぞれ葛藤や感情は違うけれど根底には愛があって、いくら衝突しても家族は家族なんだと痛いほど感じた。どの場面でも何気ない台詞からも兄妹の愛や家族を想う気持ちを感じた。
兄妹のそ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

視覚より聴覚を使って見るような作品、主人公と同じように何か手がかりがないか耳をずっと傾けてしまった。

主人公の対応は少し好感が持てないけど、電話の会話だけを頼りに事件を解決しようとするのは、機転をき
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

フォロワーさんのあるレビューから気になって鑑賞。

「自分は一人崖に立って、落ちそうな時に手を掴んで助けてやる。ライ麦畑のつかまえ役。どうかしてるけどなりたいのはそれだけ」
こんな風に考えるサリンジャ
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.8

自分自身の抱えているものと同じようなものを抱えてる人に惹かれたり、人に投影して自分を救おうとしてしまうことってあるなぁと感じた。そしてそういう人に不思議と出会ったりする。

親や育った環境は子どもにと
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プロメア(2019年製作の映画)

4.2

テンポと勢いとアクションがすごい。
音楽もよかった。
色合いもかわいくて見ていて楽しい。
キルラキルが好きなので楽しかった。
映画館で見たら迫力や楽しさ倍増なんだろうなぁ。
松ケンの熱血な役柄の声もよ
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アス(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ウサギの檻、カメラワーク、音楽、始まりから不気味で怖い。
前半からの伏線が後半に回収されていくのも、夜に走り出すのもゲットアウトの監督さが出ていた。

聖書の意味、自分たちは何の為に存在しているのか、
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

5年も一緒にいた人が、実は誰なのか分からないなんてショックだろうなと思った。
それでも、葛藤しながら知ろうと行動するのは、一緒にいた時間が幸せで、何より大切な人だからなんだと伝わってきた。

きっちゃ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

伝令を伝える任務を命懸けで遂行する兵士のお話。
始まってすぐ、手に怪我をして死体に手をついてしまうシーンから自分だったらもう無理ってなる…と思った。

戦争の映画はいつも悲しく虚しくなるけど、この作品
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愚行録(2017年製作の映画)

3.8

話が進むにつれて、だんだんと事件について、兄妹について語られていく展開が面白かった。
登場人物みんな好感は持てない。
思いやりを持ってない感じがすごく嫌だし違和感と不快感を感じた。でもみんな自分の思い
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

4.0

テンポが良くておしゃれなミステリー。

対照的なステファニーとエミリー、ステファニーの何でも一生懸命やる姿勢や動画配信はかわいくて、エミリーは登場からずっときれいで怪しい。

ストーリーが進むにつれて
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.8

昔見た時にドキドキハラハラした記憶があって、久しぶりに見てデヴィッド・フィンチャー監督だった!とかジョディー・フォスターきれいすぎるとか色々発見があった。

犯人の1人が優しくて好きだったけど、犯罪は
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.0

ハッピーな雰囲気がすごく伝わってきて、元気になる作品。

歌の力って素晴らしい。
そしてみんな歌もダンスも上手だし、笑顔も素敵だった。
プロムに行かなかったり、端に座ってたりする子の方が好きだけど、エ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

上下のカットや光の当たり具合など、対照的なシーンが多い。
格差、環境や価値観の違いを見せつけられてるよう。
特に雨の中、坂道を下へ下へと地下へ降りて行くシーンはキム一家を象徴しているようでしんどくなっ
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ブラジル映画、初めて見たけどなんだかイメージと違ったし素敵だった。
ベルアンドセバスチャンの音楽もよかった。

思春期のイライラや葛藤、初恋、瑞々しくて、きゅんとした。
いじめっ子を最低ねって言える女
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.5

実話を基にしていて、ドキュメンタリーを交えながら進んでいく形が自然で違和感がなかった。

始めは大学生が何気ない会話の延長線上に計画しているような雰囲気だったけど、だんだん本当にやるんだ…という感じで
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