あきらさんの映画レビュー・感想・評価

あきら

あきら

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.6

黒人差別を明確化しているところが通常のホラー映画と違うところ。
結末で溜飲を下げることができて、かなりすっきりできるところがありがたい。

リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.3

デンゼルワシントンの演技が見られたのは良かったがストーリー的には中途半端過ぎてモヤモヤする。
結末がすっきりしない。
なんか料金返せ的な感じ。
デンゼルワシントンはこの映画に出ない方が良かったのでは?
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.5

エマストーンの初期作ということで見たのだが、ハチャメチャなストーリーで微塵も暗い部分が無いのがむしろ清い。
ゾンビとは言え、元は人なのだからちょっとは躊躇すべきだと思うが、射的のマトみたいに撃ちまくる
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

CG AI全盛の今からすると、全編リアル撮影なのが、むしろ凄いと感じる。
ヘリコプターの上からやたらめったら撃つやつに「女子供も撃つのか?」と聞いて「ああ、撃ちやすいんだよ。のろいからな。」というセリ
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最も戦争の現実に近い映像作品ということを聞いたのでぜひ見たいと思った。
冒頭の上陸シーンでは銃弾が雨あられと降ってきて、兵士が死にまくるシーンが延々と続いたが、この時点で相当やられた。
ウクライナとロ
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X エックス(2022年製作の映画)

3.1

pearlを見た後だとどうしてもB級ホラーに見えてしまう。
老化⇒醜悪⇒恐怖という図式で描かれているのが残念。
また、彼らが殺される理由が最後まで分からなかった。

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.5

ホラーと言えばホラーなんだろうが、ちょっとジャンルがわからないような怖さとなっている。
とにかく食欲をなくす。背筋が寒くなる。早く終わってくれ、と願う。
このいや~な感じを狙っていたのだと思うが、そう
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.6

こういう親がいることは何かのニュースで見たことあるけど、実際に映画にしてみるとめっちゃ怖い。
日常生活がホラーになるっと意外と斬新だと思った。
また、怖いだけではなく、ちゃんと成長譚になっているところ
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映画 ひみつのアッコちゃん(2012年製作の映画)

3.5

評価はあまり高く無いようだが、私は楽しくみた。
小学生の視点から企業の商品開発に対する姿勢を評価する事例を通じて、会社組織の不合理性などを訴える内容となっていて、それはそれで面白いが、私は単純に綾瀬は
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

4.5

戦争の悲惨さを描いてはいるけれど青春であったり恋愛であったり、爽やかな風を感じる作品となっている。
野球に例えると、ピッチャーがど真ん中ストレートを予告し、その通りの一球が投げられてつい見惚れてしまう
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.4

前回のはホラー要素がしっかりあったのだが、今回のは完全にコメディ化していて私としてはがっかり。
ツリーも今回は頑張っちゃうところがあって、前向きに進むところも私の思うところではなかった。
何度も同じ場
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96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

3.5

アクションなど良く出来ていると思うし、見応え十分ではある。
しかし、肝心の96時間以内でなければならない合理的理由が無いと思うので、その当たりストーリー的にもう一工夫ほしかった。
初めて見る人には、な
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市子(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

市子の素性は予想通りだったが、市子をそうさせる環境要因が居た堪れないくらい悲しい状況。
何人もの登場人物が出てきて、誰もがそれをどうにかできるチャンスではあったのだが、その誰もがそ知らぬふりをしたりと
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ゴジラ映画で初めて泣けた。
VFXのレベルもたしかに高かったが、それ以上に映画としての作りこみがすごかったように思う。
演者の力の入りようもすごいし、おそらくスタッフのチーム力も高かったのではないかと
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

エヴァンゲリオンのようにめんどくさい大人事情風刺が終始あったのはちょっとウルトラマンに失礼だったのではないかと思う。
こんな人間たちのために命を張る気になるウルトラマンって、相当なお人よしだと思う。
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.6

こういうタイムループものって主人公の論理構築能力が問われると思うが、この主人公の場合、なかなかのダメっぷりなので、そこがこの迷走ストーリーを生んでいる。
もっと優秀な人なら犯人の絞り込みがもっと早くで
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.6

以降のマッドマックスの世界観を構築した作品になっていると思うが、私は
1のめちゃくちゃな感じの方が好きかな。
様式化したマッドマックスって、一種のヘビーメタルだと思うので、むしろ安心してみてしまう。
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怪物(2023年製作の映画)

3.5

最近、海外の映画ばかり見ているせいか、日本のこういう心の機微に訴える映画がとりわけウエッティに感じてしまう。
同じ日本人だけに、演じている人の心情にまで寄り添ってしまって、むしろすっきりしない。
別な
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

大人の女優がいかにして子供を演じるか、というトリックに目を奪われ続けてしまい、ストーリーが入ってこなかった。
最初のエスターは、私のホラー史上二番目に怖かったと思えるぐらいすごかったのだが、本作はちょ
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

インド映画は興味が持てなくて、見続けることができなかったが、本作は面白かった。
3時間とたしかに長いが、次から次へと展開が速いので、引き込まれてしまう。
こういうわくわくドキドキする感じって懐かしいな
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

こんなに人の死が軽く扱われている映画も無いと思うが、痛快に感じるのはなぜだろう。
悪いけど、最高のエンターテインメントなんだけど。
クモ食ったあいつがいい味出している。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.0

怖くもあったが、なんか最高だった。
見終わった後、爽やかな気分になったがなぜだろう?
か弱そうに見える女性が強くなるストーリーが好きな私にはちょうどはまるシチュエーションだったかも。
イコライザー4は
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チィファの手紙(2018年製作の映画)

3.5

良い映画だとは思うが、岩井監督ということもあってか、日本人の感傷範疇から抜けきれていないように思う。
中国人監督ならもうちょっと違って、良い意味で裏切ってくれたかも。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

岸井ゆきのさんはお別れホスピタルで知っていたし、この映画も話題だったので、前から気になっていたのだがようやく見れた。
映画は淡々とした日常系だが、ボクシングがリアル過ぎてびっくりした。
これほんとに岸
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

アトロクで事前情報は色々得ていたのでストーリーや出来事については事前に知っていて、そこに驚きはなかったが、この手のドキュメンタリーで起こりがちな史実に忠実であろうとするあまりの詰まらなさが無かったのが>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.8

私の大好きなパターン。
⚫か弱い女性が主人公
⚫恐ろしい敵に立ち向かう
⚫知恵と勇気、頓知(機転)で勝機を得る
⚫爽やかで美しい余韻
この条件を満たしており、最高だった。
プレデタープレイとまったく違
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.5

最高!
これで終わりにしないでほしい!
マッコールさん万歳!

マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.8

日本の入管問題をあらわにする一作で、ある意味政治家や官僚が見なければならない一作でもあると思う。
海に囲まれた島国であるが故の鎖国主義が律儀なまでに境界線を守って、しかし今や人口減少問題にもつながって
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ムーラン(1998年製作の映画)

4.5

ムーラン2やその他実写ムーランも色々みたが、本作初代ムーランが一番良い。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

極めて個性的な映画ではあるが、一方最終的に自立する女性を描くと支持される、という大枠に入っているのはどうかな、とも思う。
救いの無い映画という挑戦もあっていいかも?

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.2

最高!
どこまでが実写でどこまでがCGか分からないが、リアルな感じがあふれている。
カーチェイス(三輪車チェイス?)が迫力満点!インディらしさに溢れていた。
最後に続編を思わせる振りまであって、おっと
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