あめみやさんの映画レビュー・感想・評価

あめみや

あめみや

映画(920)
ドラマ(16)
アニメ(0)

ホテル・ニューハンプシャー(1984年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

家族どんどん減っていく。かなりエグい。のにみんな飄々としている。
格言めいた言葉が散りばめられていたが、そりゃ悟るもんもあるわなと思った。
ナスターシャキンスキーが「私は醜い」と言っていた。

ドク・ハリウッド(1991年製作の映画)

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都会からやってきた若いドクターと義理人情に厚い田舎の町の人々。
90年代の映画だけど、デロリアンでタイムスリップしてきたんかくらいアメリカ南部の描かれ方が古めかしく感じる。
町全体でグルになって外部か
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シングルス(1992年製作の映画)

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独身専用アパートに住む男女の群像劇なんだけど、全然違うタイプの作品が集まったオムニバスみたいだった。いーなーこーゆー関係性の隣人。毎日楽しそう。

結構中だるみして退屈だったけど、終盤の↓のセリフとて
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NANA(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

公開当時友だちと観に行った思い出もあって懐かしく観れたのはよかった。うおー新幹線の座席でタバコ吸ってる〜大学でも〜とかパカパカケータイもファッションも話し言葉も平成丸出しでエモい。やっぱ作られた平成と>>続きを読む

ペパーミントソーダ 4K修復版(1977年製作の映画)

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ウェスアンダーソンお気に入り映画と聞き、お洒落でポップなフレンチ映画のビジュアルにつられて観に行った。1つひとつの出来事には共感したりもしたけれど物語にはあまり夢中になれなかった。まず登場人物たちの顔>>続きを読む

2日間で上手に彼女にナル方法(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

バリキャリウーマンの映画探してたのになぜかこれ観てた。そもそも男のほうが主人公なのになぜ女目線の邦題なの、と思っていたら別の作品で『10日間で男を上手にフル方法』に主演していたケイトハドソンが出てるか>>続きを読む

マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

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いつ死ぬんだろと思ってた。こんなに潔く気持ちのいい主人公に久しぶりに出会った。理想の生き方だ。

恋に焦がれて(1992年製作の映画)

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10歳女の子の真夏の大冒険譚。誰かのパパとママの馴れ初めを見ているようでもあった。

保守的な大人たちしかおらず(特に男性陣)話を聞くよりとにかく反対抗議暴力で、引き剥がされてしまうばかりで可哀想。
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ステップフォード・ワイフ(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アメリカの富豪の家ってほんと城かってくらいバカ広いよね。

ステップフォードの秘密は割とすぐわかるけど、うわ胸糞〜!と思ってたところからもう2展開くらいありオチも皮肉が効いていて面白かった。
ニコール
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ラスト・デイズ・オブ・ディスコ(1998年製作の映画)

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まじでなんの話?あんた誰??!
親友2人の話かと思ったら急に3人目の女出てきてるし、登場人物の関係性もよくわからんまま終わった。ディスコナンバーがたくさん聴けるのは良いのでなんとか最後まで観た。

ヒューマン・ポジション(2022年製作の映画)

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すごい寝てしまったのでレビューする資格なしなのだけど、長回しが多くゆったりとした時間が流れていてとても心地よかった。ストーリーはnotほんわかほっこり(だった気がする)
感覚としてはケリーライカート
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ヘザース ベロニカの熱い日(1989年製作の映画)

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「クルーレス」「ミーンガールズ」路線の青春学園ドラマの皮をかぶったとんでもねぇグロ作品だった。ファーストカットで、え!かわいい!好きな感じだ〜!♡とテンション上がっていたのにその後すぐの花グシャでなに>>続きを読む

プリティ・イン・ニューヨーク(2002年製作の映画)

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都合のいい予定調和なストーリー。量産型ラブコメなのは承知で観てるけど、捻りがない割に内容がスッと頭に入ってこない。
主人公の僕ちゃん、あんな女性たちに付き合ってもらえてるの奇跡だよ。
結局ナディーンを
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オータム・イン・ニューヨーク(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この作品は絶対に秋に観ようと思ってマイリス入りしてから数年、やっっっと観た。
紅れるニューヨークの秋はとても美しく、音楽もまた良き。しかし肝心の物語がなぁ。。。

ラストあっけな。えらい情緒的な終わり
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ひなぎく(1966年製作の映画)

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ダメ人間とか、ちゃんと働かなきゃ、いい子にならなきゃ、なんて自省してわざわざ狭い箱に自分を押し込めなくてもいいのよ。この世界はあなたたち2人のために存在しているのだから。

エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

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勘違い系。
ロバート・ロドリゲスのコメディ撮る腕どっからきてるのか知りたい。お笑い映画でもないのにちょっとした間の使い方とかとても面白いと思う。(笑えるという意味で)

最初のカメとすれ違うショットで
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黒蜥蜴(1968年製作の映画)

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ポエティックな台詞 黒蜥蜴の高笑い
これまで色々な女優が演じてきた女盗の役だけども、妖艶で力強く大胆で儚いこの黒蜥蜴は…!男と女の性質を持ち合わせた美輪明宏でしか…!その魅力を存分に味わうまで。
男装
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ピンクのルージュ(1979年製作の映画)

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U-NEXTで見つけた。この時代のイタリアのコメディーぶっ飛んでて可愛くて好きだから嬉しい!
4人の素晴らしき女優たちによる短編オムニバス。かわいい女の子♡というよりは、セクシーな女にしてやられる男の
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

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ち◯こピストルに苦笑いしていたら、想像もしていなかった展開へ。

フェイス/オフ(1997年製作の映画)

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敵わん。最初合わないかもって思ったけど最後まで見てよかった。
捜査のためにFBI捜査官とテロリストの顔を入れ替えるっていう、映画だからできるフィクションなのだけどとても面白かった。

鏡に向かって銃を
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

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怒りが次第に底知れぬ恐怖に変わる。目的や理由を求めてしまう生き物なので、「なぜ?」に対して「わからない」という返答をされてしまったら、為す術もなく言い表せない感情だけが残る。何をするかわからない暴力的>>続きを読む

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

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Amazonプライムに表示されるジャケ写(?)が、やたら丁寧で洒落た暮らしに憧れているYouTuberみたいで敬遠していた。でも観てよかったと思う。被写体としての"私"は登場せずひたすら旅先の風景や人>>続きを読む

青空娘(1957年製作の映画)

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真正面からなかなかにエグいことされたり言われたりしている和製シンデレラのような主人公。心にいつも青空で応援したくなる。脇でゆうこを支えるおばさま達は気風が良くて頼もしいばかり。了解✋

この時代の人ら
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フォー・ルームス(1995年製作の映画)

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おーいみんな早く来てくれー!くねくねしたミスタービーンみたいなティムロスが見れるぞー!

タラちゃんチームプレゼンツ、大晦日のホテルでオムニバス。ベルボーイティムロス。全話まじくだらない(笑)シモ多め
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巨人と玩具(1958年製作の映画)

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なんやこれ…好きすぎる……
単なるキャラメルメーカー3社の競合合戦とちゃうで。
消費社会、競争社会、資本主義を痛烈に皮肉りながらも、根底にとてつもない人間への愛を感じた。
もっと人間らしく。

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

どっちもどうなる?!で目が離せない。
ブラピも良かったけど今作はなんといってもクリストフ・ヴァルツ。

それぞれプロフェッショナルに仕事してるがみんなちょっとずつ抜けてるというか最後の爪の甘さが命取り
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

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元ネタ詰まりまくってた。
自分が日本人じゃなければもっと純粋にこの世界観にハマっていけたのかなーって思ってしまう。
ほんまにごめんやけど日本語が聞き取れない箇所が結構あって字幕つけてほしかった。
ユマ
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ロミーとミッシェルの場合(1997年製作の映画)

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良くも悪くも90年代感満載ベリーキュートな映画でした🫶

同居するくらい親友なギャル2人が高校の同窓会に行く話なんだけど、ウチらせっかく都会に出てきたのに田舎の同級生たちに自慢できることなんもなくない
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

このジャケ写見ると世にも奇妙な物語の雪山で遭難する話が思い出される。全然関係ないのに。

モキュメンタリーの先駆けだっただけに、公開当時に映画館で観ていたらまた違った感想をもったかもしれない。

これ
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

”年長者”というわりにお爺さんお婆さん世代が全然いないなと思っていたら…
寓話の世界のような牧歌的な雰囲気もあって真相を知った後の彼らの異質さが際立つ。前半後半で種類の違う恐怖を味わった。普通に人間が
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シリアル・ラヴァー(1998年製作の映画)

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んなわけ(笑)ってことが次々と起こる。
起承転結はっきりしていてどのパートも面白いからきっちり最後まで楽しめた。誕生日とはいえ自分の家あんなめちゃくちゃにされたらブチ切れそう。
ノリがアメリカ映画っぽ
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スランバー・パーティー大虐殺(1982年製作の映画)

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うーん、、、なんかなぁー、、パジャマパーティー中の女子高生を襲うシリアルキラーとか、チェーンソーじゃなくて電動ドリルなとことか全体的に好きな雰囲気ではあるもののなんか物足りない、、

でもディテールに
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フリーク・オルランド(1981年製作の映画)

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すごい!なんでもアリだ!と思っていたら奇妙奇天烈な秩序バキバキの世界が描かれていた。いやこれ映像化してるのすごすぎじゃない?全知全能の神によるアート?
正直、2本立て1本目に観て心奪われた「アル中女の
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アル中女の肖像(1979年製作の映画)

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酒飲みによる酒飲みのための映画。
冒頭、空港からのナレーションだけでワクワクが止まらなかった。だってただ酒を飲むためだけに着飾ってベルリン旅行に来た女の話だぜ?
格言みたいな言葉しか出てこないし、演出
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