星と星の間さんの映画レビュー・感想・評価

星と星の間

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越境者たち(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

越境者「たち」

夫を探すためイタリアのアルプスの国境を越えてフランスへと渡ろうとするチェレー(ザーラ・アミール・エブラヒミ)を、サミュエル(ドゥニ・メノーシェ)が助ける話。

ドローンが追跡してきて
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

タイムスリップとパラレルワールドの概念を絶妙に織り交ぜた男女の話。

6分の超短編だが、たまに思い出して観ている。

気軽にボーッとみていたので最初の数回の視聴では気づかなかったのだが、アプローチして
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.1

たぶん、この映画の半分の時間は、主人公を演じるリュ・ジョンヨルの「目」を観ていたと思う。

本作は、盲目の鍼灸医師が主人公の17世紀朝鮮王朝時代の宮廷サスペンス。

「昼間の見えない目」「薄闇の見えて
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

この映画で出てくる時間を逆行する概念、「エントロピーが減少すると時間が逆行する」を何%の人が理解できるのだろうか?と上映当初思ったものだが、今はCHAT GPTがあるので聞いてみた。

その結果、なん
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.2

ネタバレなしでレビューすると、下記しか書けない映画No1です。

「とにかく前情報を仕入れずに観る」が一番、この映画を楽しむ鑑賞法だと思います。

Filmarksのスコアだけ信じてまずは鑑賞して、レ
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

インターステラーとゴーン・ガールが同時期に映画館で上映されていたのは奇跡に近いと思っている。

当時、FILMAKSもなかったので、監督が好きなフィンチャーであることだけで前情報ほとんどなしで鑑賞。
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フェラーリ(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

モデナの跳ね馬、フェラーリ社の創業者、エンツォ・フェラーリの話。
フェラーリ社がまだ車を100台も売っていない頃。

F1でプロスト、シューマッハが乗る赤いフェラーリを深夜TVでかじりついて見ていた自
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ロシアから侵攻されたウクライナのマリウポリのAP通信の記者が、脱出するまでの20日のドキュメント。

本作では、戦闘シーンや軍人よりは、被害者である、愛する家族を亡くした人々、助けられず涙する医師、亡
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

東野圭吾原作の映画の中で「容疑者Xの献身」と並んでとても好きな映画。
自分の映画人生の中で唯一撮影地(日本橋の麒麟の像)に行ったのもこの映画。

ラストシーンで、夫を亡くしシングルマザーになってでも子
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ツイスターズ(2024年製作の映画)

3.8

好きな映画「バタフライエフェクト」のレビューを書こうと思ったら、最近、この映画を観たことを思い出した。

本作では、科学の力で竜巻を予測し世界を救いたい「科学者」と、YouTubeで金を稼ぎながら世界
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エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.1

ソダーバーグの映画でとても好きな作品。

正義感と熱意、そして圧倒的な事実(ファクト)をもって、企業悪に立ち向かった女性の実話ベースの映画。

ジャケットの写真のジュリア・ロバーツが赤ちゃんを支える「
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.3

2024年度に視聴したドラマ映画で一番良かった。

「瞳をとじて」という題名と「ジャケットの写真」に惹かれて、前情報なしで視聴。

ゆったりストーリーが進んでいくので、瞳をとじるのは、「想う人を待つと
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2001年宇宙の旅 新世紀特別版(1968年製作の映画)

4.2

宇宙は広いので地球以外にも生命は存在するようにも思うのだが、生命が誕生するのは「プールに部品を放り込んだら、勝手に飛行機が組み上がるくらい低い確率」らしい。

この映画の主題は「神」というレビューをよ
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.9

映画を見た時の感想を書き溜めるためにレビューを開始して18本目。
最も遠い記憶の映画について書こうと思う。

両親が映画に連れて行ってくれない家庭であったため、本作は初めて映画館で見る映画だった。(当
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ソウルの春(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

実話ベースの映画の中でもトップレベルの面白さ。
最近、韓国エンタメに注目し始めていたのだが本作で決定的にした。

「インシデントが発生する臨場感」×「攻守のオペレーション」×「駆け引き」×「葛藤」×「
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

内戦下のジャーナリストの話。

詳しい背景描写がなかったので、しばらく「なんでこんなことになっているの???」と混乱しながら鑑賞。その分、もしかしたら自国でも起こりうるような原因なのかも、と我が身に置
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

2.0

レビュー15本目。

今までは好きな映画を選んでレビューしていたが、そろそろ最も苦手(嫌い?)な映画をあえてレビューしてみる。

高評価の皆さんには本当にごめんなさい。
強い表現を使っており不快な気持
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ミステリー映画は好きなジャンルでいろんな映画を観てきたが、「殺人動機が最も心に刺さったミステリー映画」。

殺人に至るざっくりとしたストーリーとして、、、
・犯人である悩める天才数学者が、自死を試みよ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.4

プロフィールの好きなジャンルにSFと書いているが、インターステラーの次に好きなSF映画。

上映当時、「インターステラーに並ぶSFが遂に現れたかっ???」と思ったのだが、先日のインターステラーのリバイ
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

4.0

主演のポール・メスカルには賛否があるようだが、私は賛派。
どこか儚げだが内にはしっかり芯をもった人物を好演していたと思う。
偉大な父をもつ子の宿命なようなものを終始感じたし、そのためか、最後に「マキシ
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バグダッド・カフェ 4Kレストア(1987年製作の映画)

4.1

最近、亡き義理の父が好きだったJAZZをとても良いと思うようになった(私もそのような年齢になったということだろうか)。
私は音楽に造詣が全くないため、JAZZのどこがどう良いか説明はとても難しいが、仕
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バビロン(2021年製作の映画)

4.2

本作は失敗作と言われることがあるらしいが、主演のマーゴット・ロビーは「ショーシャンクの空にのように、当時失敗作だと言われていても20年後にそんなことありうる?となるんじゃないか」と言っているらしい。>>続きを読む

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

4.1

もしも系(?)の中で好きな映画。

ある数学者の計算によれば、パラレルワールド(並行世界)は10の500乗個もあるらしい。
本作では4つのストーリーが展開されどれも肯定してあげたいと思うが、JULIA
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.8

モアナと伝説の海2上演記念。

娘と二人で見た最後の映画。
絶賛反抗期中で今は一緒に行ってくれない(悲)

2016年のことなんだと改めてレビューを書くにあたり懐かしむ。
話す機会があまりなくなった娘
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.2

実話ベースの映画の中で好きな作品。

クリント・イーストウッドは「無名のヒーローに光を当てるのが上手い」という表現をどこかで見たことがある。
モデルとなったクリス・カイルという人は「表舞台に出ることが
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

「日本人」、「祖父が被爆者」「研究者」「クリストファー・ノーランのファン」、と最も様々な自分の立ち位置を意識して観た映画。

いろんな感情がないまぜになって感想の言語化が難しいが、、、

Do the
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スナッチ(2000年製作の映画)

4.1

ガイ・リッチーの作品の中でキャリアハイだと思っている(2025年1月時点)。

オープニングのかっこよさは異常。
静止してぐるぐる回る映像はガイ・リッチーが先駆者だと思っているが、上映当時映画館で観た
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.7

「正体」を先日鑑賞して、「ショーシャンクの空に」と相似しているように思い改めて再視聴。
2025年最初の映画。

「諦めない」「人との繋がりの中で生きる」「正しく生きる」ことの大事さが詰まっていて、人
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陪審員2番(2024年製作の映画)

4.1

「正義とは何なのか?」「全員のための正義は存在するのか?」、「真実はいつも正義なのか?」、終始考えさせられる展開だった。
物事は多面的で、ある角度から見たら正方形でも違う角度から見たら円形ということも
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.6

映画館での鑑賞は通算4回目。

ベスト映画と問われると様々なジャンルに好きな映画があって一つに絞れないが、ベスト「SF」映画を聞かれたら、迷わず「インターステラー」を答えている。
空間的×時間的×愛の
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正体(2024年製作の映画)

4.3

これから人生を歩んでいく若い人は特に、これから辛いことがあったとき、社会で頑張れないと挫けそうになったときに、この映画を思い出して勇気づけられることがあると思う。
50歳近くになる自分でも、残りの人生
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