同じ時期にたくさんこの手のジャンルの作品が作られたけど、
二番煎じ感は否めなかったなぁ…
やっぱりネタ切れの感は否めないけど、
オープニングの「アンタッチャブル」パロディはかなり好み。
前作と変わらず、いやそれ以上にギャグ満載のところがいい。
今だとこういう作品は、作れないんだろうなぁ…
ストーリー云々より、これだけギャグをてんこ盛りに詰め込んでいる一方で、ストーリーはちゃんと成立しているのがスゴい。
初めて観たときに衝撃を受けたのを覚えている。
あれから40年。CGの進歩がこれだけ進むとは、誰が予想していただろう…
SFなんだけど、低予算を逆手に取ってストーリーをひねっている分、面白い。
「子どもの味方としてのガメラ」を前面に押し出しているが、それ故にストーリーが空回りしてる感じ。
前作までの流れを残しつつ、伝奇的な部分を強く出した結果、物語としてのクオリティが下がってしまったように感じる。
京都駅のクライマックスバトルは今まで観てきた中でもベスト。
ある意味自衛隊が主役のと言ってもよい。
徹底的にリアリティと虚構を融合させた結果のベストだと思う。
当時のゴジラ映画に対して、リアリティを追求した特撮という感じ。
ガメラやギャオスの設定が面白いし、特撮も見事。
ラドンの扱いは納得いかないけど、モスラやキングギドラをしっかりとゴジラと絡ませているところは評価したい。
なにはともあれ、このクオリティでゴジラ映画をハリウッドがつくったことを評価したい。
(エメリッヒ版と比較してしまうから?)
基本線は前作と変わらないんだけど、それでも泣かせて笑わせてくれるのはスティーブ・マーティンの演技力だと思う。
スティーブ・マーティンには、こういう軽い感じのコメディ(でも、ちゃんと泣かせてくれる)がよく似合う。
映画ってあくまでもフィクションなんだけど、
リアリティを究極まで追求したのがこの作品だと思う。
その点では、今までのゴジラ映画になかった視点。
キャストはなかなか。ストーリーも途中までは良いのだが、クライマックスて失速した感はぬぐえない。
今の日本が抱える様々な課題を観ているこちらにも考えさせてくれる映画。
やっぱりこういう映画は必要だと思う。
続編があると思って観るか観ないかで評価が変わってくると思う。
個人的にはあの原作をしっかりと最後まで映像化してほしいと思わせるクオリティ。
ラストシーンを観るために、というつもりだったが、これはこれで一本の作品としても、シリーズの中の一本としても面白い。
咬噛がメインストーリーに戻ってくるために必要な作品。
続編への期待が高まる終わり方。
須郷さんと征陸さんの絆がアツい。
これはこれで必要な物語なのかも。
個々のキャラに特化した作品だけに、どうしても物足りなさが残る。
TV版の続きだけど、じゅうぶん面白い。そして続編への期待が高まる出来!
いろんな要素が詰まっているけど、親子の絆を中心に据えてブレないのが評価の高いところなんだと思う。
シリーズが進むと親子ネタってよく使われるんだけど、この作品ではそれがイマイチ機能していないのが残念。
キャストがなかなかハマっている感じ。
ストーリーもそれなりに面白いけど、これまでのハードルが高すぎる…