『ブータン 山の教室』のパオ・チョニン・ドルジ監督作品。
王制から立憲君主制の民主主義に移行することになって、初めて選挙が行われることになる2006年のブータンの村を舞台にした風刺コメディですね。>>続きを読む
『悲しみに、こんにちは』のカルラ・シモン監督作品。ベルリン映画祭金熊賞受賞作だけど、近くの席に場違いと思われる小さな女の子が座っていて、音を立てたり動いたりするので、前半は何となく集中出来なかったな。>>続きを読む
中島丈博特集3本目。これは高校の時以来、約50年ぶりの鑑賞だったけど、脚本が中島丈博だったとは知りませんでしたね。もっとも、私が中島丈博を知ったのは、その後の『祭りの準備』を観てからで、この時にはまだ>>続きを読む
中島丈博特集2作目。これは脚本ばかりではなく、監督も製作も手掛けている作品で、ベネツィア映画祭で大喝采を浴び、興行的にも成功したという話でした。
最近でこそゲイ映画は大流行りだけど、1992年に男同>>続きを読む
『脚本家 中島丈博の世界』と題した、せんだい映画資料室主催の企画上映で、中島さんのトークショー付きで観てきました。
本作は、キネ旬ベストワンにも輝いた相米慎二監督の代表作のひとつで、20年以上前から>>続きを読む
原作漫画やアニメは観てないけど、学校の先生をやっている甥たちからも、このTVアニメは面白いという評判は聞いていたので、どんなものかと思って観に行って来ました。
体内の細胞を擬人化したコメディで、ディ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
試写会で観てきました。HYの同名曲をモチーフにした作品らしいけど、私はこの歌もHYというバンドも全く知らなくて、やはり世代が違いましたかね。
劇中にそれらしき歌も流れていたけど、あまり私好みの音楽で>>続きを読む
片山慎三監督作品ということで観に行って来たんだけど、これまでの作品とは毛色が違うアート系の意欲作でしたね。
でも、ファーストシーンの映像美からして目を惹くものがあったんだけど、いきなりボカシが出て来>>続きを読む
今年劇場で観た100本目の映画。今年は一応年間100本程度を目標にしていたので、まずまずのペースかな。
本作は、東京のゲストハウスに集う若者たちの日常の悩みを描いた群像劇だけど、特に大きな事件が起き>>続きを読む
冤罪が2つ出て来る作品で、初めは冤罪をテーマにした社会派作品かなとも思ったんだけど、社会派と呼ぶにはちょっと杜撰な作りでしたかね。
いかに日本が冤罪大国とはいえ、さすがにあんな目撃証言ひとつだけで死>>続きを読む
名作『スティング』を彷彿とさせるようなストーリーで、結構面白いことは面白かったんだけど、あまり後味は良くない作品だったかな。
家族の話に持って行った後半は陳腐だったし、最後の種明かしもクドすぎる感じ>>続きを読む
2001年にアカデミー賞を受賞した『グラディエーター』の続編。
前作は公開当時には観ているけど、ストーリーは全然覚えてなかったし、当時はさほど面白いとも思わなかったような覚えがありますね。
ただ>>続きを読む
これは前作がかなり面白かったので、観に行くつもりではいたんだけど、あまり評判が芳しくなかったようなので、何となく行きそびれていて、ようやく見てきました。
たしかに前作ほどのパワーはなかったけど、ホア>>続きを読む
『こちらあみ子』の監督・主演コンビによる、ちょっとシュールなロードムービーですね。
私は先月末に姫路に行ってきたばかりだったので、いきなり見覚えのある風景が出て来て、テンションが上がったんだけど、途>>続きを読む
トルコの巨匠、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作品ですね。
実は、今年はトルコに旅行に行くつもりでパスポートも取ってきたんだけど、FXで大損して金がなくなってしまったので、行けなくなってしまったものでし>>続きを読む
これは数十年後ぐらいを舞台にした近未来SFですかね。
高齢者の自死を促す作品としては、古くは『ソイレント・グリーン』や、最近では『PLAN 75』みたいな映画もあったけど、本作はより現実的な未来を描>>続きを読む
「ペンは剣よりも強し」という格言があるけれど、さしずめ本作の場合は、「映画はギャングや国家権力よりも強し」といったところですかね。
ツッコミどころ満載のコメディとはいえ、映画ファンにとっては胸のすく>>続きを読む
戊辰戦争を舞台にした時代劇だけど、『七人の侍』へのオマージュらしきシーンもあったりして、途中までは結構面白く観れていました。
だけど、ちょっと無駄に長過ぎたかな。死んだと思われたノロが生き返ったあた>>続きを読む
旅先で大雨に見舞われ、たまたま時間がピッタリだったので観た作品だったけど、結構面白く観ることは出来ましたね。
話の作り過ぎが気になるところで、途中からストーリーは見え見えになってしまったけど、寓話的>>続きを読む
最近の日本ではあまり誘拐事件というのは聞かないけど、どうやら世界的には組織的な人身売買マーケットまで存在しているようで、ちょっと怖くなって来るような話でしたね。
子供たちが売り買いされるのを、かつて>>続きを読む
最近の娯楽映画というと、漫画やアニメなどばかりで辟易しているんだけど、そんな中でインド映画には古き良き時代の大らかさやユーモアが感じられて、今は一番面白く観れるかな。
本作も、冒頭の音楽からして踊り>>続きを読む
戦争映画というと、たいていは過去に起こった戦争を舞台にするものなんだけど、これは架空の戦争を描いた異色作ですね。
たしかにアメリカでは、大統領選を控えてトランプへの暗殺未遂が相次いだりして、政治的な>>続きを読む
第1作はまあまあだったので続編も見てみたけど、これはちょっと酷すぎましたね。
例によって、ギャグは下らなすぎてちっとも笑えないし、アクションは子供の拳銃ごっこレベルだし、ストーリーもショボいし、圧倒>>続きを読む
これは、アカデミー国際映画賞の日本代表作品に選ばれたらしいけど、さすがにノミネートは無理でしょうね。
前半は比較的リアルで、菅田将暉演ずる主人公の性格は案外自分と似ているかな、などと思いながら観てい>>続きを読む
これも新作が公開されているようなので、一応どんなものかと思って見てみました。
あまりにも荒唐無稽な話だったので、例によって漫画の実写化かなと思っていたら、どうやらオリジナル脚本だったみたいで、こうい>>続きを読む
せっかくU-NEXTの90日間無料クーポンを手に入れたんだけど、ろくに見ないうちにもう1ヶ月過ぎちゃいましたね。見てみたい作品は沢山あるんだけど、なかなか見る暇がないのが残念です。
これは、続編が公>>続きを読む
これはどうやらノンフィクションの映画化だったようだけど、主人公が宮城県の出身ということで、県内でもロケが行われた作品でした。
撮影当時にエキストラ募集の案内が来ていて、呉美保監督作品ということだった>>続きを読む
僕も子供の頃は、下手くそだったけど、野球やスケートをやるのは結構好きだったもので、初めのうちはそんな子供時代を思い出しながら観ていたんだけど、あらぬ方向に話が進んで、結局何を言いたかったのかが、あんま>>続きを読む
韓国の現代史ものには、『タクシー運転手 約束は海を越えて』や『1987、ある闘いの真実』などがあったけど、いずれも歴史の勉強にもなるし、単なる娯楽映画としても見応え十分で、このジャンルに外れなしという>>続きを読む
『あんのこと』で見どころ十分だった河合優実が主演ということで観に行って来たんだけど、本作ではさらに輪をかけた好演で、今年の主演女優賞は当確かなぐらいの感じでした。
監督などについての予備知識は全くな>>続きを読む
このシリーズは結構好きというか、第1作は3回ぐらいは観ていて、その後の作品はあんまり覚えてないけど、多分ひと通りは観ているんじゃないかと思う。
さほど評判の良くなかった『プロメテウス』や『コヴェナン>>続きを読む
午前十時の映画祭で観てきました 。香港ノワールと呼ばれる1986年のジョン・ウー監督作品だけど、内容的には60年代の日活アクションとか東映やくざ映画みたいな感じで、かなり古臭いイメージだったかな。>>続きを読む
私はテレビドラマは滅多に観ないので、『アンナチュラル』も『MIU404』も知らなかったけど、かなりヒットしているようなので、どんなものかと思って観に行って来ました。
だけど、これはやはりドラマファン>>続きを読む
原作は読んでないけど、吉田修一の小説の映画化ということで観に行って来ました。
でも、長篇小説の映画化にしては、ほとんど江口のりこの一人芝居みたいなシンプルなストーリーで、主人公の心理描写に特化した作>>続きを読む
アカデミー賞4部門を受賞した2001年のロン・ハワード監督作品だけど、私は当時は全く映画を観ていなかった時期だったので未見でしたね。
ノーベル経済学賞を受賞したジョン・ナッシュの伝記映画で、事実とは>>続きを読む
このシリーズはノーマークだったけど、想像以上に面白かったかな。
クライムアクション映画にしては珍しく拳銃が使われてないし、CGの使用も限定的と思われ、アクションシーンは見応え十分。腕力の強さだけが取>>続きを読む