dalumaさんの映画レビュー・感想・評価

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SALAAR/サラール(2023年製作の映画)

3.5

良くも悪くもプラバース版K.G.F。映像はカッコいいのでプラバース視姦目的の人は満足できるでしょう。映画としては思ったほど中身はない感じで、まあこの監督はこうなんでしょうねと受け止めました。

カルキ 2898-AD(2024年製作の映画)

3.5

インド神話に比べるとややテンプレ感も気になるSF。
つまらなくはないけど、普通に神話を映画化してくれた方が凄そうだなと思ってしまった。

デーヴダース(2002年製作の映画)

3.5

細かく驚かせるシーンも多いんだけど
「男」そのものへのロマンが失われた現代日本人が見ると、単なるダメ男としか見えないし私もそうでした。
でも絵と音楽はとにかくすごい!
ワンシーンごとにハッとさせらせる
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

なぜそうなるのかわからん展開も目立つけど、ストレートなスポ根音楽モノとしてのキャラの魅力とカッコいい演出で面白かった

アイ・キャン・スピーク(2017年製作の映画)

2.5

「マダム・イン・ニューヨーク」と黒澤「生きる」を上手に組み合わせ、かつ、それらを超えるかと思わせるクオリティーを見せつける前半が素晴らしい。
しかし後半は、ソッチ行っちゃったかァ・・・でした。
韓国人
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呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.5

ドラマシリーズよりは安易な作品になった印象
ゾンビものとしては面白かった
ソジンの父親のストーリーにすべきだったんじゃないかな?とは思います

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

ある種の女性の願望がたっぷり詰めこんであります。
「湿地」の掘り下げの足りなさや、さほど意外性のないオチも含めて、リアルよりもシチュエーションで映画を引っ張っているため「願望」止まりのやや食い足りない
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十一人の賊軍(2024年製作の映画)

4.0

このカッコ良すぎるの誰?
こんな人いたの?早く教えてよ!
って感じで目に入る度に惚れ惚れする仲野太賀。
一方、入れ墨男はいかにもデリカシーのない中年で
陽キャでもないくせに行動は子供っぽく、
妻をさら
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ソウX(2023年製作の映画)

3.5

スクリーンで残酷ショーを見たい気分だったので
まあ満足
意外な展開は、あってないようなものです

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

2.5

単なる後日譚に見えました。
シリーズ未見でチャレンジする自分も大概だとは思いますが
前提知識があってもどうでしょうね。
いかにもレディ・ガガの食いつきそうな役柄と
アメリカ人は法廷モノが好きだからなぁ
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.5

まあまあ安易な展開で、無音含めた音楽演出もウザいけど
ホワイトハウス突入シーンは見所。
作品のせいではないが
少しでも戦争というテーマに掠っていると
反戦非戦目線の感想を持たなければならないという強迫
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

3.5

まあ、確かに1本でやるには物足りないネタばかりではあるし
ポスターから期待するほどぶっ飛んでもいない。
とはいえちゃんと面白い。
三作揃えた意味は特に無さそう。
大興奮はしないけど、丁度良く楽しめます
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.0

創作という能力にはモラルから外れることが宿命付けられている部分があり
それによって自分の地位を作っている人間は、他者をコマとして利用することを日々実践する存在ともいえる。
その意味で犯人も主人公と同類
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ブリンダーヴァナム 恋の輪舞(2010年製作の映画)

4.0

ザ・インド映画!って感じのを求めてる人にはおすすめです!
強引で楽しい展開!
垢抜け切らないダンスシーンの匙加減!
クルマ=カッコイイ→棒刺しで並べちゃえ!
そして主演の顔も思ったよりカッコよく見えた
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ザ・フェイス/誰だ!(2014年製作の映画)

4.0

舞台は現代ながら、日本人がインド映画に求めているテイストをちゃんと盛り込んでくれてる感じで大満足!
昨今の、シリアスで合理的なインド映画はあまり求めてないですよねえ・・・
ラーム・チャランは美形、他の
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PS-1 黄金の河(2022年製作の映画)

4.0

話が複雑なので初心者にもおすすめできるバーフバリなどとは違いますが
映画としての水準が高く
そこで起こっていることを見るだけでなんとなく楽しく気持ち良い。
シリアスでスタイリッシュなインド映画はあまり
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

ゼロ・グラビティだなあと思っていたらどんでん返しまで同じでした。作品全体の一貫性ではあちらに軍配が上がりますが十分面白かったし怖かったので嫌いじゃないです

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

4.0

吹替え、エロ無しなので子供も見れる。
素直に面白くて大満足。
まあ一作目以上のものは出てこないだろうし、CGアクション?と舐めてたけど、
設定に頼り切りではなく丁寧に作られてきたシリーズっぽいなと今更
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

目覚めた患者がこんなに人格的なはずもなく
早く死んでほしいのが家族の本音だろうし
新薬の実験台として使い倒されるしかない存在。

映画はそれを美談に作り変え
泣けた、泣けたと喜ぶ観客

この構図を意識
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タイガー 伝説のスパイ(2012年製作の映画)

2.5

内容は薄くても、ハチャメチャの逃避行!!
・・なら楽しかったのですが
やはりヒンディー語映画だからか、そこまでの突き抜けもなく、常識的な作りという感じですね。
一応入れてるみたいなメッセージ性も陳腐。
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

2.0


誰のために作ったの?

大人向けにしてはユル過ぎ
子供にも広がらない。
女性客意識なのは薄っすら察知。

権力のインボー話は鬼太郎誕生ストーリーには要らないよね。
「変な家」同様、表面的な横溝オマー
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.0

愛国心という物語を維持するためには、それが天文学的な無駄金だとしてもたった一人の命を救うべきであり、救われた側も堂々と胸を張って生きられる社会だと示す必要があるのでしょう
プライベートライアンをもっと
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インシディアス 赤い扉(2023年製作の映画)

3.5

もう少しなにかあると良かった
けど続編あるだけ嬉しい
またエリーズの活躍がみたいよお

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

震災にもジブリコンプレックスにも
一見ご都合主義的な展開にも
なにか裏があるのかなと勘ぐってしまったけど
結局、何もなし

でも、演出の力だけで一応見れてしまいますね

何万人死んでも君が好き!!って
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

レヴェナントみたいな環境映像として気持ちよかった一作目から、大方の期待に沿うアクションパートが増えて、かつその神秘性も失わせない。
マシンのデザインも、その巨大さ含めて神秘性に満ちています。
ストーリ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

「風立ちぬ」は仕事と言いながら好きな世界に引きこもりたい空想映画で、かつ、作ったのは正々堂々の戦闘機。心まで負け切った国民は、自分の正義を直視する必要がなくなる、というカンタンな現状が成立させる作品で>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

ありがちな反戦ヒューマニズムに振り過ぎていないところは評価できますが(というかそんな本来当たり前の事で安心したくはないのですが)
これもまだまだ「戦時中の人たちの意識」と戦後の感覚で思い込んで描いてし
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

完璧ではない者が、弱く、哀れな者とされてしまうことを拒否しながら豊かな感情で生きることは可能である
という思想がそこかしこに見て取れるのが素晴らしいです

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

最初はリアルなのに、クライマックスに連れて幼稚なノリになっていくのが残念だけど、その中でもけっこう頑張った映像ですね

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.5

フィンチャーの「ゲーム」が好きだったけど、その今風版として楽しめる感じ。これはもう永遠に展開作れるんだろうから、もう良いよって観客がジャッジメントし始めるところで切って、最も残酷なのはみなさんですよと>>続きを読む