dendohさんの映画レビュー・感想・評価

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いもうとの時間(2024年製作の映画)

4.1

関東であまり知られていない冤罪事件「名張毒ぶどう酒事件」の経過に関する説明、同じく東海地方で発生した『袴田事件』の話を並行して展開し、最後の『いもうとの時間』のタイトル回収まで無駄のない構成で素晴らし>>続きを読む

鹿の国(2025年製作の映画)

3.4

2025/01/12
諏訪の祭祀の映像は貴重なのだろうけど、とにかく解説少なくて駄目。動物愛護団体の横断幕のこと、廃仏毀釈のこと、御神渡りのこと、画面に映すのに何故にナレーターの能登麻美子に説明させな
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アイヌプリ(2024年製作の映画)

4.5

2025/01/07
映画はじめ。

現代のアイヌの生活とは、祭礼でアイヌの衣装を着、狩猟等に際して祈りの言葉を口にしたり。しかし日常においては洋服を着て、ガスコンロで調理をして、紙タバコやパチンコに
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神は銃弾(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

2024/12/31
大晦日、2024年の映画納め。

暴力カルト集団が主人公2人により追い詰めらていく様や、ランボーみたいなラストバトルは割と痛快。

ただ最終的に、ジジイと若い姉ちゃんの恋愛という
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はたらく細胞(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

邦画としてはアクションやVFXをかなり頑張ってる方だった。

動的平衡の概念が導入された結果、主要キャラクターはほぼ全滅。モブ含めて細胞達はエグい死に方するので、必ずしもお子様向けでないように思う。そ
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INTERFACE 知能機械犯罪公訴部 01 ペルソナ(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

2024/12/26
Filmarksオンライン試写会にて。

ジャンル的には近未来SFのサスペンス?主人公は検事だけど、法廷劇としてはあっさりめ。

『クセの強いAIの相棒』という設定、割とアニメや
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.5

2024/12/10
先日の尹錫悦非常戒厳令を受け、韓国の近現代史を描いた映画への鑑賞欲求が芽生えて最初に選んだ一作。

どうしても今年劇場で観た『ランサム』と比較してしまうが、『ランサム』と比べると
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ポッピンQ(2016年製作の映画)

3.4

色々有名な作品。
新しいプロジェクターで観る一発目の作品として、時間も短かったので観てしまった。

劇場版ドラえもん等でありがちな行きて帰りし物語。制作年度を考えると3DCGのダンスシーンは割と凄い。
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劇場版 荒野に希望の灯をともす(2022年製作の映画)

4.5

ぶっちゃけ中村哲の偉業を定量認識できてなかった為、映画観て結構驚いた。

中村哲が
・ポリオ特効薬で救った人→2000人
・911直後に日本中で公演して1ヶ月で集めたアフガン支援金→2億円
・作った水
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

人間の男女を犬とロボットに置き換えた『秒速5センチメートル』だった。或いはラ・ラ・ランド。

あの時こうしてれば/ああしてればを繰り返し人生を紡いでいくのが我々。神の視点で観ている我々からするとやきも
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ゴンドラ(2023年製作の映画)

4.3

今年一番の百合映画。
というかこんなに『百合映画』という呼称が相応しい実写劇映画があるのかと思う。クィアというよりレズビアンというより百合という呼称。

内容としては、横井さんが存在しない百合版『とな
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レッド・ワン(2024年製作の映画)

-

クリスマスプレゼントの『ラストワンマイル』を守る為に男2人が奮闘するバディもの。滑走路から離陸するトナカイ、アマゾン倉庫のようなサンタ基地等、魔法と科学が入り乱れる世界観で再解釈された『サンタクロース>>続きを読む

破墓/パミョ(2022年製作の映画)

4.1

良かった!
なんと言っても風水師、葬儀屋、巫女の師弟の個性豊かな主役4人組が魅力的! この4人で連作やってくれないかな! 連ドラでもいいよ。

基本は霊能力系ホラーでありながら、前半と後半でまるっきり
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愛で家族に 同性婚への道のり(2020年製作の映画)

3.8

2010年代末、(アジアで初めて)同性婚が法制化される激動の台湾を、三組の同性カップル視点で追うドキュメンタリー。

推進派も反対派もデモや #ひとり街宣 しまくってるのは日本とまるっきり違う一方で、
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劇場版 センキョナンデス(2023年製作の映画)

3.9

YouTubeチャンネル・ヒルカラナンデスの劇場版。政治に詳しいとは言え、記者ではない芸人/ラッパーの『素人目線』での選挙漫遊道中という感じが他の選挙映画と一線を画す。選挙を楽しみたくなること請け合い>>続きを読む

がんばっていきまっしょい(2024年製作の映画)

3.5

凡庸な女子スポーツものだと思った。原作や実写作品と比べてかなりアレンジされているらしく、比較するのも面白そう。

ジョイランド わたしの願い(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ヒジュラー(西洋で言うところのトランスジェンダー女性に近い存在)と不倫する夫、家庭の都合で仕事を辞めさせられる妻。次男夫婦の話。

よくある『家父長主義火葬します』的作品だが、夫婦それぞれの視点で描か
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拳と祈り ―袴田巖の生涯―(2024年製作の映画)

3.8

『袴田事件』というより、袴田巌さんを中心とした『人物』にフォーカスしたドキュメンタリー。

釈放後の袴田さんの『祈り』の日常、事件以前の袴田さんの半生、姉・秀子さんの経歴、死刑判決を下した裁判官の懺悔
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八犬伝(2024年製作の映画)

3.8

世間で評判が良さそうな実パートはあまり楽しめず、虚パートのVFXにとにかく興奮。

考えてみると虚パートのVFXを予告で観て映画を観たくなった感じなので、実パートの充実っぷりにあまりのめりこめなかった
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

4.7

『デモって意味あるんですか?』『どうかな』からのこの結末。最高の青春ものでした。

キーマンの一人である女生徒が『学生時代の菱山南帆子ってこんな感じだったんじゃないか?』というような人物像という時点で
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忘れない、パレスチナの子どもたちを(2022年製作の映画)

3.0

2024/10/11
キノシネマみなとみらいにて。
恐ろしい事に、現在進行系で行われている虐殺の映像や写真に慣れすぎてしまったせいか、この映画自体はあまり刺さらなかった...。

本作の舞台となった2
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エストニアの聖なるカンフーマスター(2023年製作の映画)

-

2024/10/11
横浜シネマリンにて鑑賞。
全くわからんので、あえてスコアなし。

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2024/10/11
イオンシネマ港北ニュータウンにて。

アーサー/ジョーカーが、悪のカリスマに祭り上げられる。最初は調子に乗っていたアーサーだが、徐々に自分のキャパオーバーを自覚し、ジョーカーとし
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

ジャーナリスト四人が、内戦中のアメリカをNYから大統領のいるワシントンDCまで横断するロードムービー。

今年は『マリウポリの20日間』もあったし、ガザの悲惨な動画を散々観させられたし、今更こんなフィ
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サウンド・オブ・フリーダム(2023年製作の映画)

1.0

陰謀論映画。
Qアノンであるティム・バラードが作った自分が主役のプロパガンダ映画です。

この内容を頭から信じる人達が多くて恐ろしいです。詳しくはシネマンドレイク氏等の記事が詳しいです。

シネマンド
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

2024/10/04
物語の展開を一つ一つ説明されないので、パット見で何だかよく分かんないけど『世にも奇妙な物語』だと言われるとすんなり胸に落ちる。

全体的に自傷描写が多いのが人によってはキツいかも
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あみこ(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

10代にしか撮れない映画なのでは...?エネルギーを感じる。

食事シーンを不快に撮るのは良いな。

中盤のバスタ新宿前のシーン、#ナミビアの砂漠 冒頭の町田駅のカットとほぼ同じだな。望遠で雑踏の中の
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石がある(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジャンル分類不可能な謎の映画だった。

成人の主人公が2人いて、ロマンスも起こらず、激しいアクションもなければ、大きな事件もない。セリフも少なく、淡々と河原で小学生のように遊びをする。どう考えても短編
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劇場版 BanG Dream! It's MyGO!!!!! 前編 : 春の陽だまり、迷い猫(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「なんで春日影やったの!?」から始まり「なんで春日影やったの!?」で終わる総集編。ライブシーンは圧巻だったけど、ラストだけなんだよね。劇場で映えるのは後編だろうな。


最初に『春日影をやった』張本人
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