2024年の終戦記念日前日8/14に観賞。レイテ島を脱出しようとする一人の日本人の話。
視覚的にも聴覚的にも終始不快な凄まじい映像体験だった。鑑賞直後は二度と観たくないと思える。こういった作品を観て>>続きを読む
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パニック/ディザスタームービーばかり観る映画のチョイスが変な家庭で育ったので、当然原点『ツイスター』は履修済なのだけど、別に観なくても何の問題なし(強いて言えば、空中に放たれるファンネルみたいな謎の観>>続きを読む
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デジタルリマスター版にて初鑑賞。
ゼノギアスの『ソイレントシステム』の元ネタとして認識していたので、オチは把握済なので今更書くことはない...
全体的に人権侵害が蔓延るディストピア(Furnitu>>続きを読む
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あまり乗れなかった。戦隊モノのフォーマットに乗っかるなら、もっとテンプレ化できたのでは。
例えば現役時代を子役が演技してるのが良く分からない。なぜ青年ではないのか。
あとレッドの暴力衝動が唐突すぎ>>続きを読む
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実は劇映画としてはあまり刺さらなかったのだけど、舞台挨拶でその制作手法を聞いて度肝を抜かれた。本当にアディクト(元依存症)の役者を使う点、そして元ネタの『ゴドーを待ちながら』と違って本当に来るのがミソ>>続きを読む
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イタリア人の医学生がパレスチナのガザ地区に留学に行く話。
ガザの医学生は、その地域性から実技が強いという件、ひめゆり学徒隊を連想。
空爆シーンはあれど、イタリア学生と現地の若者との心温まる交流が描>>続きを読む
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林一家の保険金詐欺のことだけでなく、撮影中に監督が警察にしょっぴかれた事まで包み隠さず 作中に盛り込む制作姿勢に感心。これを観た限り、毒入りカレー事件に関して林眞須美はシロと強く思えた。少なくとも当時>>続きを読む
リバイバル上映で鑑賞。
核戦争を静かに描いた作品。世界が滅亡している訳ではなかろうが、主役夫婦が汚染地域から出ようとしないので、パット見はポストアポカリプスの様相。
デビッド・ボウイの明るい曲調の>>続きを読む
旅行中に住込みバイトをする女性二人(学生?)が、バイト先のパブにて、お化けやゾンビや殺人鬼の代わりに、有害男性に襲われる『フェミニストスリラー』。 ちょっとしたセクハラ言動から始まり、徐々に生活空間を>>続きを読む
渋谷ユーロスペースFilmarks試写会にて観賞。
パク・チョンヒ暗殺から始まる『ソウルの春』の史実を下敷きにしたフィクション...と言いつつ、人物名とラストの展開以外はほぼ実話らしい。シン・ゴジラ>>続きを読む
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本来記録したかったであろう村本のアメリカ渡航がコロナ禍で頓挫して以降、どう着地するんだろう?と思いながら観た。結局劇的な事件は起こらず(終盤にちょびっとだけあるが、村本はあまり意に返していなかった)に>>続きを読む
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ロトスコープ作画と非声優キャスト陣の素朴な演技がマッチしてかなり面白い。猫っぽい仕草と人間臭い仕草が入り混じった化け猫の動作が白眉。個人的に前半の田舎パートの方が良かった。
後半については、暴力装置>>続きを読む
2024/07/23
タイトルは副題以外は原題まんま。hold oversじゃなくてholdovers(残っている人々)という意味らしい。
年の瀬に観直したいクリスマス映画だった。独り身の古代史教師>>続きを読む
コンディションが悪くて終盤寝てしまった。雰囲気はいいが、吸血鬼者として割とベタな気がする(自殺したがってる相棒とかも既視感)
とかく主演のサラ・モンプチありきの映画という印象。それぐらい彼女の印象は>>続きを読む
めっちゃ楽しい。
話題になってる割に上映館が少ないからか、朝9時台の上映でも結構埋まってた。全編クスクス笑い声が聞こえていた。例えとして適切か分からないけど、劇場版クレヨンしんちゃんを観てる感覚に近>>続きを読む
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割と評価高いけど、個人的には心から詰まらなかった。久々に前情報無しで心からつまらないと思える映画に遭遇した。
ます本題のフェイク動画撮ろうってなるまで1時間以上かかってダレた(この前に席を立って離脱>>続きを読む
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評判通り、大傑作のシスターフッド映画だった。
男性陣は男性陣で、泥臭い殺陣シーンが格好いい(割と流血シーン多くてバイオレンス)。とはいえ、本当に格好いいのは女性陣でした。
何と言っても海女さん達に>>続きを読む
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2024/07/17
四谷区民センターで行われた高麗博物館のイベントで鑑賞。会場で販売されていたパンフも買っちゃった。
勝手にウィシュマさんメインの映画だと思ってたのだけど、実際は本邦の外国人排斥政>>続きを読む
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地上600mからの脱出を目指すシスターフッド。
途中から相棒のハンターが『めんつゆひとり飯』的なイマジナリーハンターと化していたことが判明するトリッキーな展開もあるが、全体的にリアリティライン高めの>>続きを読む
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作画は割とフルアニメーションに近い表現であり、小学生の拙いイラスト作画とか、原作藤本タツキの映画的コマ割りを映像表現に逆輸入したりと、かなり見応えあった。本編1時間以下なので、回数多くやってるうちに軽>>続きを読む
初めて観たけど良かった。配信されてないの勿体ない気もするけど、慰霊の日に合わせて映画館で観るからこそ逆に心に残るという面もあるかも...。
証言を淡々と流すだけではあるのだけど、凝った編集でないから>>続きを読む
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2024/06/23
可愛いテディベアは有害男性性の象徴。女声のユニコーンを殺し(フェミサイド)、森を破壊し、最後には業を持った人間が生まれる。
...という感じでメッセージ性を読み取れないこともな>>続きを読む
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2024/06/22
轟音で鑑賞。
全く刺さらなかったのは、私が創作で食べていこうという考えを持ったことが過去一度もないというのもあるが...それ以上に、結局登場人物は全員クリエイター側であり、彼ら>>続きを読む
2024/06/22
南西諸島(特に宮古島、与那国島、石垣島)と軍拡にまつわるドキュメンタリー。
2010年代に活発に行われた市民運動が尽く失敗に終わっていることは、日本国本土の人間としての罪を突き>>続きを読む
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2024/06/16
疲れた。
薬物依存、貧困の遺伝、DV、ヤングケアラー、グルーミングなどの現代日本が抱えるありとあらゆる問題が描写されて胸焼けする。
あんが死を選ぶシーンで登場するブルーインパ>>続きを読む
沖縄戦の遺骨を掘る男性を追う。凄い淡々と映像が流れていって、具体的に感想を書こうと思ったら何も書けない。パンフレット読んだら、来週もう一回観ようかな・・・。
しかしニュースなどでみる『遺骨混じりの土>>続きを読む
福島県浜通りの話が中心。津波と原発事故の二次被害でPTSDに悩む患者と、それを支える人々を追う。
登場する医師・蟻塚さんが仕事で沖縄に通っていることから、沖縄の基地問題・沖縄戦の話と、福島における原>>続きを読む
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2024/06/15
引っ込み思案のビアン(インド系?)と、性に奔放なビアン(白人)の二人のレズビアンによるロードムービー。めちゃくちゃ下ネタだらけ!本当にお下劣で笑ってしまった。こんなに無修正ディル>>続きを読む
めっちゃ原作の雰囲気出てた。特に朝。私服がめっちゃ朝だった〜。
ただ読んだのがだいぶ前なので、ディテール比較ができない。結構改変しまくってるのはわかる(森本さんの女性差別のエピソードも入試時の不正採>>続きを読む
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2024/06/10
埼玉県川口市(奇しくも私の故郷でもある)を舞台にしたあるクルド人一家の物語。
劇映画だし、作中の人物そのままの経験をしているクルド人は存在しないと思うが、しかし自由に移動が出来>>続きを読む
2024/06/07
LIVE ZOUND満席近かったが、中央付近が偶然空いてた。総集編としては割とまとまっている。ぼっち×虹夏がメイン。
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2024/06/05
今年のワースト映画(暫定)
何を描きたいのか全くわからない。コロナ後遺症の倦怠感が発動して最悪の鑑賞体験だった。
1.カタストロフが足りない
こういう形で作中で死ぬ人/生き残>>続きを読む
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早稲田大学を中心とした革マル派と中核派、そして革マル派と反革マル学生の闘いの日々を描いたドキュメンタリー(再現ドラマパートもあり)。
連合赤軍とは違った形の内ゲバで面白い。自分は早稲田卒なので、見知>>続きを読む
2024/06/03
ジャンルはサスペンスだろうか。ロケ地が殆ど学校のみという点もクローズド・サークル感あり!
『ありふれた教室』のタイトルは、いまジャンプ+で連載されている漫画『ふつうの軽音部』に>>続きを読む
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ジョンとオノ・ヨーコの個人秘書であるメイ・パンが、ジョンとの恋愛関係にあった所謂『失われた週末』と呼ばれる時期を回想するドキュメンタリー。
メイとジョンの馴れ初めが『ヨーコのすすめ』というのが恐れ入>>続きを読む
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2024/06/01
前半にひたすら(主に主役2人の女性達の)閉塞された状況を描く。内包されているテーマは色々あるが、基本的には女性同士が連帯して様々な社会的抑圧から解放されていく作品。
様々な抑圧>>続きを読む