藍住さんの映画レビュー・感想・評価

藍住

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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.0

「じゃあ」と言って振り返らず走っていく青年。
小さな声で「またな」と言う先生。
きっとこの二人はこれから先、会うことはないだろう。
でも一緒に過ごした時間がこれから先の彼らを支える。
これは祝福だ。
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

2.0

クリスマスに陰謀論の話していて、趣味悪〜!と思ってたら製作マシュー・ヴォーンでお前さんか!!となった。
でも陰謀論が身を滅ぼす話にしては薄味すぎる。
全体的にもっと突っ込んでも良かったと思う。

でも
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ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

3.0

やりたいことはなんとなく分かるけどうまく噛み合っていないような、うまくいっているような、なんとも言えない完成度で、でも主演のダコタ・ファニングがめちゃくちゃ踏ん張ってくれたおかげでちゃんとまとまってて>>続きを読む

セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

1.0

ジャウム・コレット=セラってこういう「挫折して夢を見失った男が事件に巻き込まれて立ち直る映画」を撮るのが本当にうまい。
でも流石にこのテーマを白人の男を主人公にしてやり続ける理由がよく分からないし、も
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ライトアップ! イルミネーション大戦争(2006年製作の映画)

1.0

観る予定はなかったのに、ダニー・デヴィートの吹き替えが青野武だったので気になってしまって結局吹き替えで観た。
やっぱ青野武の吹き替え、いいなあ……!!
ダニー・デヴィートがキュート1億倍増しで良かった
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あの年のクリスマス(2024年製作の映画)

3.0

子供向けアニメーションらしいが脚本がリチャード・カーティスなので(リチャード・カーティス!?)、あちこちでしっかり心を揺さぶるエピソードをぶっ込まれて涙ぐんでいた。
リチャード・カーティス、マジで群像
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ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー(2015年製作の映画)

3.0

3人の暴走っぷりに笑っていたら所々刺さるところがあって良かった。
激ヤバジョークはマジですれすれです。
でも笑ってしまう絶妙なバランス!
何歳になっても隣に居てくれる友人を大切にせよ映画。

こうい
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.0

ガムシャラに夢を追いかけることも素晴らしいし、ふとした瞬間に出逢う小さな奇跡が溢れてるこの世界はもっと素晴らしいみたいな感じで良い映画だったが、とても「教科書」みたいな映画でそこまで刺さらなかったな。>>続きを読む

オクス駅お化け(2022年製作の映画)

1.0

ホラー映画だったはずなのに終盤で何故か女VS女のバトルが始まっており、はあ??????????ってなって終わった。
演出もあまり好きではない。
この展開にさせようって言ったのマジで誰なん???????
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トラップ(2024年製作の映画)

3.0

『オールド』に引き続き精神疾患の描き方が非常に危うくてそこだけは全く支持できないのだが、それ以外は良くて結構好き。
シャマランってなんでこんなに飽きさせない画作りが上手いんだろうか!?
そこにジョシュ
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蝋人形の館(2005年製作の映画)

1.0

2時間弱の映画で8割くらい若者がずーっと痛い目にあっていて、それを観てただただ不快だったというか、そもそもスプラッターホラーというジャンルが分からない。
俺ってスプラッターホラー全然興味ないんだなって
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.0

想像してたよりも面白かったよ!?
というか、子供なのにスーパーパワー持ってるからってアベンジャーズに引き込む大人よりも子供だからヒーローになる未来が見えたとしても子供として守り抜く大人が描かれてる映画
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

1.0

キモ面白くて観終わったあとに友人とキモかった〜って言い合ってた。
悪くはなかったけど気持ち悪さ(生理的嫌悪)の方が勝っていた。
『ドントブリーズ』の後半の展開を心底キモいと思ってる人間に今作が合うはず
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.0

後半わんわん泣きながら観てしまった。
あまりにも完璧で素敵なゲイロマンス映画が2024年に観られるなんて!!
もう最高だった!!
台詞もキャスティングも良かったし、ロマンス映画でHPVワクチン接種推奨
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.0

悪魔みたいなステイサムが格好良くて、しかもいつもよりめちゃシンプルな作りだから素直に面白!って思えて良かった!

10割アクションやってるステイサムも好きだけど、アクション5割芝居5割で尚且つドライに
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きみの色(2024年製作の映画)

4.0

3人の人間が出逢って、音楽を通じてちょっとだけ前を向いて歩き始めるという、誰かからしたらなんてことない物語だけど、そのなんてことのなさが私を強く揺さぶる。
大好きな人達と何かを作ることの楽しさ。奇跡み
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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.0

クソッタレな社会の中で、自分もいつしか歯車となって回り出して、自分ではどうしようもない何かが起きた時に止めることも止まることもできなくて、でもそういう時に自分を繋ぎ止めてくれるのは誰かの手であり、社会>>続きを読む

モンキーマン(2024年製作の映画)

5.0

インドを俯瞰で見る眼差しがとても印象的で、こういう映画を撮ることができたのはデヴ・パテルだからなんだろうなと思った。
女性やクィアなど社会から虐げられる弱者たちに寄り添い、共に闘おうと手を差し伸べる。
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関心領域(2023年製作の映画)

4.0

壁の向こうで毎日命が消されていくのに、壁のこちら側では生活が続いていて、彼らは社会の歯車で、社会として機能してしまっているから虐殺が止まらないのだと思った。
林檎を密かに置いていた少女が一人いたところ
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

2.0

モキュメンタリーホラー映画としての最高到達点を観てしまったなという印象。
見せすぎず疑問点について答えも特に明確にしない。
ドキュメンタリーのギリギリを狙うのならこれがベストなのだろう。
映画としては
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

2.0

実写化にしては頑張っている方だけど、ところどころ要らない寒いシーンが入っていて引いた。
漫画やアニメだと気にならないのに実写にすると気になるのは漫画独特の間の取り方が二次元だから。
だから三次元でそれ
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スクリーム6(2023年製作の映画)

1.0

レズビアンカップルの片方が死んだ時点でマイナス1兆点。
そもそも主演のメリッサ・バレラをイスラエルを非難したという理由で降板させるようなしょうもねえシリーズ。
観る価値なし。
以上。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.0

私は『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』をこよなく愛する人間なので、軽快なやり取りを挟みつつチームでプロフェッショナルに仕事をこなすところを格好良く撮るガイ・リッチーの好感度が爆上がり!>>続きを読む

死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.0

ホラー要素はどんどん消えていくが(ジャンプスケアが無いという意味ではない)、前作よりは面白かった。
アケラ・クーパーが脚本に入ると途端にクオリティが上がるの本当に素晴らしい〜!!
終盤のふたりはプリキ
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ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃ『スタンド・バイ・ミー』だと思って観てたら中盤から激変していって最後にはめちゃくちゃ潔い展開で笑っちゃった。
凄えスティーヴン・キングの小説だ……!!
彼の小説を丁寧に映像化しているところ
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エクソシスト(1973年製作の映画)

2.0

この時代特有の生々しさが怖かったんだけどそれ以上のものはないというか私に刺さるものは特に無かった。
悪魔と対峙して散っていった神父たちの姿も、どんどん傷ついていくリーガンの姿も観ていてキツいし、この映
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

2.0

誰かの犠牲があるからこそ成り立つ幸せとは?
凄まじい変化球で幸せの定義を投げかけてくるので受け止めるの大変。
理解はできるけどそうだとは思わないし、好きでもないかな。

ただ、Jホラーも死んでるわけで
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クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

5.0

久しぶりにラストカットが完璧な映画を観た。
最後まで人間が人間らしく生きるという尊厳の話をホラーというジャンルで誠実に撮り切ったマイケル・サルノスキ監督には頭が上がらない。
極限の中だからこそ輝く人間
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セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

3.0

終盤、「これ本当にサメ映画!?」と思うような展開をぶつけられて衝撃のあまり爆笑していたら終わった。
誰も見たことのない景色を見せてやるぜ……!!!!!の圧が強すぎる。
こんなオチで良いんか??????
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

4.0

後半泣きながら観ていた。
生きることのしんどさもちゃんと描くけど、大事な人たちが隣りに居て、好きなもの(この映画で言うと獅子舞)があれば乗り越えることができるっていう真っ直ぐなところが好きだった。
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

-

ジェイソン・ステイサムがアンダープレッシャー流しながら筋トレしながら時間潰してるのマジで意味分からなくて開始5分で爆笑しながら観てた。
サメ映画なのにサメ映画じゃない!?
クリフ・カーティスは可愛いし
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ポセイドン(2006年製作の映画)

2.0

前観たことあるかもしれないと思って観たら余裕で初見だった。
一昔前のパニックムービーってこんなんばっかだったよな〜と思い返していた。
カート・ラッセルの溺れる演技がうますぎてこれほんとに溺れてない?大
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ハンガー・ゲーム0(2023年製作の映画)

4.0

スノーのルーシーの関係から浮かび上がる歪さ、相手の生存権を握った上で信頼し合うことは絶対にあり得ないと言う真正面からの否定、「助けてやったのに」の暴力性、始めから負けが決まっている性善説と性悪説の激突>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

1.0

なんかやたら頑張って差別の話をしようとしてたけど黒の組織の新しいキャラクターが白人なのにバリバリコーンロウしてて爆笑した。
犯人のキャラクター像もトランスヘイトに繋がる描き方していて幻滅。
小学生から
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

2.0

100周年記念作品とは思えないくらい平凡な物語でビックリした。
私はあまりハマらなかった。
が、少女が家族や友人たちと一緒に願いを取り戻すために奮闘してるところ良かった。
そこに王子様が居ない時点で(
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.0

搾取された命の叫び。
救いはないが、希望はある(とはいってもあの一族で虐げられた人たちにもう少し救いはあっても良かったとは思っている)。
反戦映画で、戦争を真っ向から否定していて安心した。
ゲゲ郎から
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