attoさんの映画レビュー・感想・評価

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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.0

もう言葉も出ない。
どうしても戦争をしたい輩が世界には居て私達が生きている傍ら殺される人がいる。
今日は空爆が多いわね、なんて日常会話が罷り通る世界線。
勇気を以てみると良い作品。

ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

3.5

ただただポルトガルのシントラの街並みや光、建物の壁、森の騒めきが十分に美しい。
何気に最後のエンディングの音楽、特に弦が美しい。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

-

友達選びをちゃんとしましょうという作品。
塞ぎ込んだ友を外へ連れ出してくれたまでは良かったよハンター。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

色んな解釈があって良いと思う。宮崎先生はきっと創りたいものを作った。

観ながらもラピュタまた見たいなとかナウシカに会いたいな、とかあのお布団は風立ちぬを連想するなってたくさん巡るけど、
ジブリ作品は
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.8

ソフィアコッポラの日本や東京の切り取り方が魅力深い。
けどお寺を神社って訳しちゃぁだめぜよ

そしてボブ、本当に日本の変な番組に出させちゃってごめんなさい。CM撮影含め日本の土みが全開で目も当てられな
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

すいません完全に油断してました……
新海さんの作品の中で一番好きかも。
日本ってこう不気味な面と明るい要素を併せもつ表裏一体的不思議バランスを保ってる国だと思う。

それを正に表現していたと思うしこの
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

見終わって少し経ってから気付いたけどあの主人公ウッドロウ。
何だか見覚えあると思ったらグランドブダペストホテルのポーターだった彼だ。

今作はこれまで以上にスカイブルーから派生したようなウェスアンダー
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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

3.7

ターシャ自身が何も演じてなく本当に幸せを感じて生きているから画面のこちらも何だかその穏やかなvibesに溢れる。

花を咲かせるためのpatience
庭を作るって楽しそうだなって

全ての選択を真剣
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恋愛社会学のススメ(2009年製作の映画)

3.5

フランス的ドイツ映画+10%のストーリー性

たまに見る日常をそのまま写しそのままエンディングまで迎えるフランス映画。
そんなフランス映画的作り方にちょっとストーリー性が入っている感じ。
男性モザイク
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

-

そうか、つまりはスーパー奇天烈なアクションによってトリガーは引かれパラレルに行けるということか。

初めてマトリックスを観た時に全く飲み込めなかったようにこの作品も10年後位に見たらきっと世界も理解も
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.8

あとからじわじわと来る花様年華。
ブレーキを効き間違えないザ・大人の恋愛。
どんな時代にも似合うタキシードがあって美味しい小籠包があるんだなと。
私はそんなにスマートに出来ないわ

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.7

きっと誰もが一度は彼の音楽を聴いた事あるし鳥肌だって立ったはず。
代表作はやはりニューシネマパラダイス。
幾度とノミネートされたせど
坂本龍一がアカデミー賞取ってしまったのは時代の悪戯だろうか

同じ
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.6

どうしても観るに耐えなくて先にハッピーエンドを観てから戻り観たというハッピーエンドな作。

"I'm proud of me!"
はちょっと永く忘れていた事で晴天霹靂。
何だかよく分かんないけど靴底程
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.8

タイトルも知ってるし機内映画にもだいたいあるこの作品。
だのに何故今日まで観てなかったのか---

2回続けて観てしまった映画は凄い珍しくて一度目は父の記憶や盛っている部分でストーリーがやや混同してし
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.7

初めてみたフィンランド映画。
kiitosという言葉いまではありふれているけど2007年代ということは何となく北欧という言葉を耳するだいぶ前かな

何だか静かに進むけど人の感情を感じているうちに気付い
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ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

4.0

わたしはこの作品凄い好き。
2000年代前半の作品ってどうしてこんなに面白いのでしょう

華美な演出や映像技法でなくストーリーで魅せてくれた!と感じる作品。

主人公ダンと友人ウィンストンの掛け合いの
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オン・ザ・ロード(2012年製作の映画)

3.6

"タバコ吸いながら書く"という行為があんなに格好良く映る時代あったのだろうか。

滑車の横で何やら書きなぐるディーンの姿。

今の時代だとスマホかipadだから、どんなに格好つけたとしてもそこまで良い
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.0

気づけば一番好きな邦画になっていたリトルフォレスト。

春夏秋冬どれも良さがあってどれも酸っぱさあるけど、やっぱり私は冬のエンドロールが一番好き。
雪が天に向かって舞い上がる、あの映像はただただ美しさ
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ベニシアさんの四季の庭(2013年製作の映画)

3.7

ご多聞に漏れずまびっくりするのはベニシアさんの生家の宮殿だろう。
日本でいへばもはや迎賓館レベルのお家。
にも関わらず貴族は私には合わないわっと割り切って日本に辿り着いたという人生。

"Listen
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ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.7

"ムードインディゴ うたかたの日々"
先ず何よりタイトルがよいよ!
この日本語はなかなかうまくはまっているんじゃないかな。

人は自分の死に際を見せさせられるらしいけど、水の中のシーンがそれに近いよう
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

3.8

デビッド・ボヴィを全く通って来なかった人生だったけど気づけば好きな映画にはボウイが溢れていた。

LIFE、ジョジョラビット、ウォールフラワーetc……ボウィばっかじゃん!

音だけでなく役者、絵でも
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

-

ひょう公将軍(豊川悦司)の
「酒じゃー!!」
の直前の一瞬の表情の変化、
眉や目線の下げ方さすが過ぎた。
ココココココはまた自作に期待。
縛虎申(ばっこしん)さまー!の気合いが凄過ぎて見終わってからも
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キングダム(2019年製作の映画)

-

王騎将軍のココココココ………






は次作期待しよ。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.7

何とも勢いのある作品。
またしてもノンフィクションと勝手に思い混みながら観てしまったけど途中からさすがにそれは無いかと思いはじめ。

tarの住む豪華な部屋の内装や家具をついついチェックしてしまう。
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ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ(2018年製作の映画)

3.5

今我々が普通に見ているマティスやピカソ、フェルメールの作が数奇な運命を経て過去の大戦が現在にも影響を未だに及ぼしている事を知る。

"芸術家はこの世の悲劇や喜びに敏感な政治家であるべきだ。
絵は家の飾
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Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

3.8

今亡きモダニズムダンス界における超巨匠とも言える存在
ピナ・バウシュ。

時折り出てくる生前の映像でのピナの動きだけでも鳥肌立つほどその動きや佇まいがとんでも見惚れてしまう

カンパニーの生徒さんがオ
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

3.7

パイナップル缶が出てきた時は思わずテンションが上がってしまった。
この作品が"恋する惑星"のベースになったと思っていたら公開年度逆だったじゃんという驚き

暗めの部屋、水槽、斜めアングル、電車沿いのア
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.8

私達が主に目耳にしていた難民という言葉が命懸けの人生イコールである事を知る作品

知らなくていいという人もきっとたくさんいるから見ることをおすすめしたいものの無理強いは出来ないな

難民というテーマに
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.8

会話よりも光の方が遥かに印象的な作品だった気がするし、きっと監督もそういう意図だった思う。
思えば後半は台詞少なめだったけど光の演出だけでストーリーを押し進めるからかなり凄腕だわ。

そもそもこの監督
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.8

自分の生に必死過ぎて人のためという事が最近すっかり抜け落ちていた私としては頬を叩かれたような作品。

無くなくても良いカットは所々あったものの、実話であり最後のクライマックスと言っていいものか、そのシ
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.4

"土喰らう十二か月"なんてタイトルからてっきり料理研究家の土井善晴さんの映画かなんかだと思って観たら全然違いましたわ笑
沢田研二出てきてなんでー
と面食らいましたが彼に非はありませぬ。
土井先生はあく
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.5

カバー写真に魅せられてこの作品を見たけどやっぱりこのシーンは素敵だった。
このスチール写真を撮ったのが巨匠の鋤田(スキタ)とエンドロールで知りこのシーンを切り取ったのはさすが仕事というか

役を演じて
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夜の上海(2007年製作の映画)

-

絶対起こり得ないシチュエーション。だから私たちは映画に惹かれるのか
夜の街、とりわけタクシーの上からのアングルはなかなか街の夜を切り取っていたように思う。
あの台詞を言わされた塚本さんはちょっと酷よね
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

シャワー浴びに来たダンの乱れちゃう(? の発言はちょっとアドリブっぽくて真相が気になるとこ。

個人的にはバイオレットが遠慮がちながらも音に入ってくるあたりだったり、イヤホンをシェアしなが街を散歩す
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

もう最高に怖いしエグいし不気味過ぎたけど
花冠山ほど見れたからまぁ許す!

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.8

もうラスト23分なんてひどい泣く。

視線にあんなに感情が溢れていたのに、何故言わずにいてしまったのと。
単純な私にとっては二人が共に生きる未来をただ選んで欲しかったけど、それでは映画として成立しな
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