Funazoさんの映画レビュー・感想・評価

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アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

3.5

移動手段がラクダや馬といううえに、灼熱の太陽が照りつける、いかなる人間も無力化してしまう砂漠の広大さと特別な存在のようだったロレンスも普通の人間と何ら変わりなく苦悩や葛藤を抱きながら奮闘していく姿に厳>>続きを読む

ファミリー・ゲーム/双子の天使(1998年製作の映画)

4.0

育った環境が違う双子を一人二役で演じてしまうリンジー・ローハンの天才子役っぷりが凄い。両親を再び結び合わせよう奮闘する双子と、執事や乳母などの周りの良き理解者たちの協力など王道的ハートフルなコメディで>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.5

本編である40年前の孫娘ハリエット失踪事件の謎へ迫るミステリーよりもルーニー・マーラー演じるリズベットがパンク系のビジュアルで大胆な行動に出ることが多いのに内面がピュアすきる女の子というギャップが魅力>>続きを読む

スパルタンX(1984年製作の映画)

3.0

スペインが舞台でお金がかかっていることがはっきり分かり、新鮮味も感じるが、別に今まで通り中国が舞台でも良かったと思うレベルのストーリーだったのが残念。香港アクション界の三銃士が揃うとコメディ感が強まり>>続きを読む

ラッキーナンバー7(2006年製作の映画)

2.2

ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマンとキャストが豪華な割には前半がしんどいくらいつまらなかった。後半こそ展開があるが、前半をカバーできる程には至らなかった。タイトル的にオシャレアクションかと思いき>>続きを読む

クレイジー・パーティー(2016年製作の映画)

3.7

全従業員のボーナスと雇用を守る為に、クリスマスに乱痴気パーティを催してしまうアメリカらしい下品ネタも盛り盛りのコメディで面白かった。様々な宗教に配慮したクリスマスのセーターを着ている人事部のおばさんが>>続きを読む

ロボコップ2(1990年製作の映画)

3.0

ロボコップ2号機製作を殉職した警官ではなく、筋金入りの犯罪者をベースにしてしまったり、子供たちですら強盗に手を染めるディストピアなメチャメチャな世界観こそ良かったが、ロボコップ2号機のデザインのダサさ>>続きを読む

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.5

おひとりさまを満喫している下品なトーク連発のレベル・ウィルソンがスパイスになっていて見やすくはなってはいるが、主人公の姉の相手以外の男性陣が変な奴ばっかりで魅力がないし、どうにかしてタイトル通りのスト>>続きを読む

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.5

ヒロインのグウィネス・パルトローの美しさや脇を固める名優たち、身分の違う恋、どう見てもバレバレの男装をして劇団に潜り込むヒロインといったラブコメとして分かりやすい展開のストーリーではある為、16世紀末>>続きを読む

ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.0

アルカトラズ島に潜入する任務を成功に導く為にアルカトラズ唯一の脱獄者である囚人の手を借りる展開が良い。その囚人役がショーン・コネリーで初代ジェームズ・ボンドの設定を踏襲されているのが面白かった。
クー
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フットルース(1984年製作の映画)

3.7

この頃のケヴィン・ベーコンはTHE主人公にふさわしい若さと爽やかさがあって、後に多数の悪役をこなすことになるとは到底思えない。ダンスだけでなく、ありとあらゆる娯楽が禁止にされている閉鎖的な田舎町を自分>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

この作品を観て感動できてもできなくても、学があるとどんな場所でも身を助けてくれたり、嫌で抜け出したいような所でも長く居すぎたら離れることが恐怖に変わることなど、人生の教訓が至るシーンに散らばっているの>>続きを読む

小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

3.7

週末に強烈な性格の友達とさらにイかれた友達の両親と過ごしたくないが為についたしょうもない嘘から騒動になるつかみがよい。下ネタ強めのラブコメではあるが、芯の通った賢いヒロインではあるので、今のエマ・スト>>続きを読む

人生、ブラボー!(2011年製作の映画)

4.0

若い頃に行った精子提供により、遺伝子上の子供が533人も存在していて、その内の142人から身元開示の裁判を起こされているという絶望的な状況から主人公の行動に変化が現れるのがユーモラスだった。
普通の人
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卒業(1967年製作の映画)

3.0

将来に漠然とした不安を抱えた優等生のベンジャミンが人妻のロビンソン夫人に誘惑され、関係を持ち、その後娘の方に気持ちがいくようになっていくという一連の流れなど全てがコントのようなストーリーなのにサイモン>>続きを読む

レインマン(1988年製作の映画)

3.5

本当に自閉症の人かと思えてしまうほど、ダスティン・ホフマンの演技が自然すぎて後から他の作品を観て演技力がハンパなかったことに気づかされてしまう。全体を通して感動するには至らないが、男前の若い利己的なト>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.0

この作品を楽しむ為には、ナタリー・ポートマンの演技に興味があることが大前提である。主役に抜擢されることは喜ばしいことである反面、難役を演じきれるかどうかの不安や重圧で異常をきたしていく主人公の精神の変>>続きを読む

酔拳2(1994年製作の映画)

2.5

後妻といえども、ジャッキー・チェンよりも母親役の人の見た目が明らかに若いのには違和感しかなかった。前作と比べるとジャッキーの円熟味を増したアクションが楽しめる一方で、ストーリーがイマイチ面白くない。修>>続きを読む

ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.5

本格的に酔拳が出てくるのは後半以降ではあったが、酒を飲むと強くなるというユニークなアクションだけにとどまらず、師匠との修行で強くなるという設定、基礎を修得することの大切さ、ご飯をもりもり食べるシーンな>>続きを読む

お買いもの中毒な私!(2009年製作の映画)

3.7

自己破産寸前の重度の浪費家のダメ女なのに、勘違いからお門違いの経済誌の編集部で活躍してしまうという意外性が面白かった。主人公のように買い物依存性とまではいかなくても、物欲を発散させるために大量買いや高>>続きを読む

96時間(2008年製作の映画)

4.2

娘の誕生日プレゼントに慎重に慎重を重ねてカラオケマシーンを選んだのに継父の馬一頭に大惨敗してしまう哀しい主人公のリーアム・ニーソンがまさかあんなにめちゃくちゃに強いなんて思いもしない笑。リーアム・ニー>>続きを読む

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

2.5

疎開先の屋敷のタンスが不思議な国へと繋がっていて、国の争いに4人の兄妹が巻き込まれるという設定は悪くなかったが、動物達が喋れる以外は他のシリーズ物のファンタジー映画と比べても弱く、140分とは思えない>>続きを読む

理想の女(ひと)(2004年製作の映画)

3.0

新妻の初々しさのあるスカーレット・ヨハンソンとゴシップネタに尽きない中年美女のヘレン・ハントの組み合わせ、セレブが優雅にイタリアのアマルフィでバカンスに興じたり、セレブならではの会話などは良かったが、>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5

怖い役のイメージが強い國村隼の中でも強烈すぎる役だった。村で立て続けに起こる殺人事件を軸としたサスペンススリラーだけではなく、色々なホラーの要素がミックスされていて、練られたストーリーだった。終盤が難>>続きを読む

マレフィセント(2014年製作の映画)

2.5

最恐のヴィランであるマレフィセントを演じる悪いアンジーが観れると思っていただけに拍子抜けしてしまった。本来のマレフィセントというキャラクターの魅力を台無しにしてしまっている。ただファンタジーをやってい>>続きを読む

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.5

エイリアンが攻撃してくるまで長く感じたが、軍人以外の人の見せ場があったたりとアメリカVSエイリアンをハリウッドらしいエンタメテイストで盛り上げてくれた。ジェフ・ゴールドプラムは変わり者のインテリ役がぴ>>続きを読む

スミス都へ行く(1939年製作の映画)

2.5

ボーイスカウトの青年リーダーが死んだ上院議員の代わりに政界に進出するという突拍子のない設定や妨害工作の為なら子供が乗る車にもトラックを突っ込ませるというエグさもあったが、前半、中盤が冗長であった為、ラ>>続きを読む

きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.5

タイムリープできても、突然自分の意思とは関係なく時間も場所も分からないうえに服を着ていない状態で飛ばされるのはキツすぎる。ヒロインのレイチェル・マクアダムスや後半の展開もあり、ラブストーリーとして楽し>>続きを読む

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

4.2

ラジオで妻を亡くした心情を切々と告白した男に運命を感じ、婚約者がいながら恋に落ちるという有り得ないストーリーにも関わらず、主人公と息子とのやりとりやデート相手の変な笑い方などコミカルなシーンが面白く、>>続きを読む

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.2

銀行強盗を繰り返す犯罪者カップルなのに、ウォーレン・ベイティ、フェイ・ダナウェイが演じることによって憧れてしまうようなカッコ良さが醸し出されている。車に詳しい頭の悪い男やクライドの兄とその妻といった強>>続きを読む

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.7

なんと言っても、アラン・ドロンがカッコ良すぎる。60年以上前の作品と思えない程の出で立ちに加え、スーツが半端なく似合っている。イタリアのロケ地も良い上に、ラスト5分の展開は名作と言われる所以だと思わせ>>続きを読む

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

4.0

使用楽曲のセンスの良さが際立っている。一度は耳にしたことがある有名な曲にショービジネスの煌びやかな世界がマッチしてる。ごちゃごちゃしている感じが癖になる。主演のニコール・キッドマンもハマっていた。ミュ>>続きを読む

フラッシュバック(1990年製作の映画)

2.2

若手FBI捜査官のキーファ・サザーランドが反体制運動のリーダーであるデニス・ホッパーを護送中に起こるドタバタ珍道中を描いたコメディを期待していたが、イージー・ライダーが好きな人とか、ピッピー文化を理解>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.5

若い頃のインディをリヴァー・フェニックスが演じているのには驚いた。10分ぐらいしかない出番だったのが惜しかった。インディの父役のショーン・コネリーとの掛け合いが今作では1番面白かった。特に回転する暖炉>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.5

上海のナイトクラブでのギャングとの攻防戦から飛行機がインドに墜落するまでの序盤のテンポが良かった。トロッコアクションの迫力や宮殿で振る舞われたゲテモノ料理を食べるシーンなど、前作以上にインパクトのある>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.5

無数の罠が仕掛けられている黄金の像がある洞窟にインディが手こずるつかみがいい。1作目ということもありアクション自体は平凡に思えた。その分、お馴染みのテーマ曲が補っている。考古学に対するロマンを感じさせ>>続きを読む