【死者の声/聞こえないはずの声を聞く③】
※ Netflix作品
デジタルだとか、AIだとか言うけれども、僕たちの人生も、そして想像力もきっとアナログなのだと思う。
この「パレード」は観た人それ>>続きを読む
【ラストクリスマス/音楽の力④】
※Netflix作品
友人との思い出もあって満点。
僕の友人にワムのことが大好きな女性がいた。
地下鉄の駅で電車を待っている時に、一度間違って僕が「ワオがさぁ…>>続きを読む
【リフト?笑】
※ Netflix作品
「アーガイル」よりこっちの方が面白い気がするのは僕だけなんだろうか。
この作品でも匂わせているように、テロを起こしてターゲット企業の株を空売りして大儲けす>>続きを読む
【苦悩からその先】
※ Netflix作品
アインシュタインも核兵器開発を巡り、そのきっかけを作ってしまったとして苦悩した科学者の一人だ。
まもなく日本でも映画「オッペンハイマー」が公開されるこ>>続きを読む
【寄り添い繋ぐ/音楽の力③】
※ 午前10時の映画祭リバイバル上映
僕の大好きな作品のひとつだ。
映画「愛と哀しみのボレロ」は、フランス、ロシア、ドイツ、アメリカと国・地域を超え、4つの家族が世>>続きを読む
【聞こえないはずの声を聞く②】
※舞台挨拶付き
※ローマ国際映画祭最優秀初長編作品賞
本当は聞くことが出来たはずなのに聞くことを躊躇い、聞かなかった声を聞く旅のようなストーリーだと思う。
僕たち>>続きを読む
【聞こえないはずの声を聞く①】
声を発することが出来ない人、敢えて声を発しない人、そして、死者の声を聴くような作品だと思う。
さらに、こうした人は存外に多いのだ。
いきなり横道に逸れて申し訳ない>>続きを読む
【あ〜、〇〇ル】
アーガイル柄って似合わないんだよなあ、僕。
ほとんどの日本人も似合わない気がする。
似合うとしたら女子中学生とか高校生くらいじゃないか。ほんの短い間だけ似合うってやつ。
知っ>>続きを読む
【言葉の無限の可能性】
※公開10周年のリバイバル上映
酔った勢いでプロポーズするのは「ダサい」か!?
確かに「ダサい」笑
NHK BSでドラマ「舟を編む」が池田エライザさんなど主演で放送開始>>続きを読む
【人柄/音楽の力②】
※ Netflix作品
テイラー・スイフトは、2024年2月5日のグラミー賞年間最優秀アルバム賞の受賞や、日本公演からの蜻蛉返りで2月11日のNFLスーパーボウルに駆けつけた>>続きを読む
【シンディ大好き/音楽の力①】
※Netflix作品
ブームダウンラッツのボブ・ゲルドフがアフリカ難民救済を掲げてライブエイドを行ったのと、この「USA for Africa」は、僕たちの世界は、>>続きを読む
【希望】
先ごろ4Kレストア版が公開された「テルマ・アンド・ルイーズ」が女性版アメリカン・ニューシネマだとすれば、この「ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア」は、差し詰めアメリカン・ニューシネマがドイツと>>続きを読む
【「落下の解剖学」を解剖する】
法廷劇を通して、この「落下の解剖学」が描き出すのは、僕たちの家族関係や現代社会、そして社会システムに潜む”病理”だ。
これを意識したからこそ、「anatomie(解>>続きを読む
【バイデン政権の失敗】
英文の融資なんかの契約書で、コヴェナンツ条項なんて特約条項があったら、かなり強い履行義務が課されている感じで、内容をより詳細にわたって理解する必要がある。
エンドロールの>>続きを読む
【序章】
物語のほんの序章なのだと思う。
非力なもの(特に女性)が協力して暴力に対抗するというストーリー展開の中で、離婚・再婚、移民、ネグレクトのような状況を付け加え、取り残される孤独な弱者に目を>>続きを読む
【under pressure】
IMAXリバイバルの「QUEEN ROCK MONTREAL」を観たばかりで、「under pressure」という曲に痺れたばかりだからではなくて、前情報まったく>>続きを読む
【Rock You】
※ IMAXリバイバル上映
囁くような🎶Under Pressure♬に痺れる。
復刻版だけれども、フレディ・マーキュリーがステージで履いていたアディダスの同じスニーカーを>>続きを読む
【Bicycle Race】
ブライアン・メイがアダム・ランバートとの公演のため来日していて、あちこちで観光もしていてインスタグラムに様々な場所をアップしていた。
楽しそうだった。
ついでに、22日>>続きを読む
【アメリカの暗い影に刺すほのかな光】
※午前10時の映画祭リバイバル公開作品
16日から4Kレストア版が公開されている「テルマ・アンド・ルイーズ」と比較するアメリカン・ニューシネマの代表作だったら>>続きを読む
【珠玉の対比】
※午前10時の映画祭リバイバル公開作品
16日から公開の4Kレストア版「テルマ・アンド・ルイーズ(91年)」はブラッド・ピットの出世作と言われているが、この「リバー・ランズ・スルー>>続きを読む
【”ボー”は陰”謀”論の”ボー”】
怪作にして、もしかしたら傑作。
過剰なまでの演出は「ミッドサマー」を彷彿とさせる。
ただ、この作品は、中盤までは、あまりにもシステム化された世の中で、人が大人>>続きを読む
【”今”に抗うことが出来るか】
1960年代のアメリカン・ニューシネマを彷彿とさせる鮮烈さだ。
女性版アメリカン・ニューシネマといった評価もあるようだけれども、今考えるとそういった”女性”という形>>続きを読む
【長い挑戦】
※ Netflix作品
※ アネット・ベニングが2024年アカデミー賞主演女優賞ノミネート、ジョディー・フォスターが助演女優賞ノミネート
この「ナイアド」を観ると、2024年は強敵揃>>続きを読む
【苦悩】
※ Netflix作品
※ 2024年アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート。「PERFECT DAYS」のライバルだ。
この航空機が墜落したのは、最も到達するのが困難とされるアンデス山脈>>続きを読む
【陰謀論とかデマとか、バカとか】
テンポも良くて良い印象の作品だった。
関東大震災から99年経って制作されたNHK BSのドラマの再編集した映画作品だが、おそらく、安倍政権での放送法の解釈を巡る変>>続きを読む
【僕たちに向けられたメッセージ】
このビクトル・エリセの「瞳をとじて」の公開に先立ち、「ミツバチのささやき」や「エル・スール」のリバイバル上映もあったためなのか、当時のミニ・シアター・ブームと絡め>>続きを読む
【”オーライ”な世界】
コロナによるシャットダウンからすぐの頃、NHKが駅ピアノのスペシャルを放送した。
ナビゲーターは上白石萌音さんだった。
なんだかとても気持ちの良い声だし、表情も柔らか>>続きを読む
【希望にすがる】
大切な人の死、絶望、孤独、葛藤。
それでも人はなんとか前に進もうとする。
希望にすがって生きようとするのだ。
“希望をもって”なんて云う人もいるが、この映画を観て、それは、>>続きを読む
【応援】
もうずいぶん前になるが、町おこしの一環で、加賀温泉の人たちが「レディ加賀」なるイベントをしていたことを知っていた。
映画の中に、むかしの能登地震のことも触れられるし、今回の能登地震のこと>>続きを読む
【歴史】
日本の戦国から江戸時代の序盤・大坂の陣くらいの頃は、中国も朝鮮半島も大きく揺れ動いた時代だ。
豊臣秀吉による朝鮮出兵からしてそうだ。
大陸では、女真族が後金を建国し、後に明を滅ぼし、清>>続きを読む
【嗚呼、松ちゃん】
けっこう最後まで、あれこれあるので楽しめると思う。
それに、性接待や上納システムのところは、否が応でもダウンタウンの松ちゃんを思い出してしまう。
韓国の検察は大統領も恐れるよ>>続きを読む
【落とし所の見えない議論】
リアリズムも陳腐化する。
昔、リアリズムと称する「ソ連脅威論」があった。
当時の識者からは、ソ連のような経済的に疲弊した国が脅威であろうはずがないと言っていたことも思い>>続きを読む
【赦せるのも人だと云うこと】
時代的には、アメリカの公民権運動が始まる前の頃だ。
過酷な差別のなか、こうした黒人の家族にも父権主義など、今となっては時代遅れなものが多くあったのだと思う。
その中>>続きを読む
【きっと帰ってくる/スープ】
視点を変えたり、フォーカスするものを変えたりしたら、身の回りで変えられる煩わしいことだけじゃなく、あれやこれやは、結構あったりするんじゃないのか。
それは、自分自身の>>続きを読む
【日常に潜むドラマ】
僕の親しい友人に、電車で寝過ごすことが多いのがいて、大学時代、京王線だったか小田急線で寝過ごして終点まで行って、帰りの終電が無くて歩いて帰ったエピソードを話してくれたことがあっ>>続きを読む
【アジアの貧困】
※Netflix作品
思いの外、低評価だけれども、僕は割と好きな作品だった。
国際情勢など知らないと面白みが伝わらない内容ということだろうか。
ただ、それでも、もう一声みたいな>>続きを読む