ワンコさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

5.0

【ウォッチャー(ズ)とは何か】

この「ウォッチャーズ」のテーマは、”ウォッチャー(ズ)”とは何なのか考えることだ。

示唆的でとても好みの作品だった。
ダコタ・ファニング好きだし…。

この映画「ウ
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バッドボーイズ RIDE OR DIE(2024年製作の映画)

4.3

【バッドボーイズ祭り③/最強は誰だ】

クルマはポルシェ。

必須ではないけれど、「2バッド」と「フォーライフ」は復習しておいても良いかもしんない。

あの2022年アカデミー賞でのクリスロックへのビ
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バッドボーイズ2バッド(2003年製作の映画)

3.9

【バッドボーイズ祭り②】

クルマはフェラーリ。

カーチェイスやカークラッシュの場面は大迫力だし、キューバまで行ったのに公にはあまり評価が芳しくなかった作品だ。

冒頭の場面でKKKの集会にアフリカ
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

4.1

【バッドボーイズ祭り①】

クルマはポルシェ。

「アルマゲドン」や「トランスフォーマー」シリーズで知られるマイケル・ベイの監督としての出世作で、それまでコメディアン色の強かったウィル・スミスとマーテ
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お母さんが一緒(2024年製作の映画)

4.0

【面倒臭いけど面白い…かな】

※完成披露上映会・舞台挨拶
※※公開は7月12日

上映後の舞台挨拶で、古川琴音さんが、この作品を演じて、自身のお母さんやおばさんとおばあさんとの関係を思い返したと言っ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

【更にもうひとつ先の景色】

鎌倉の友人宅に車で行く時に通っていた踏切が、スラムダンクで有名になった例のスポットだ。

メインの通りを避けた抜け道の途中にある踏切だったので、ちょっとビックリだった。
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ULTRAMAN: RISING(2024年製作の映画)

4.2

【シュワッチ】

※Netflix作品

6月19日時点で、世界12カ国でトップ10入りする人気なのだそうだ。
分かる気がする。

古いテレビシリーズの「ウルトラマン」のいくつかの話には、「それって、
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ユニコーン・ウォーズ(2022年製作の映画)

4.0

【スペイン】

5月28日、スペインはノルウェー、アイルランドとともに、パレスチナを国家承認した。

もともとユダヤ人が少ない地域だったなど理由はあると思うが、それはスペインの複雑な成り立ちに起因して
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HOW TO BLOW UP(2022年製作の映画)

5.0

【本当のテロ】

6月14日公開作品の中では最も問題作になると思う。

一般的にテロリズムとされる抗議破壊活動をリアリティを追求したうえで物語にしているのだ。

そして、ある意味、彼らを肯定的に描いて
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オールド・フォックス 11歳の選択(2023年製作の映画)

3.9

【新興工業経済地域(NIEs)】

1970年代、80年代を通じてアジアで高度経済成長を遂げた国・地域を指す「NIEs(ニーズ)」という言葉があった。

香港、シンガポール、韓国、そして、台湾がそれだ
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セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

4.3

【サメにパクパク】

※Netflix作品

この映画の面白いところは、主要な登場人物にバランスの取れた人間はほぼゼロで、まあ、次々にやられていって、バット・エンド、いや、ワースト・エンドが待っている
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ラーメン赤猫(2024年製作の映画)

3.7

【ネコはすぐお腹を出します】

割と面白かったのにガラガラだった。

虎まで登場してビックリだけれども、僕がフォローしているInstagramに、チーターを飼っている外国人の女性がいて、チーターがダッ
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蛇の道(2024年製作の映画)

5.0

【真実と嘘/引きずる】

邦画「蛇の道」を配信で観たばかりなので、序盤は、リメイク版「蛇の道」は邦画のオリジナル版と多少異なるけど基本は同じかなあなんて思っていた。

だが、なんのなんの、後半に入ると
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ディア・ファミリー(2024年製作の映画)

4.8

【夢のある映画の旅をお楽しみください!】

いきなり話は逸れますが、僕はこのところシネコンのTOHOシネマズに行くのが楽しみだった。

TOHOシネマズ・ナビゲーター福本莉子ちゃんのナビゲートの終盤に
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オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター(2004年製作の映画)

4.8

【カタルシス】

ミュージカル「オペラ座の怪人」を初めて観た時、ああ、これは傑作だなと考えたことを思い出す。

「外見の醜いものは果たして心も醜いのか?」

物語になりやすいテーマだと思うが、ヴィクト
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

4.8

【カタルシス】

※ リマスター版と同じ内容のレビューです。

ミュージカル「オペラ座の怪人」を初めて観た時、ああ、これは傑作だなと考えたことを思い出す。

「外見の醜いものは果たして心も醜いのか?」
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美しき仕事 4Kレストア版(1999年製作の映画)

4.0

【複雑】

ジブチはアフリカの東端にあって、アラビア半島にあるイエメンとチューしてるように見える場所にある小さな国だ。

旧フランス植民地で、現在もフランス軍が駐留。
駐留による経済的メリットも大きい
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男女残酷物語/サソリ決戦(1969年製作の映画)

4.0

【嗚呼イタリア😁】

イタリア人男性はイタリア人女性の尻に敷かれているイメージがある😛
ごめんなさい🙇

だけど、本当は強気に出てみたい……みたいな気持ちがあるのだろうか😁

この「男女残酷物語 サソ
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蛇の道(1998年製作の映画)

4.3

【実験的】

※この「蛇の道」が同じ黒沢清監督で、場所をフランスに置き換えて同名タイトルでリメイクされ6月14日から公開される。

幼児虐待をベースにした父親の復讐劇だが、非常に実験的で、ノワール感を
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5

【後悔を先に立たせる】

※Filmarksリバイバル上映

「MONDAYS」、「四畳半タイムマシンブルース」そして「リバー、流れないでよ」と邦画でタイムリープものに良い作品が続いたが、これは201
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あんのこと(2023年製作の映画)

5.0

【僕たちの社会に欠けているもの】

とても感情を揺さぶられる作品だった。

この感情を言葉に言い表すのも、伝えることも実は難しい。

ただ、この映画「あんのこと」が出来るだけ多くの人に届くように祈りた
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東京カウボーイ(2023年製作の映画)

4.0

【ちょっと考えて周りを見渡してみる】

※舞台挨拶付き。

先月、事業承継を扱うM&A仲介の会社が、事業承継の多くのディールを中途半端な状況に陥らせ、給与の未払いや倒産になるケースも多いと報じられてい
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

4.0

【コーチ】

この「チャレンジャーズ」の時間を前後させる感じは、現状の一端をはじめの方で見せることによって、なぜこうなったのか観る人に興味を持たせ、そして、膨らませ、ストーリーを飽きさせないようにさせ
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ハロルド・フライのまさかの旅立ち(2023年製作の映画)

4.0

【過去と向き合い前進すること】

“ピルグリム”で僕が思い出すのは、イギリスから新大陸アメリカに渡ったピルグリム・ファーザーズだが、ピルグリムは巡礼者の意味だ。
だが、元々のラテン語の意味は”放浪者”
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違国日記(2023年製作の映画)

5.0

【再構築】

なぜそんな考え方や行動を取ってしまうのか自分自身でも分からないことは、それなりにあったりする。

この「違国日記」は、「海街ダイアリー」っぽさもあって、僕はつくづくこんな感じの作品が好き
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ドライブアウェイ・ドールズ(2023年製作の映画)

4.2

【レ〇〇アン・ロードムービー・コメディ】

アメリカの共和党保守というか、共和党強硬保守を皮肉った〇ズビ〇〇・ロードムービー・コメディだ。

下品と曰う人もいるみたいだけど、このユーモアを理解できない
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かくしごと(2024年製作の映画)

3.7

【苦しい】

ずっと不穏な感じで苦しい。

原作も知っているのだけれども、原作があまり好きじゃないこともあるし、んー、実は映画もあまり好きではない。

ただ、でも、嫌いでもない。

子供への虐待とか問
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明日を綴る写真館(2024年製作の映画)

3.7

【瞬間】

「被写体を撮っているようで自分を撮っている」

なんかすごく分かる気がする。

風景や、花や植物にしろ、人物にしろ、自分の記憶を写しているような気もする。

ただ、振り返って考えると、脳裏
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トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代(2024年製作の映画)

5.0

【駆け抜ける】

加藤和彦さんを偲ぶ映画がいつか作られるだろうなとは思っていたが、これは幸宏さんが生前企画されたものらしい。

”幸宏さん約束は果たしましたよ”とパンフレットに小さく書いてあった。
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からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

4.7

【大関さんへ/「好き」が複雑になる前に】

気になる相手にちょっと意地悪したくなるという説は昔からあって、僕もそうだったような気がする。

高校生の時に僕には付き合っている大好きだった彼女がいた。
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わたくしどもは。(2023年製作の映画)

4.2

【彷徨える魂へ…】

死生観は個人によって異なるものだと思う。

それに、宗教的なものや、民族的なものに宗教的な考えが加わったもの、或いは哲学的なものまで、そもそも様々あるはずだ。

個人的には、輪廻
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告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

3.1

【無題】




んんんんんん...........というほど、シチュエーション・スリラーやシチュエーション・ミステリーに理解が及ばない方なので、心持ちが良くないというか、やっぱり好感度が低かった。
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

5.0

【フュリオサのバラード/マッドマックス祭り⑤】

「怒りのデスロード」がロックだとしたら、この「フュリオサ」は大迫力は維持しつつも、バラードだと思う。

前日譚として、フュリオサの悲しみや執念の背景を
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

【マッドマックス祭り④/WE ARE NOT THINGS】

想像をはるかに超えた”良い意味”のイカれた世界観を提示している。

一応、「サンダードーム」も前日譚のようにしているけれども、明らかに「
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.2

【マッドマックス祭り③】

「マッドマックス2」のレビューでも書いたけれども、あちらが「怒りのデスロード」の起点になった作品で、そもそも「マッドマックス/サンダードーム」がなぜ制作されたのか疑問に思う
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.5

【マッドマックス祭り②】

「マッドマックス2」は前作の「マッドマックス」よりも更にイカれた近未来の世界観を提示するのだけれども、背景には前作から続く暴走族の凶悪化、70年代の2度のオイルショックと、
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